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“ちゃんとしなきゃ”を手放す練習

「ちゃんとしなきゃ」
「もっとできるはずなのに」

そう自分を追い立てる声が、
いつの間にか心の中に常駐していませんか?

作業療法士として、私はリハビリの現場で多くの方に関わってきました。
回復しているのに「まだダメです」と口にする方ほど、実は一番努力している人たちです。

私は思うのです。

“ちゃんと”が、心を疲れさせていることがある。


「完璧主義」は脳の“防衛反応”でもある

「ちゃんとしなきゃ」という思考は、
実は “安心を得たい”という脳の防衛反応

人は不安を感じると、「間違えたくない」「失敗したくない」と思考が固くなります。
その結果、交感神経(緊張モード)が優位になり、
体もこわばり、呼吸が浅くなる。

つまり──
心の完璧主義は、体の緊張にもつながっているんです。

作業療法の世界では、
「心と体は別々に整わない」とよく言われます。
心がゆるむと、体もゆるむ。
体がやわらぐと、思考もやわらぐ。

だから、“ちゃんと”を少し手放す練習は、
実は心身リハビリの第一歩なんです🌿


「手放す」ための3つのミニワーク

① 「完璧」より「快適」を選ぶ

朝の家事・仕事・人間関係。
「ちゃんとやる」ではなく、「気持ちよくできるか」を基準にしてみてください。

快適さを選ぶと、脳の報酬系が働き、
セロトニンが分泌され、自然とモチベーションが続きます。


② 小さな“できた”を声に出す

リハビリの支援していると、
「昨日よりできた」の成功体験が心を支える瞬間をよく見ます。

自分の中の“できた”を見つけて言葉にするだけで、脳は「安全・安心」を感じ、思考の緊張を緩めます。


③ “がんばらない練習”を1日5分だけ

「今日はがんばらない5分を作ろう」
それだけで、自律神経のバランスが少しずつ整っていきます。

体を横にするだけでもいい。
深呼吸でもいい。
止まることは、治すことの一部なんです。


“ちゃんとしなきゃ”を手放すことは、
「いい加減に生きる」ことではありません。

それは、自分を大切に扱う勇気です。 

完璧じゃなくても、整っていなくても、
今日を生きているだけで十分。
その優しさを、まずは自分に向けてあげましょう🌸

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