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【ちょっと山まで♪】群馬|妙義山(相馬岳)

会社じゃ "うだつがあがらない" から、せめて標高と心拍数くらいは上げていこーぜ!ってなノリで、ゆるゆる・てくてく登ってます。


ゴールデンウィーク。
今回は憧れの「妙義山」へ行ってきました♪
妙義山は群馬の誇る名峰で、赤城山・榛名山と合わせて「上毛三山」と呼ばれています。なぜか「日本百名山」には選定されていません。
実は「妙義山」とは、金洞山や白雲山などいくつかの峰の総称で、"妙義山"と言う名前の山はありません。
そして白雲山から金洞山を巡る「表妙義」と谷急岳・丁須の頭・御岳などを巡る「裏妙義」があります。

「表妙義」でも山腹で大黒の滝や石門群を巡る「中間道」(見どころ満載の一般登山のハイキングコース:関東ふれあいの道に指定)と山の稜線部を縦走する「表妙義縦走路」(上級者向け)があり、初級者から上級者まで本当にたくさんの登山者が訪れる大人気の山です。
※今回もゴールデンウィークと言うこともあってめちゃくちゃ登山者多かったです。

さて、今回アタックしたのは「表妙義縦走路」の約半分「白雲山」(最高峰:相馬岳)です!
本当は白雲山の後に金洞山も縦走したかったのですが、コースタイムが長い上に、鷹戻しなどの最難関中の最難関クライムがあり、今の自分の実力ではまだまだかなと。

それでも「白雲山」は妙義山最高峰の「相馬岳」があり、大の字、奥の院、見晴、大のぞきなど高難度の岩場や見どころがたくさんあり、上級者向けのコースとされています。今回は妙義神社をスタートして相馬岳の山頂を踏んだ後、バラ尾根側を下るコースを巡って来ました。

結論から言うと、今までの山行とは比べ物にならないレベル。甘く見ていたわけではありませんが、高度感が半端ない上に、テクニックも体力も必要で、何より「ワンミスで死ねる場所」が本当にあちこちにあるんです。
冗談抜きで(3点支持と言っても)片足がズルっと言ったら2点ではとても体重を支えきれずあっという間に谷底と言う場所があったり、ホールドする場所がなく「スベスベの岩肌」を下りたり、30m以上の垂直登攀は途中で恐怖心に負けたら、もう進むも戻るも出来ないだろうなと感じました。

大きな岩場を1ケ所クリアする度に、だんだんと握力がなくなっていくのも怖かった。この残りのHPで次の岩場行けるの?とか。握力ってすぐに回復しないんですよね笑 「登攀は腕ではなく脚で登れ!」基本は分かっていてもなかなか難しい。

さらに先の目標(憧れ)のジャンダルムや大キレットの前哨戦。妙義山。早速行ってみましょーっ!

道の駅「みょうぎ」
奥にはどどんと妙義山。迫力がすごい。
※登山者用の駐車場はさらに下の登山者用駐車場(無料)に駐めます。
ここは白雲山。山腹に漢字の「大」と言う白い看板が見えますね。
通称「大の字」
この山のシンボルです♪
道の駅から少し歩くと妙義神社の一の鳥居が出迎えてくれます。
山門の仁王像
長い長い石階段を登っていきます。
妙義神社の本殿(拝殿)です。厳かですね。
拝殿脇にある北門。
ここからいよいよ登山道です。
春だね♪
「大の字」まで950m、奥の院まで1.3km。
この顔マークは初心者はニコニコ、中上級者は苦しい顔をしているんです♪
登り始めから急登が続きます。
で、早速の鎖場。
鎖場と言ってもこの辺りは全然楽勝です。
それにしても、新緑が心地よい。
ベストシーズンじゃないですか!
鎖場続きます。
まだまだ続きます笑
大の字と奥の院の分岐です。
大の字はコースを外れた突出部にあるので、戻って来てから奥の院方向へ進みます。
大の字見えてきた!
大の字直下にやや長めの鎖場。
高いなぁ。

※実はこの「大の字」直下の鎖場なんて、後々体験する岩場に比べれば小学校の遊具レベルだと思い知ることになります。
大の字キタァ!
「大の字」なかなかのランドマークぶり。
大の字の足元から。

