絶望のかなたに
1.瞬間移動と神隠し
「瞬間移動」 それは、非現実的な現象、小説や映画の世界におけるフィクション、人間が一度は夢見る現象、と認識されているが、実は現実に起こっている。
というのも、瞬間移動と密接なある事象が存在する。
それは、 「神隠し」だ。
何の前触れもなく、人間が山や森などで突然消え失せる、住んでいる街から忽然と姿を消すといった時に神隠しにあったのでは?などと囁かれる。
どちらの事象も、おとぎ話のような扱いだが、それは確実に存在する。
たどりついた者だけが知る理想郷がそこにある。
2.からだとこころの活動停止
「あいつ突然消えちゃった!」
消える瞬間を見た者はいない。
悪い人にさらわれた?
事故にあって粉々になった?
海の底深く沈んだ?
誰にも理由がわからないまま、「行方不明」として扱われる。
もちろん例にあげたような悲しい結果の場合もあるだろうが、そうでない事象が現実にあるのだ。
それは、『からだと、こころの活動停止』である。
3.爆速移動中
ここで少し科学的な話を挟んでみよう。
普段生活していて全く意識することはないが、
地球上に住んでいる私たちは、実はものすごいスピードで回転している。
地球の1周は約4万km
地球の自転は1日/24時間で1周。
よく考えてみよう。
40000÷24とすると、、
1時間当たり 1666.66、、、㎞!?
要するに、時速1666㎞で移動している計算になる。
これを秒速にすると、
1600㎞÷3600秒=約0.44km/s
1秒間に約440m移動する。
とんでもない速さだ。
だが地球と我々が一緒に動いているため、その速度は絶対に体感できない。完成の法則だ。
しかしながら、これが神隠し(瞬間移動)に深くかかわっているという事実が、ここ数年の研究で解明されつつあるのだ。
4.死と絶望
では、我々人類が常に爆速移動中であるという事象がいったいどのように神隠し(瞬間移動)につながるのか。
それは、『絶望による、こころとからだの活動停止』である。
活動停止と言っても、生物学的に言う「死」ではない。
生物学的の「死」は、死体になってもなお、地球とともに爆速移動中である。
お通夜であろうと葬儀中であろうと墓の中にいようと、参列者とともに死体も爆速移動だ。
かみ砕いていえば、死という概念ではなく『生きながらにして、真の絶望にたどり着いた状態』ということだ。
人は皆、生きていくうえでいろいろな悩みはあると思う。
・仕事や勉強がうまくいかない。
・人間関係がしんどい。
・病気にかかってしまった。
・・・など。
そう、でもそれが生きているということなのだから、それを感じられるということは実は幸せなことなのだ。
そんなことは絶望とは言わない。
真の絶望を受け取った人は、この世に存在することができないという話だ。
5.止まると死ぬ?いや死なない。
真に絶望を味わった人間がどうなるのか。
それは『母なる大地から解放される』のである。
科学的に言うと、科学的ではないかもしれないが『地球の自転から切り離される』という意味だ。
これが『こころとからだの活動停止』の実態である。
では実際に起こるとどうなるかというと、先ほどの計算を元に考えてみる。
1秒間に約440mのスピードで移動している大地から、突然切り離されたと想像してみよう。
例えば、目の前でしゃべっていた友達が、1秒後には440m先の座標に存在するということになる。
音速のマッハ1でも約340m/秒だ。
これを生身の人間が直に耐えられるわけがない。
普通に考えたら、肉体が崩壊するだろう。
だが、神のいたずらか、気まぐれか、
その状態に陥った人間は、生きながらにして慣性の法則から切り離され、瞬時に別の場所へと連れ去られるということに私の考えは行き着いた。
とはいえ行き先は1秒後に440m先、2秒後に880m先の隣町などという単純な話ではない。
この星から切り離されたのだから、また別の異次元世界だ。
それでも相変わらす自分以外は爆速で回っている。そんなイメージだ。
なぜ神はそのようなシステムを人間に与えたのか。
6.神隠しの実態
人間生きていれば、辛いことがたくさんある。
時には死にたくなることもあるだろう。
残念ながら自ら命を絶つ者も大勢いる。
しかしながら、人間の心の深いところよりさらにさらに深いところに
「生きたい」という希望、信念、使命、
これは大小有れど誰しもが生物として必ず生まれ持って搭載されている超深層本能だ。これは絶対に失わない。失うことができない。
そんなはずはないと思っている者は気づいていないだけだ。
死にたくなるような環境、事件、事故、病気、人間関係、不運が色々重なり、生きていることの意味も分からない、自分の存在価値もわからない、世の中がもう嫌になった、そんな絶望の限界に達した状態においてもなお、心の奥底にあるわずかな「生きたい」という念、光とでも呼ぼうか、それが覚醒したときにその瞬間は訪れる。
そう、それが
神隠し(瞬間移動)
神は「生きたい」という希望がある人間を絶対に見捨てたりはしない。
絶望の淵にいる人間を一旦この世から切り隠してくれる。
7.絶望のかなたに
神隠しにあった人間は、望む世界に連れていかれる。
それは、
自分らしくいられる場所。
自分が輝ける場所。
すばらしい人間関係。
希望に満ち溢れた世界。
真の絶望を受けとり、それでもなお抗う人間だけが辿り着く理想郷。
静かに目を閉じて眠りなさい。
そして心穏やかにゆっくり目を開けてみよう。
そう、何が見えただろうか・・・
それは今、あなたの生きる世界。
周囲の人々には決してわからない、あなただけの旅路を終えて戻ってきた現世。
昨日とは違う朝。
昨日までの絶望は、これからあなた自身が生きることで解消されていく。
あなたは素晴らしい存在なのだ。
きっと今日からは幸せな人生へ向かって、一歩踏み出せる。
素敵な未来を共に歩こうじゃないか。
おかえりなさい。
