先生と文筆家、二足のわらじを履きたい。
文学フリマ大阪13、早いものでもう今週末。
…え、明後日…?ほんまに?
やばい、ペンや画用紙、材料は買いこんだもののまだ机上に置くポップ作れてないや…。ブースのテーブルにひくすんごく可愛い布も手に入れることができたけど、端の処理どうしよう。もうちょっとXでの宣伝頻度高くした方が良かったんだろうか…。お取り置きフォーム、張り切って作ったけれど、全然反応ないなあ(涙)
等々念願だった初めての文学フリマに向けて、連日あたふたしてます、碧魚まりでございます。
今回は前からわたしのことを知っていただいている方も、はじめましての方にも、ちょっと(いやだいぶ)照れくさいんですが、わたしが「書く」ことでめざしたいものについてお話しようと思います。
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書くことの意義を改めて認識した出来事がありました。前に経済的にしんどい子どもたちに大人が彼らに本を贈る「ブックサンタ」のことを書いたものを、ブックサンタの公式さんに見つけていただいたことがあるんです。引用ポスト、リポストや引用ポストをしてくれる人がどんどん現れ、瞬く間に駆け上ってゆくビュー数。
これまで、そんなに膨大な数のいいねもリポストもされたことのない身としては、Xをひらくたびに伸びてゆく数字は、なんだかすごく不思議な感じがして何度も何度も開いてしまったスマホ。そしてそのうち、コメントもぼちぼち届き始めました。
「このnoteを読んで朝から泣いてしまいました」
「初めて活動について知りました。わたしも参加してみようと思います」
「感動しました。自分も早速本屋に行きました」
一日の終わり、それらの言葉を布団にくるまりながら読みました。繰り返し、何度も何度も。ペンは強し、何者でもないわたしの言葉がいろんな人のところへ届き、誰かの行動のきっかけになったんです。
わたしが書いたことで、どこかで生きる子どもたちの幸せな記憶に繋がった。その事実は熱くわたしの心を震わせました。うれしい、なんて言葉では言い表せないくらいの興奮が体内を駆け巡って、気づいたら嗚咽が漏れていました。
言葉ってすごいな。目の前にいなくとも、地域、年齢、そして時間さえも超えて届く。
もしわたしが書くことで誰かのささやな笑いや癒しになるのならば。誰かに何か伝わるのならば。もしほんのちょっぴりでも、わたしの言葉が、誰かの気づきや後押し、勇気や優しさに変わるのならば。もしそれらが誰かの行動に繋がり、めぐり巡って子どもたちの幸せに還元されるのならば。
書こう。わたしはずっと書き続けよう…!
自分が辛かったとき苦しかったとき、誰かにかけてもらったことばや本から受け取ったことばをお守りとしてまた前を向いて歩んできたから、わたしも誰かにとって、そんな存在であれたらいいなあと思うのです。
そして、書くことも趣味の一つとしてではなく、誰かに必要とされる「仕事」としてもやりたい。より多くの方にことばを届ける一つの手段として、いつかエッセイの商業出版も叶えたい。でも先生として、まだまだ子どもたちと共にやりたいこともあるから、先生もしていたい。教えるだけでなく、子どもたちの想いを引き出しながら「できた」「わかった」と瞳が輝く瞬間、まだまだ見つめていたい。大変なのは百も承知だけれど、わたしは二足のわらじを履きたい。
先生としてのわたし、文筆家としてのわたし。根っこにあるのは同じ、「ことばで誰かとともにありたい」と願っています。
(ここらへんの云々は文学フリマ大阪・文学フリマ東京で販売する初のエッセイ本「先生だって、あのね」の「はじめに」や「あとがきにかえて」にもいろいろしたためているので(多少重なる部分もありますが)読んでいただけたらありがたいです)
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そして、実はこの本、わたしだけの力で出来上がったのではありません。
遡ること一年半前。さわかみ投信さんの第一回「#かなえたい夢」プロジェクトで応募総数10648件の中の三名のうちの一人として選んでいただきまして…!
