見出し画像

【結果報告】日本語教員試験試験結果と今後受験される方へ戦略を考えてみる


こんにちは!日本語教師の卵です。🥚

昨年末に令和6年度日本語教員試験の試験結果が発表されました。

結果は、、、


不合格です。。。

独学の試験ルート、基礎試験が100点中75点で、80点のボーダーは越えられませんでした。

日本語教員試験を受験された方、並びに試験ルートを受験された方、お疲れさまでした。

特に試験ルートを受験された方、言いたい気持ちはよく分かります。私も同じです。

昨年からこちらのnoteで日本語教員試験勉強について過程を記録してきたので、その区切りとして、どうまとめようかとずっと考えていました。言葉にするのもエネルギーが必要で、先延ばしにしてしまっていましたが、来年受験される方の参考になればと、書いていきたいと思います。

テーマとしては、日本語教員試験の中の試験ルートの位置づけと、来年度以降の日本語教員試験との向き合い方についてです。

試験ルートとは

日本語教員試験には様々なルートがあります。
ざっくりいうと試験ルートとは養成講座に通わない独学ルートになります。
別試験である日本語教育能力検定試験に合格している方や養成講座に通っている方、現職の講師の方は、基礎試験が免除になりますが、独学ルートで受験をする場合、基礎試験+応用試験の全試験を受験する形となります。

基礎試験と応用試験

この基礎試験が大変やっかいです。
なぜならば、蓋を開けると基礎試験を突破した人は試験ルート全体受験者の8.7%しかいませんでした。
非常に狭き門で、難易度が高いです。
ボーダーが80/100点ですが、日本語教育能力検定試験と難易度は同じくらいと思った方がいいと思います。
つまりは、日本語教育能力検定試験に合格するくらいの温度感で受験すると70点代であっけなく落ちます。

対して応用試験はボーダーが66/110点です。
難易度は基礎試験、並びに日本語教育能力検定試験と変わらず、それなのにボーダーは6割です。
日本語教員試験は7割程度で合格ですから、応用試験のみに関して言えば、日本語教員試験よりも難易度は低いと言えるでしょう。
現職者に非常に有利な資格試験でした。

もう少し言及すると下記表のFルートというところですが、こちらも全試験受験者です。試験ルートとの違いは素人ではなく現職者という点です。
おそらくこちらは実際は基礎試験を免除されておりながら、基礎試験がどんなものか知りたいという養成講座の講師の方や教材開発者、日本語教師界隈の発信者の方などが受講されたのではないかと推測します。
それでも合格率は16.5%です。
基礎試験がどれほど難易度が高かったか、80点というボーダーが不適切だったかを示している数字と言えるでしょう。

試験ルートを回避するには

つまりは、難易度の高い基礎試験を回避するのが無難という結論にならざるを得ません。
なぜなら、日本語教員試験は年に一回ですし、受験料も18900円と高額だからです。
日本語教育能力検定試験の過去問で正答率80%越えを安定的に出せるようになるまで仕上げ、年一の試験に挑むにはコスパもタイパも悪すぎます。

ではどうするか?
養成講座を受講しましょうか。
今なら政府のリスキリング補助金が出るみたいです。
養成講座を受験すれば基礎試験は免除、たった6割正解できればいい応用試験のみでめでたく登録日本語教員です。

あれ、、これってもしや政府や養成講座事業者の狙いですか?
我々はいいカモですか?

試験ルートで合格するには


いやいや、それでも何十万もかけて養成講座なんて通えないよ、なんとか独学で合格したい。
そんな方には私は、もう数年待ってみては、と言いたいです。
なぜなら、まだ過去問がたまっていないからです。
というか試験問題も持ち帰らせてもらっていませんから、公式で過去問や模擬試験問題集は出版されるのでしょうか?
それらがなかったら、なかなか難しいと思います。
せめて3年、できれば5年。様子見しましょう。

そもそも登録日本語教員になる必要はあるのか?


そもそも日本語教員試験を受ける必要はあるのでしょうか?登録日本語教員になる必要はあるのでしょうか?
受験を決める前に、考えてみてほしいです。
オンライン日本語教師であれば、資格がなくてもできます。
海外の日本語学校であれば、資格がなくてもできるところもあります。
しかしながら国内の日本語学校だと、養成講座終了や日本語教育能力検定試験合格の要件が課されることが多いですね。
その要件を満たしたいのであれば、日本語教員試験ではなく、日本語教育能力検定試験で安パイに合格を目指した方がいいのではないでしょうか。
もし今年絶対に合格して国内の日本語学校で働き始めたいという急ぎの方がいらっしゃれば、日本語教育能力検定試験の方を受けていただきたいです。
今年開催されるのかはまだ分かりませんが、、
日本語教員試験と日本語教育能力検定試験のダブル受験でもいいかもしれません。
お金が飛びますが、、

最後に

私は20代で養成講座に通うような金銭的余裕もなく、独学の試験ルートを選びました。現在は会社員ですが、大学で言語学を専攻していたこと、外国人の方と交流するのが好きなこと、日本語という言語そのものへの興味などから、日本語教師という職業もいいな、と考えての挑戦でした。
しかしながら、蓋を開けてみたら、一見さんお断りもいいところ。
試験ルートの合格率は8.7%で応用試験のみのルートの合格率は60%越えです。
ああ、こんな業界なのか。
日本語教育業界にも、文化庁にも、文科省にも、養成講座事業者にも、この試験に関わる全ての事業者にがっかりしました。

----

、、、とここまでが合格発表後の2025年1月頃に書いた内容でした。
ちょっと書き殴りすぎたかな?と思い、あとで見返そうと思って7ヶ月間下書きに入っていました。

これ以降この試験について調査をしていないので、状況は分かりかねます。

現在、日本語教員試験の出願期間中だと思いますで、少しでもどなたかの参考になればと思います。

繰り返しとなりますが、独学で挑もうとされている方で、絶対に今年「就活のために」認定された日本語教員になる必要がある方は、日本語教育能力検定試験の受験もされた方がいい、というのが昨年日本語教員試験1本受験で散っていった人からの遺言です。
(出願7/31までなのでもうすぐですね!)

就職のための要件として必要ないのであれば、無資格で構わないのでどんどん実績を積んでいった方がいいのではと思います。

貴重な人生の時間を使っているのですから、後悔のないように、戦略的に頑張りましょう!








いいなと思ったら応援しよう!