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「6人家族、韓国で昼食難民→まさかのベトナム料理になった話」

6人家族、韓国1日目から大渋滞(空港泊→両替迷子→昼食難民)

四姉妹家庭、韓国旅行。  
空港泊明けの1日目の話です。

朝5時すぎ。  
ほぼ寝ていないまま、静かに朝を迎えました。

ベンチで寝ていた子どもたちは、  
順番にゆっくり目を覚ましていきます。

…とはいえ。

当然、全員スッキリしているわけがありません。

三女は寝ぼけたまま。  
次女は無言。  
長女は「充電…」とつぶやきながら戻ってきて、  
四女はまだ夢の中。

そして私は、  
「これ、今日1日いける?」という状態。

でも不思議なもので、  
少しずつ動き始めると、

空気はちゃんと“いつもの我が家”に戻っていきます。

まずは、朝の最初のミッション。

——移動。

空港からホテルへは、  
本来ならタクシーで向かうのが一番ラクで、  
これが第一選択のはず。

子ども4人連れてる大人なら、  
普通そういう選択になると思うんです。

でも我が家は6人。

スーツケースもあるとなると、  
普通のタクシーでは1台に乗りきれず、  
どうしても2台に分かれることになります。

じゃあ1台で行くかとなると、  
ジャンボタクシーをその場で手配する必要があり、  
これがまた一筋縄ではいかない。

しかも、もちろんお値段もそれなり。

さてどうするか——となった時に出たのが、

父の一言。

「電車で行こう」

出ました、  
激安ツアコン父。

背に腹は変えられない。

こうして我が家は、  
迷いなく電車移動を選択することになりました。

そして早速、事件発生。

交通カード、T-moneyを購入。

ここまでは順調。

…だったのですが。

チャージしようとしたら、  
まさかの現金のみ。

「え、カード使えへんの?」

一同フリーズ。

結局、  
空港の両替所へ戻ることに。

電車乗り場とターミナルを、  
近いとはいえない距離を、行ったり来たり。

この時点で、子どもたちの様子も変わってきます。

疲れもあったのか、  
長女がぽつり。

「私ら(四姉妹)も一緒に移動せなあかんの?  
ベンチに座っておきたいんやけど…」

ついに本音が出ました。

たしかにその通り。

でも一方で、  
海外の空港で子どもだけを残すのはどうなのか。

親として一瞬、迷います。

ただその時の長女の様子で、  
これはただのワガママじゃないとすぐにわかりました。

完全に、限界のサイン。

そして同時に、  
「自分が下の3人を見ておく」という覚悟も伝わってきます。

ならば——

ここは親の出番。

電車乗り場と空港ターミナルの往復は、  
両親が責任を持ってやることに決定。

子どもたちはベンチで待機。

結果、これが一番スムーズでした。

やっとの思いでチャージ完了。

ようやく出発できた時には、  
すでにちょっとした達成感。

韓国1日目、  
まだ何も観光していないのに、  
すでに疲れている。

これもまた、我が家らしいスタートです。

なんとかソウルに到着し、  
ホテルに荷物を預けて——

次は、お昼ごはん。

…のはずだったのですが。

どこも混んでる。  
入れない。  
並ぶ気力もない。

完全に、昼食難民。

もう限界というところで入ったお店。

そして気づきます。

「……ここ、ベトナム料理やん」

韓国に来たはずなのに、  
ハングルが一切ない空間。

一瞬の静寂。

でももう、戻れません。

そのまま着席。

結果——

普通に美味しい。

もはや国は関係ない。  
空腹がすべてを解決します。

そしてその後、ホテルへ戻り——

全員、死んだように爆睡。

誰一人として動かない。

完全に電池切れです。

「今日はもうこれで終わりでもいいのでは」

そんな空気が流れ始めた、その時。

動き出したのは——父。

ここで発動する、  
ツアコン根性。

「よし、夜行こう」

出ました。

ということで、  
まさかの夜の部スタート。

電車に乗って向かった先は、東大門。

目的はひとつ。

韓国三大グルメのひとつ、  
タッカンマリ。

タッカンマリ横丁へ、いざ出陣。

ぐつぐつ煮込まれる鍋。  
柔らかい鶏肉。  
体に染みるスープ。

昼のベトナムからの韓国リベンジ、成功です。

そして帰り道。

夜市をふらふら歩きながら、  
フルーツ飴棒を片手に、

完全に“韓国の夜”を満喫。

朝は空港で寝ていたとは思えない1日。

そして何より——

このスケジュールを、  
1日目からぶっ込んでくる父。

体力どうなってるのか。

とりあえず、

父に乾杯。

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