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【ちょっと山まで♪】山形|蔵王山(百名山)・スノーモンスターに会いに♪

会社じゃ "うだつがあがらない" から、せめて標高と心拍数くらいは上げていこーぜ!ってなノリで、ゆるゆる・てくてく登ってます。

今回登るのは、山形県と宮城県の県境にまたがる「蔵王山」です。
「蔵王山」は最高峰「熊野岳」を筆頭に、地蔵岳や刈田岳などの火山連峰の総称で、もちろん「日本百名山」にも選出されていますよ。
火山帯らしく麓は有名な蔵王温泉があり(硫黄の匂いがします)、一帯は広大なスキーゲレンデが広がっています!
山頂付近の馬の背からは代名詞とも言える火山湖「御釜」が望め、また1月〜2月は特大の樹氷(通称:スノーモンスター)が出現することから、観光客、スキー客、登山客で大混雑する人気スポットです。
何とおとといはロープウェイの待ち時間が190分となっていました!
どうしてもスノーモンスターに会いたい!これが今回、2月最終週に蔵王行きを決めた最大の理由です!
では、さっそく会いに行きましょー!

山形新幹線つばさで東京から2時間40分
さすがに遠っ!
山形駅にて。
そうそう、この有名なスノーモンスター(樹氷)に会いに来たのだよ。

前日に到着し、駅前のホテルで1泊。
街の中に雪の形跡がまったくないのでホテルのおばさまに尋ねると「こんなに雪が降らないのは40年いるけど初めてのこと」だとか。これが温暖化か!

翌朝、蔵王温泉バスターミナルに向かうバスで蔵王へ。朝6:50の始発バス、混むと聞いていたので、少し早めに到着するも既に大行列!完全に出遅れた。
※1台で45人前後、私は運良く乗れたけど、自分の真後ろの人は定員オーバーとかで乗れなかった。
なんと増発便なし。乗れなかった人は次の便まで1時間待ちなのだとか!このシーズンは最盛期なんだから少しは考えようよ!人員輸送のあり方を!

山形駅から蔵王温泉バスターミナルへ向かうバス停には長蛇の列が。
山に向かうにつれて少しづつ雪が見えてきます。
蔵王温泉バスターミナル到着ー!
雪全然なし!

ガスで視界不良、登山指数「C」、山頂付近は強風の予報となかなかの悪条件。
天候が良ければ中央ロープウェイで鳥兜山→三宝荒神山→地蔵岳→熊野岳→馬の背から御釜を望んで下山というプランでしたが、蔵王ロープウェイで「山麓駅」から「樹氷高原駅」で乗り換え「山頂駅」へ一気にワープして地蔵岳、熊野岳を目指すことにしました。

バスターミナルから歩いて蔵王ロープウェイ山麓駅へ。麓付近でこの視界。
不安しかないけど。
山麓駅前に展示されている東武鉄道8000系。長年の活躍を記念しての展示らしい。
蔵王ロープウェイの看板
始発まであと40分。ぼちぼち人が並び始めました。
最混雑時は190分待ちの大行列にもなるらしい。ほんの数日前もリアルタイムでそのくらいだったのでかなり警戒してました。
早朝なのと天気が悪いのもあって少し空いているようです。
ロープウェイ。
山麓駅から樹氷高原駅2200円/人/片道
樹氷高原駅から山頂駅2200円/人/片道
なかなかのお値段です。
気象情報が書き込まれますが、実際は山頂駅付近の視界は10〜20mくらいのほぼホワイトアウト状態でした。
大型ロープウェイで高原駅まで約7分
多いのは断然スキー・スノボー客、次に観光客(超軽装)、登山者は超マイノリティーな感じです。
高原駅でロープウェイを乗り換えます。
山頂線も約7分。標高を一気に稼ぎます。
パンフレットでは眼下に樹氷原が広がっているとか。ホワイトアウト!
まったく何も見えません。
山頂駅到着!
寒っ!身が引き締まります!
山頂駅舎内に祀らている地蔵権現。
山頂テラス。
晴れていれば絶景なんだろな。
何も見えんけど。風強っ!
山頂駅前の「開運の鐘」
いよいよ視界不良。
駅から30mほど歩くと有名な「地蔵尊」があります。この時期は肩まですっぽりと雪に埋まってしまいます。
イェーイ。
足回りの装備を整えます。
今日は10本爪と
スノーシューを用意。結局下山までスノーシューを脱ぐことなく、アイゼンは出番無しでした。
さぁ、まずは地蔵岳へ!
数組のパーティを見かけましたが単独行は私だけ。
ガスって夕方みたいな薄暗さ。
先行パーティの人影が見えたと思ったら…
地蔵岳山頂でした。
ピース!
次は蔵王山の最高峰「熊野岳」を目指します!
地蔵岳から5〜15mおきに立てられているこの丸太のような杭に沿って進みます。
少し気を抜くとあっという間に見失います。
無積雪ならここはハイマツの上を歩いていることになるのですが、トレースを外すとスノーシューを履いていてもかなりの深さまでズボッと足を取られます。
地蔵岳と熊野岳の間にある「ワサ小屋跡」
風の強さでできる「エビの尻尾」
半分埋まったお地蔵さん
岩かと思うと人だったり、その逆だったり。ホワイトアウトってほんと怖い!
少しルートを逸れたら道迷い遭難が待っています。
岩かな?と思ったら
熊野岳山頂に到着できたみたいです!
熊野岳山頂キタァ!
最高峰、1841m到着です。
蔵王山神社もすっかり凍っています。
多分これでも雪が少ないのだと思う。
何もかもが凍りつく世界。凄い!

