妹と、妹が淹れるコーヒー
無益とは。
考えれば考える程、わからなくなっている。
【ゆるぼ】
— 無職note研究所 (@nojob_zz) June 8, 2025
「ちっとも有益じゃないnote」コンテストを開催します。
・あなたが書きたいことを書く
・有益だったら失格
・一番無益な人が優勝
・おもしろく書いてね
応募方法は
①このポストをいいね&リポスト
②noteリンクをこのポストにリプする
みんなの好き勝手に書いたnote読ませてくれ〜!!
こうやって与えられた機会を大事に何か書きたいけど、何を書いたら良いか本気で分からない。(あ、無職教に入信しました)
でもそうしている内に、無職さんが締め切ってしまったらそれで終わる。
それじゃもったいない!!
…と思って、勢いで書き始めた。
そうだ、自分の話をすればいいのでは?
何者でもない個人の話が一番無益なはず。
書き始めてみるって大事かも。
筆がのってきました。
そう言えば、募集要項には「あなたが書きたいこと」とも書いてあったな。
うん、そこにも合致する。
よし。
では、わたしの話を聞いてください。
わたしの「妹」と、妹が淹れるコーヒーの話をします。
わたしは2つ歳下の妹と一緒に暮らしている。
妹が淹れてくれるコーヒーと、妹の表現が大好きだ。
小説、油絵、ピアノetc. 彼女の表現方法は多彩で多岐に渡る。
でも今はまだ、その表現が世に出ることはないので、わたしだけが客だ。
分かりやすい「創作」のかたちで実例を先に挙げたが、妹はコーヒーを淹れるのも、とんでもなく上手い。美味い。
焙煎された豆を買って、家で挽くところから始めており、豆の種類(産地とか、焙煎度合いとか)に応じて、細かく挽くのか荒く挽くのかを決めている。
お湯の温度にも相当こだわっている。
1℃単位で温度を指定してお湯を沸かすことができるケトルを使っている。
どうやら、1℃違うだけで味も変わるらしい。
「この豆は93℃で淹れたかったんだよねー!」と、思った通りの味に淹れられたことに嬉々としている様子を見ても、わたしには全然ピンとこない。ただ、確かに美味しい。とても美味しいのだ。
豆によって抽出温度を1℃単位で変え、その生産地の特長を最大限に引き出し風味を具現化させる妹の表現に、わたしは心底惚れている。
今、彼女はさまざまなものと戦いながら、社会復帰を目指している。
本人の苦しみは深く、わたしには全てを理解できていない。
でも、コーヒーの味から感じる。
痛みが深かった分、色々なことが分かるようになってしまった彼女の痛みの輪郭を。
そう書くと、なにか飲んでいて苦しいのかと思われるかもしれないが、まったく逆で。
とにかく美味しい、妹が淹れたコーヒーは。
ほっと一息つけて、幸せな気持ちになる。
時間の流れが、少しだけゆっくりに変わる。
うちで買っているコーヒー豆は、深煎りで有名な、とあるコーヒー店のものだ。カフェも出店しているのでたまに妹と二人で飲みにいくが、正直、お店の人が淹れたコーヒーよりも、妹が淹れたコーヒーの方が美味しい。同じ豆を使用していても。
深みが、ある。
奥行きも、ある。
簡単に言えば、そんな違い。
わたしはコーヒーに詳しくないが、明らかに違いがある。
妹が淹れるコーヒーは、どこか遠くの国の空気や風を感じさせ、その異国感に非日常を感じ、わたしのいっときの癒しとなっている。
コロンビア、ホンジュラス、イエメン。
わたしが好きなコーヒーの産地だ。
どこも行ったことは一度もないし、味の違いを詳しく語れるわけではない。だけど、妹が淹れるコーヒーの味は、これらには明確に違いがあると教えてくれている。その違いだけはハッキリと感じる。そして、美味しいのだ。
「何かをわかる」ということは、それだけ「何かを体験した」ということだとわたしは認識している。
「わかりすぎる」ということは、それだけ「辛さを経験した」ということだとも。
だから、妹が淹れてくれるコーヒーが美味しいなと思うときは、流した涙で育った花の束を受け取っているような気持ちになる。
わたしは美しいものが好きだ。
そして、美しいものは世の中にシェアして、みんなで「綺麗だよね」って言い合いたい。
妹の感性に対しては、この世で一番、そう思う。
だから楽しみで仕方ない。
この素晴らしさを、わたし以外の誰かが享受する日を。
その日が間違いなくくると絶対的に信じているから、毎日の仕事の忙しさや、家事が追いつかない焦り、はたまた、妹の辛さを分かってあげられずに、思ってもいない言葉を吐く時のやるせなさも全て、どうにか目を瞑りながら毎日を回せている。
仕事から帰り、家のドアを開け、妹がいる部屋に近づくと薫るコーヒーの香り。
ほっと緊張が解けて、帰ってきたな。と実感して。
今日あったことをお互い話し合って。
「今日はコロンビアだよ」
異国の土地がもたらした香りを味わい、眠くなるまで話して、そして今日も目を閉じる。
妹の世界が広がる日が、世界にとってもそうであると信じて。
あとがき
書きたいことを書くって、いいな。
誰かにとっての有益さや、文体とか、文字数とか、自分のキャラクターとか、ほぼ何も考えずにだだっと書く。これができるからnote好きだなぁ。
そして好きなのに2か月以上長文書けてなかった。だからメンシプ入らせていただいたのですが、効果あったなあ。
教祖こと無職さん、いい機会をありがとうございます!!
【メンシプの利用方法について】
— あさみ|びっちちゃん。教徒 (@__96__imasa) June 5, 2025
note書きたいなと思うのに
思うように動けないから
なんか楽しそうな宗教に入ってみた
無職さんご本人はもとより
周りにいる人たちが楽しそうなので! https://t.co/ibrRr6zNNZ
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わたしを応援してくださる方の期待に応えられるように、しっかり考えてつかわせていただきます。