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「5分で紹介」静岡|「浜松城」攻め

いざ!城攻めじゃあ!
全国各地にある城を攻めまくり、「天下統一」を目指すことにしたよ。
これは、そんな夢見がちな「足軽サラリーマン」の ”城攻め” の記録を5分で紹介する記事です!

こたびの戦で攻めるのは、”出世城”とも呼ばれる、遠州『浜松城』です。
徳川家康が天下統一の足掛かりとした歴史ある名城なんです!

■「浜松城」の攻めどころ■
①徳川家康が長い間居城として、まさに天下統一の足掛かりした歴史ある城でした。このため「出世城」とも呼ばれています。
29歳から45歳までの17年間、若き家康はここで天下を夢に武功を積んだんだね。
②有名で歴史ある城なのですが、意外なことに「日本百名城」には選定されていないんですよ! 「続・日本百名城」の№148には選定されています。
③資料がないため、はっきりしたことは伝わっていないのですが「天守」は1570年に家康が整備した後、家康が関東に拠点を移したタイミングで家臣の堀尾氏によって現在の石垣や当時あった天守が築かれました。
④江戸時代の「浜松城」は天守がない城だったと伝わっています。消失した時期や理由は謎のままです。
⑤太平洋戦争が終結して13年の後、1958年(昭和33年)に鉄筋コンクリート造で再建されたのが現在の天守です。しかし建造当時の資料がなく、あくまでイメージで建てられた「復興天守」です。
⑥天守台の大きさや、研究から、現在の天守は当時の3分の2の大きさだと言われています。つまり当時はもっと大きな天守が立っていたものと考えられています。
⑦安土桃山時代の「石垣」が現在も残っています。大小の石をそのまま積み上げていく「野面積み」という技法で積まれています。
⑧天守の中は歴史資料が展示されてた城内ミュージアムになっています。
⑨浜松市役所が隣接しており、天守最上階からは浜松市街を眼下に見渡すことができます。

浜松駅から「大手通り」を歩いて「浜松市役所」まで来ると、目の前にどどんと「天守」と「石垣」が見えてきます。
城内に入ると「若き日の徳川家康」像があります。
天守台の石垣! 凄いでしょ!
注意書き!
「登らないで」は分かるよ。でも「引き抜かないで」はなかなかだよね。
大きな石と石の間に小さい石を入れて積む野面積みあるある。
この小さい石は意外にも簡単に引き抜けるため、貴重な歴史遺構が破壊されてしまう可能性もあるんですよね。
天守入口です。なかなか情緒がありますよね。
当時の3分の2程度の大きさで復元されています。本当はもっと大きくて荘厳だったと思います。
階段を登ると「天守」エントランスになります。
天守入口には「若き家康の城 浜松城」の大看板。
城内は家康にまつわる歴史資料が数多く展示されています。
家康が纏った甲冑です。大河や歴史もののドラマで見るやつですね。
天守最上階。天井も金ぴかです♪
歴代城主の家紋が施されていますよ。
天守最上からは浜松の市内を見渡すことができます。
「浜松城天守秘話」
かつての天守がどのようなものだったのか・・・
天守の地下には籠城に備えた井戸がありました。※現在では取水できません。
「天守門」
城を出たところに「鎧掛松」があります。
三方ヶ原の戦いに負け、浜松城に命からがら逃げ帰った家康がこの末に鎧を掛けたという伝承があります。有名な家康脱糞事件ですね。
※現在は3代目の松だとか。

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出世城の風

遠州のからっ風が、城下の松林を鳴らしていた。
引馬城――のちに浜松城と呼ばれるこの小さな城に、徳川家康は腰を下ろした。

三方ヶ原の敗戦から戻った夜、家康は鎧を脱がず、城の土間に座り込んだという。
武田信玄の赤備えに蹴散らされ、死の恐怖が背中を撫でた。
だが彼は笑った。
「負けを忘れぬためだ」
そう言って、敗戦の姿を絵師に描かせた。

この城は、決して堅城ではなかった。石垣も低く、天守も質素。
だが家康はここで耐え、待ち、学んだ。

遠江を治めるため、彼は戦よりも政に力を注いだ。
年貢を定め、町を整え、家臣を育てる。
武田の圧力、今川の残党、織田との微妙な距離。
浜松城は、常に嵐の目にあった。

やがて信玄が没し、時代の流れが変わる。
家康は城を出る決断をする。
より大きな舞台へ進むために。

後に人々は、この城を「出世城」と呼んだ。
家康だけでなく、ここを預かった城主たちが次々と出世したからだ。

浜松城の天守から吹く風は、今も変わらない。
それは、敗北を知る者だけが掴める未来へと、静かに背を押す風だった。
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「5分で紹介」 天下人家康の原点、出世城こと『浜松城』おしまいです。
石垣に刻まれた時間に、また1つ歴史の風を感じた日だったよ。

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