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「ショーシャンクの空に」〜不屈の精神に震える

「午前10時の映画祭」で上映中の「ショーシャンクの空に」を見た。フランク・ダラボン監督で、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマンらが出演している。スティーヴン・キングの小説が原作のおよそ30年前の作品だ。

銀行員のアンディは妻とその愛人の2人を殺したとして終身刑を受ける。不運なことにアンディは身に覚えのない罪でショーシャンク刑務所で服役することになる。塀の中での不自由な生活の中で酷い仕打ちにあいながらも、彼は「調達屋」のレッドとその仲間との親交を深める。そして希望のない中でも何かしらに打ち込み、精神を正常に保とうとする。

そんな中、有能なアンディは所長に見出され、所長の側で会計処理をはじめとする重要な仕事を任される。彼は刑務所内で横行する不正を目にするが、アンディはその不正を糾すことも告発することもできない。そして自分自身、所長の裏金作りに加担せざるを得ない毎日だ。更には、彼は無実を証明する手がかりを掴むが、所長はその一縷の望みさえも握り潰し、アンディには絶望だけが残る。

そんな刑務所での生活も20年が過ぎたある朝、突然アンディが姿を消す。脱獄に成功したのだ。入所直後にレッドに調達してもらった小さな金槌で穴を掘り続け、壁を破り、下水管を抜けて脱出に成功する。かねてからの計画通り、所長の裏金を掠め取り、不正を新聞社に告発して、メキシコへと移住する。脱獄に至る経緯は観客には一切知らされない。長い不遇の生活のみを見てきた観客は脱獄や裏金の奪取に大いに溜飲を下げ、彼の不屈の精神に震える。

アンディと同じく終身刑のレッドは3度目の審問でようやく仮釈放の身となり、メキシコのアンディの元へ向かう。最後に自由の身となった2人の再会のシーンは感動ものだ。

これまで2度ほど見たことがあった映画だが、おおよその筋しか覚えていなかった。劇場に足を運んで大きなスクリーンで再び見返してみて、多くの人がNo1だと支持するのがわかる。この映画で一躍有名になったモーガン・フリーマンが素晴らしい演技で、いい味を出している。

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