ここから馬の背まで出ると、眼下に蔵王山の名物で「御釜」と呼ばれる火口湖が見えるのですが、今日は馬の背まで出ても多分何も見えないと思うので(何なら自分の進む10m先も見えないんだからね)涙の撤退です。

トレースを辿って一旦山頂駅まで戻ります。
駅舎の休憩スペースで熱いコーヒーと行動食、今後のプランを練り直します。

今回の蔵王山遠征では3つの目的がありました。
1つ、最高峰「熊野岳」の登頂!
2つ、「スノーモンスター」と会う!
3つ、馬の背から「御釜」を見る!

3つ目は視界不良のため諦めましたが、2つ目のスノーモンスターは、今回蔵王に行きたいと思った最大の理由です!
ここまで1匹たりとも見ていません。
と言うわけで、このままロープウェイで戻らず、樹氷を探しつつ中央ロープウェイまで歩いてみようと思います。

ざんげ坂「樹氷原コース」
ここからはスキーゲレンデを歩きます。
視界不良なのでスキーヤーやボーダーとの接触を防ぐ必要がありますね。
スノーモンスターいない
モンスターどこ?
こんな感じでスノーボーダーがビュンビュン通り過ぎます。

自分もスノボーをやっていましたが、当時ゲレンデに登山者がいるなんてこと考えたこともありませんでしたね。
当時なら、ゲレンデに人が歩いていたらなんか邪魔ですし、ここはゲレンデでしょ!って思ったはず。
今、こうしてゲレンデを歩いていると、ここはスキー・スノボーだけの場所じゃないんだよ!って思います。
立場変わればってやつですかね。

途中からパラダイスゲレンデに入り中央ロープウェイを目指します。
もう、薄々気づいていたんです…
モンスターは既に死んだと言うことを。
1〜2月が樹氷の最盛期だって言ったの誰ーっ!!
蔵王山にゆかりのあるトニー・ライザー(スキーのオリンピックチャンピオン)の顕彰碑
いくつかのリフトの前を通り過ぎ、ひたすら歩きます。
紅葉峠
そしてようやく中央ロープウェイに到着!

ここまで歩いてきて、中央ロープウェイが機械故障で運休だと聞かされました! マジかーっ!
スノーモンスターにも会えず、退路も絶たれ、かなり⤵︎
結局、さらにゲレンデを下り、ドッコ沼まで降りればスカイケーブルと言うゴンドラで麓まで降りれると聞いて、再びスキーヤーに混ざってゲレンデを歩きます。ゴールと思ってしまった後のリスタートって精神的にくるよね。

ドッコ沼到着!
夏場は観光地らしい。
今は湖面は厚い氷で覆われています。
スカイケーブル乗り場着いたぁー!
いやー、長かった!
ZAOの文字モニュメント発見!
リフト乗り場の前には蔵王大権現堂
スカイケーブル、さすがに下りは貸し切り
1300円/人/片道
麓まであっという間でした。

という訳で、当初の計画からはだいぶ変わってしまいましたが、どうにか熊野岳を登り、無事下山となりました♪
ここ、次は夏に来たい!絶対登りに来る!と心に誓った山行でした♪
今週もお疲れ様でした♪

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