自分の夢について深めたり、さわかみ投信さんが毎月発刊している「長期投資だより」にエッセイを連載したりとすごく素敵な経験をさせてもらいました。そして、
エッセイを実際に本の形にしたい!
どれだけの人に手に取ってもらえるか知りたい!
noteで読んでいただいている方と実際に話してみたい!
というわたしの熱い想いにより、この文学フリマ出店に向けても誤字・脱字や表現のチェックや本や名刺のデザイン、進捗状況の管理等々サポートしていただきました。
本の表紙や挿絵は、つい先日著書「キッチンに住みたい」が料理レシピ本大賞で受賞された、温かみのある素敵なイラストが特徴のサトウユカ先生に描いていただけました!
そして文学フリマ出店にあたり、本の発刊はさわかみ投信さんに援助してもらい、わたしが決めた団体へ寄付させてもらうこととしました。
というわけで、実は「先生だって、あのね」様々なスペシャリストの方のお力添えで出来上がっておりまして、一人でも多くの方に手にとってもらいたいなあ、と思っています。

いろんな方の文章を読んでいて思うのは、感情の表現も、文章の構成も、語彙も、そして何より書ける経験においても正直今のわたしには足りないものだらけだなあということ。
わたしに書けるものって何よ。わたしだから書けるものって何よ…。
そんなことを考えては定期的に悩む日々。
そして10か月の子との暮らしが中心で、充分に書ける時間がとれない今、今わたしはちゃんと進めているのか、悔しく思う日々。
だけど、たとえその歩みが小さくとも、止まらずに進んでゆく姿勢だけは忘れたくない。
好きなことを続けるのはときにしんどい。
でも、やっぱり挑戦することはすごく楽しい。
夢に向けて足掻く中で、関わる子どもたちにそして最愛の我が子に少しでも伝わるものがあればいいなあ、なんて思ったり。
いつでもネットで無料で読める文章。わざわざ出向いて対価を払ってまで読む文章。読む側にとっては、わたしはそこには大きな大きな隔たりがあると感じています。本屋さんで同じくらいのお金を出せば、江國香織さんだとかくどうれいんさんだとか、読み応えのある素晴らしいエッセイが手に入るこの世で、何者でもないわたしのエッセイは、どこまで届くのか。誰に届くのか。
この文学フリマ出店は自分のこれまでの集大成であり、そしてこれから向かう先に向けての現状確認でもあるわけです。
そんなわけで、明後日9月14日【そー50】碧魚文庫にてたくさん方とお会いできますように。
そして、めちゃくちゃ厚かましいお願いなんですが……もしわたしのnoteをいつも読んでいただいてる方がいらっしゃいましたら、当日、noteの感想とかもらえたりなんかできたら、すんっごい喜びます!(この先10年くらいの創作のエネルギーになります多分)
【応募フォーム、用意しました】↓
当日、ブースに来ていただいた方に、もしも売り切れていてお渡しできなければとっても申し訳ないのと、誰か買ってくれる人がいる大丈夫大丈夫大丈夫…とわたしの心の安寧材料として(笑)、お求めいただくご予定でしたら、こちらの「取り置きフォーム」に入力いただきますと幸いです…!
(すでに「買うよ~★」ってうれしすぎるご連絡をいただいている方につきましては、ご記入いただかなくて大丈夫です)
今のところ、オンラインストア等での販売は予定ありませんが、もしも文学フリマ大阪・東京に足を運ぶのは難しいけれど「本、欲しいな~」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください…!
個別に対応させていただきます。
【文学フリマ 大阪】
開催…2025.9月14日(日)
時間…12:00〜17:00
入場料…無料
場所…インテックス大阪2号館
店名…碧魚文庫
ブース番号 そ-50
