【探本記】★4.0:カフネ(本屋大賞)
通勤時間、なんと地獄の片道2時間。
そんな私がオーディブルに出逢った。
勇気を出して月額1500円。
オーディブルで聴いた本の感想をド正直に記します!
著者 : 阿部暁子
朗読 : 岸本百恵
良かった度 : ★★★★ (5段階)
2025年に第22回『本屋大賞』を受賞した作品です。
法務局勤務の公務員「薫子」は「自分は努力で何でもこなして来た」と肩肘を張るバツイチ中年女性。
「離婚」と「大切な弟の死」というダブルパンチで憔悴する中、弟が残した遺言を巡って、弟の元恋人「せつな」との間でストーリーが進行します。
当初、自分とは正反対の性格で、太々しい態度を取る「せつな」に困惑し、憤りを覚える薫子も、せつなの秘密、弟との間にあった秘密が徐々に解き明かされるにつれ、同志としての心も芽生えていく様子も面白いです。
『カフネ』というのは、ある信念に基づいて運営される家事代行サービス会社で、「せつな」の勤務先のことで、この会社での活動が話の中心軸となり、薫子とせつなの過去、現在、そして未来が展開していきます。
ナレーション岸本百恵さんの朗読は聴きやすいのですが、登場人物の年齢感から少しだけ違和感を感じます。
