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私の好きなカバーソング(222)ミルトン・ナシメントのビートルズカヴァーと「Earth Song」、エスペランサ・スポルディング、マイケル・ジャクソン

前々回ミルトン・ナシメント(1942-  )さんについて書きました。ミルトンには紹介したい曲がいくつもあって、今回はミルトンが歌ったビートルズのカヴァーを中心に集めてみました。

「Hello Goodbye」
アルバム『Angelus』(1994)からです。1991年のライヴアルバム『O Planeta Blue na Estrada do Sol』の同曲の再録音です。『Angelus』は私が初めて買ったミルトンのアルバムです。パット・メセニーの参加と一般新聞の文化欄で高評価を読み興味本位での購入でした。結果は大正解、ミルトンの声と音楽に撃ち抜かれました。全曲が素晴らしく、アルバムタイトルの如く、天使の祈りを感じました。以後長年愛聴してます。

『Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」
アルバム『Minas』(1975)からです。これもビートルズの有名曲ですが、完全にミルトンの世界ですね。盛り上がりがすばらしい。ノルウェーじゃなく、ブラジルの密林の中で聴いてる気分になります。ノルウェーもブラジルも行ったことないけど。

「A Day In the Life」
歌うジャズベーシストとして大活躍のマルチ楽器奏者エスペランサ・スポルディング(1984-  )さんとミルトンによる2024年の共作アルバム『Milton + esperanza』からです。

Para Lennon e McCartney (レノンとマッカートニーへ)
これはビートルズの曲ではなく、作者もミルトンではなく地元の音楽仲間たちです。1970年のアルバム『Milton』収録のジョン・レノンとポール・マッカートニーへのオマージュ曲です。ビートルズ解散に際し、この曲を発表したようです。ポルトガル語歌詞の要約はチャッピーくんによると以下になります。

「あなたたちは僕たちのことを知らない。
僕たちがいる南米の音楽や文化も、きっと知らないだろう。
でも、僕たちはあなたたちに憧れているだけの存在ではない。
僕たち自身の音楽を持っている。
僕は南米の人間であり、世界の人間であり、そしてミナス・ジェライスの人間なのだ。」

by ChatGPT

ミルトンの欧米の音楽への憧れや尊敬とともに、自分たちブラジルの音楽家の自負と強い地元愛・郷土意識を感じますね。
この曲は今では多くのブラジルのアーチストにカヴァーされてます。

Earth Song
今回のテーマから逸れますが、最後に1曲マイケル・ジャクソン(1958-2009)のカヴァーを追加です。3つ目に紹介したアルバム『Milton + esperanza』収録です。マイケルの1995年のアルバム『HIStory Continues』収録の社会派ソングです。マイケルが亡くなったとき、MTVで盛んにMVが放映され、娘たちと何度もみて壮大な映像に圧倒されました。
ここでは大御所ジャズ歌手のダイアン・リーヴスさんがボーカルに加わり、とても素敵なカヴァーになっています。
マイケルのオリジナルMVも併せて。


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