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piccolotakamura
「美は世界を救う」
タチの悪いクレーマーが事実無根のいちゃもんを付け長時間受付を陣取っていた。
用件は1億円の損害賠償を払えと割りに見合わない非現実的な要望だった。
どちらも押し問答で解決の道筋が全く見えない。営業もままならず挙げ句の果てには閉店の時刻を過ぎても店を閉めれない状況にまで発展した。
そこに支配人のひとり娘の少女(18)が帰宅した。「お父さん❣️ただいまー。きょうねー」こちらの事情も知らずニコニコと幸せな笑みを浮かべ楽しそうにルンルン🎶あっけらかんと。
父である支配人は深刻な状況に返事すらろくにできず娘を目で追うことしかできなかった。
無反応を不思議に思った娘は視線を父へ向けると、突っ立っている見知らぬチンピラおやじと目が合った。
チンピラおやじはたちまち顔を赤らめて短い沈黙のあと「ご馳走さん」といい黙って店を後にした。
支配人はここぞとばかりに「二度とうちに来ないでください!」と強く言い残し、娘は帰っていくチンピラおやじの背中をキラキラした瞳でじっと見つめなにが起こったのかすっかり分からないでいた。父は娘の存在のおかげで損害賠償を払わずに済んだ。
全ての人がひとりひとりが穏やかな気持ちで結末を迎えた。
美の魔力で一件落着。人の手で操作出来るものではない美の不思議な力…。
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(内容は不問でのご理解とご了承をご承諾頂いたものとみなします)2026.02.06
