「好きなものに会いにいく」シンプルな旅から新しい私が見つかった
大学4年生の1月、寝る間も惜しんで書き上げた100ページ超えの論文提出が終わったとき
「ご褒美として、卒業旅行には一人旅にでよう。」
そう思った私は大好きな桜をみるため、旅の計画を練り始めました。
振り返れば、この旅が私にとっての「旅の原体験」だったと思います。
特別なことは何もない、好きなものに会いにいくだけの旅が、新しい自分に出会わせてくれました。
好きなものに会えるまちを探して
2月に咲く桜があるまち
桜をみるためにはどこに行こう?と思った私は「桜 2月 早咲き」と調べ、出てきたのが「静岡県河津町」でした。

河津町は、静岡県伊豆半島の東伊豆エリアに位置する町です。町の木にも指定されている「河津桜(かわづさくら)」の原木があり、毎年2月上旬頃からかわいいピンク色の花が開きます。

桜のことをもっと知る
一般的に桜は、開花〜散るまで約1、2週間程度で終わってしまいます。
しかし、河津町では伊豆の温暖な気候と河津桜の遅咲きの特徴が相まって、満開まで約1ヶ月かかるため、長い期間桜を楽しむことができます。
この特徴を活かして、河津町では2月上旬から3月上旬まで「河津桜まつり」が開催されており、毎年多くの観光客で賑わっています。
卒業旅行としてもピッタリのタイミングで開催されている河津桜まつりをめがけて、私は初めての静岡旅に出かけました。
好きなものに触れ合うと心が動かされる
思わず声がこぼれる
JR伊東駅から伊豆急行に乗り換えると、もうすでに河津桜まつりへ向かうであろう観光客と共に、伊豆急下田行の電車に乗って河津駅を目指します。
河津駅の改札口を抜けると、待ってましたと言わんばかりに満開の桜が出迎えてくれます。桜が好きな私は思わず「きれい。」と声を漏らし、そのまま導かれるように、桜の遊歩道へ。
もっと求めてしまう

桜の下には菜の花が咲き、ピンク色と黄色の鮮やかなコントラストが広がっています。まだ桜と出会って序盤なのに「次はどんな景色がまっているんだろう。」というワクワクが止まりません。
足は自然と前へ前へと進んでいきました。
我を忘れてしまう

ワクワクした気持ちで歩き続けると、河津川が見えてきました。
川沿いに桜並木が連なるその景色は、桜のピンク、空の青さ、山や木々の緑…まるでカラフルに描かれたひとつの絵のよう。
さまざまな自然が折り重なってできた景色に、私は時を忘れて桜を見続けました。
その後も、桜色のお茶を飲んで癒やされたり、夜のライトアップを楽しんだり、この旅の間、桜は私の心を楽しませてくれました。
実際に訪れるまでは「大好きな桜がみれるだけでいい。」としか思っていなかった旅が、さまざまな感情を生み出し、新しい発見や景色が私を出迎えてくたのです。

好きなものに会いにいった、今の私を創り出した
好きなものに会いにいくことから始まった旅計画。
始めの期待を超えて「新しい好きを探しに旅に出よう」「心の底にある感情を出していこう」と思わせてくれました。
この旅が今の私を創り出し、旅が好きになったスタートラインです。
まずは、「好きなものに会いにいく」それだけでいい。
その行動が新しい自分と出会えるキッカケになるかもしれないから。
いいなと思ったら応援しよう!
旅をしながらフォトライターとして活動をしています🐤🌸!いただいたチップは日本一周旅の資金にあて、さらに素敵な記事を執筆できるように頑張ります🗾🚗💨ぜひ、オススメの場所も教えてください!