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全国でカメムシ侵入祭り🪲|知らん間に同居してくる理由が怖い💦


一昨日、カメムシの3行日記を書いたばかりの私に、まるで続編のようなニュースが流れてきた。どうやら最近、全国各地で「家の中にカメムシが入ってきた」という報告が増えているらしい。

気温が一桁になってくると、人だけでなくカメムシも暖かい場所を探し始める。寒いのは誰でも嫌である。問題は、その避難先として人の家を選ぶことである。

玄関を開けた隙に、すっと入ってくる。洗濯物にまぎれて、何食わぬ顔で室内へ同行する。私としては洗濯物を取り込んだだけなのに、向こうはチェックインしたつもりでいる。しかも、木の皮の下で震えながら越冬するより、人の家の方が暖かくて快適だと学習しているらしい。もはや害虫というより、別荘を見つけた小金持ちである。表札も出していないのに、セカンドハウス認定しないでほしい。

うちにも一匹いる。今日で滞在五日目である。最初は不法侵入者として見ていたが、五日もいると、だんだん扱いが難しくなってくる。ただ、夜中に「ブーン」と飛ばれると、一気に現実へ引き戻される。昼間は壁に張りついているだけなので「まあ、そこにいるだけなら」と思わないこともない。だが、あの羽音を聞いた瞬間、私の寛容さは網戸より薄くなる。

厄介なのは、潰すという選択肢が使えないことだ。カメムシには最後の切り札がある。あれは虫界の自爆装置みたいなもので、少しでも雑に扱えば、部屋全体を巻き込んだ化学兵器戦になる。だから、チラシに乗せるとか、箱でそっと閉じ込めて外へ出すのがいいらしい。

理屈は分かるが、チラシに素直に乗ってくれるカメムシを、まだ見たことがない。向こうにも別荘オーナーとしての意地があるのだろう。

沖縄にいた頃、家の中にヤモリが出ても驚かなかった。ヤモリは家守と書くくらいだから、どこか縁起物っぽさもあった。ところが上京してからの同居相手がカメムシである。守ってくれる感じは一切ない。むしろ、刺激しないように気を使っている。住人と侵入者の立場が、いつの間にか逆転しているではないか。

それでも今日も、カメムシは壁の上でじっとしている。様子をうかがいながら「今年の冬はここで越そうかな」みたいな顔をしている。ここは別荘ではない。家賃も払わず、夜中にブーンと飛ぶ宿泊客など、民泊でも低評価である。

せめて静かにしてくれたら考えなくもない……カメムシ侵入祭り、どうやら一番学習しているのは、あいつらではなく私の方かもしれない。


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