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『王様戦隊キングオージャー』 第5話「冬の王来たる」 感想

概要

放送局:テレビ朝日系列
放送日時:2023年4月2日(日曜日) 9時30分~10時00分

脚本:高野 水登
監督:上堀内 佳寿也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)

番組公式サイト リンク

感想

リタ様尊い
(案の定である)

 表の顔は怜悧冷徹な裁判官、本性はぬいぐるみ相手に(セルフアテレコ付きで)慰めてもらったり「ダルいし私情入りまくりの判決でいいかな?(意訳)」と愚痴をこぼしたりするくらい疲労困憊。でも、公正な判決を下すためには労を惜しまない。気に入りました。
 裏を返せば「職務に私情を挟まないよう自分を律せる、法曹関係へのこの上ない適性の持ち主」とも言える。そう捉えると、裏の顔含めてかっこいいなと思えてしまいます。

 こちらも案の定というか、またしてもギラくんの善人ポイントが垣間見えます。何気ない台詞ですが、モルフォーニャ(リタ様の側近)からゴッカンの成り立ちとそれ故リタ様は嫌われ・恨まれがちということを説明された際の「正しさを纏う者は、いつだって嫌われる。彼女がそうというなら、僕はそれを受け入れる」という言葉です。ギラくん自身、後述する事実も含めてそういう場面を見た事はあるんでしょうね。

 ギラくんの判決は無罪。その過程で散りばめられた伏線は見事で、ここだけ「ニチアサという名のリーガルミステリーもの」と言っても過言じゃないくらいです。
 また、その最中で衝撃の事実が明かされました。それは、ギラがラクレス王の弟だということ。いきなりクワガタオージャーに変身できたことや今までの品のある言動などから、何かしら王族に絡んでいるとは思っていましたが、ラクレスの弟というのは想定外でした。しかも、回想の映像からして、ギラは生まれてすぐに捨てられたとか取り違えられたとかではない。ラクレスに関しても昔から権力欲や支配欲が強いというわけでもなさそう。ラクレスがなぜギラを王室から排除したのかという新たな謎は生まれましたが、そこも含めて面白い展開です。

 そして、ついに5人揃っての変身です。だいたい犬塚翼さん(25)が何も知らなかったせいで40話近くかかった前作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と比べると駆け足に感じてしまう人は少なくない…はず。ですが、初期メン揃っての変身はこのくらいが普通…のはず。
 予想していたとおり、それぞれ癖が強いせいで合体後もまとまりがない。ドンブラに勝るとも劣らないまとまりのなさ。それでも、同じ台詞を同時に言うなど「通ずるところがある」かのような場面はありました。

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