登山口からわずか1kmで(まだまだ全然体力が残っているうちに)大きなランドマークと少し怖い岩場があって本当に良かった。よし!大丈夫!次!って気持ちになりました。

一旦分岐まで戻り、辻・奥の院方向へ。
坂きちぃ。
「辻」まで来ました♪
「キケン 上級コース」黄色いペンキ文字。ネットでよく見るやつ。
奥の院まで来ました。
奥の院はこの先の洞穴の中にあります。
洞穴の奥。さらに斜めに架けられた鉄梯子。
登った後に気づいたのですが、斜めに架けられている上に、固定されてない!つまり梯子こと横転する可能性だってあるってこと。奥の院すげっ!
奥の院の梯子の上に祀られた御神体。
神秘的ですね♪
さて、奥の院の脇には、「白雲山」最初の本格的な鎖場。約30mのほぼ垂直の岩場登りが待っています。
見た目はすごいけど、この様なホールドが沢山あって、3点支持が意外とできる。登攀の途中でカメラを出す余裕あり。
一難去ってまた一難。
次々に現れる垂直に近い岩登り。高えっ。
しかも岩肌が濡れていてめちゃくちゃ滑る!
これには本当に参った。
見晴まで来ました♪
あらら。見晴の看板が倒れちゃってるよ。
見晴はこの突端が最高の眺め。
これぞ、ザ・妙義と言う景色。
何これ?天国?
途中でめちゃくちゃ細い岩の割れ目を進みます。ザックがガリガリになります。少し恰幅の良い人も通れないかも。これはネコ道だね。
季節の花が癒してくれます♪
「ビビリ岩」まで来ました♪
ネーミングがすでにやばい。
ホールド少なめ、トラバース中心。
これどうやって行くの?と考える様な岩場。
足元はこんな。ズルっとしたらあっという間に谷底だよ。ワンミスで死ねる。
※写真撮りたい気持ちは恐怖心に勝つ!

怖いと思う気持ちが、呼吸を浅くし(止まってたかも笑)、呼吸が浅くなれば身体が硬直して、さらに恐怖心が高まる。
この悪循環を断ち切るためには、あえて深い呼吸を心掛ける!
(特に吐く時に肺の中を空にする感じで)
「落ち着いて深呼吸!落ち着いて深呼吸!」と何度も心の中で唱えていました。

ビビリ岩制覇!イェーイ!
先行者さん、背ビレ岩にアタック中。
両サイド崖の痩せの尾根。
高度感 半端ねぇ!
すごい世界だ。
はい、自分の番です♪
まっすぐ登るだけなのに、両サイド崖。
高度感から足がすくむ。
えいや!
やった!
「大のぞき」まで来ました♪
何が「大のぞき」かって?
これです。長い長い鎖場。ほぼ垂直の壁を30m以上下ります。
何がすごいって、岩肌がツルツルで、ホールド部分が少ないんです。ここを下まで30m!
ようやく下り切った!マジやばかった。
※上から降りようとする人がめちゃくちゃ小さく見えます。
グッジョブ、自分!
「天狗岩」まで来ました♪
相馬岳直下。タルワキ沢へ下る分岐点。
最高峰「相馬岳」キタァ!
標高1103mの低山とは思えない達成感!
何これ?天国?
下りは金洞山側の「バラ尾根」から。
登りキツいんだから下りもキツいの当然だよね。
「バラ尾根」も全然気が抜けない鎖場ばかり。

「バラ尾根」は鎖すら設置されていない場所が多く、岩から岩に飛び移ったり、飛び移った先の足場が数十㎝くらいしかなく、その先は崖と言う場所もあるんです。
(むしろこっちのが怖い。)
正直言うと逆からのルートだったら相当手こずるだろうなぁと考えながら歩きました。

しばらくすると岩場を抜けて、林道に入ります。
ニュースになっていましたが、妙義山で大きな山火事があったらしく、至る所に黒焦げの木がありました。痛々しい光景です。
岩のトンネルを抜けると
堀切(ほっきり)到着です。
ここは「バラ尾根」を下り切った白雲山と金洞山の鞍部で、一般登山道の「中間道」へエスケープできる分岐点です。
妙義山の最難関中の最難関「鷹戻し」まで目と鼻の先なんですが、今日はここまでです。
勇気を出してエスケープします笑
すぐ目の前に「鷹戻し」が見えていて、アタックしている人達の声が聞こえて来ます。
悔しい!
でももう少し修行を積んでから出直しです。
一気に「中間道」へ出て、さらに妙義神社(登山口)まで下りますよ!
ここからはニコニコマーク♪
中間道は関東ふれあいの道に指定されている初級者向けのハイキングコースです。心地よい林道登山が味わえます。
この山唯一の東屋(中間道)
「本読みの僧」
春だね。
アホかってほど長い鉄階段。
「大黒の滝」
妙義神社の西門まで戻って来ました♪
無事下山、祝杯ダァ!

「金洞山」に登っていないので、大きなことは言えませんが、本当に良い経験になる山行でした。

今回の妙義山アタックを通して、分かったことも沢山ありました。
自分に足りないもの、余計なもの。

まず "余計なもの" は「体重」ね。
ベストから何キロ増やしてんだよ!って嫌になる。本当もっと絞らねば。
"足りないもの" は、知識と技術と握力(腕力)と脚力と呼吸法と装備と…って、まぁ一言で言えば全部ですね笑

いつか、必ずリベンジします!
待ってろよ「鷹戻し」!笑
今週もお疲れ様でした♪

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