「あなたの炒飯が食べたい。(9月27日)」
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お休みの日。週末のお昼ごはんには、喉ごしが良くて、スルスルとお気楽に食べられてしまう麺類が《食卓の王者》に違いない。
でも、お蕎麦にうどんに、ラーメン。3パターンのローテーションでは、いずれ飽きも来ようというもの。
例えばラーメンなら、ワカメ、焼豚(チャーシュー)、ゆで卵におネギ。トッピングで変化をつけてみるが、それでも飽きが来る。
そんな時は、麺類に比べれば、調理に少し手間が掛かるものの、麺と同じく炭水化物で腹持ちの良いご飯物へと、レパートリーのページをめくることになる。

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ご飯物で最初に目にするのは、おそらく炒飯(チャーハン)。この炒飯、家庭でも作ることはできるけれど、プロの料理人が颯爽と鍋を炎の上で振って作る、あのパラパラ炒飯には遠く及ばない。
伝説のドラゴンよろしく、青白い炎で鍋を舐める一万キロカロリーの業務用バーナーの勢いは家庭のコンロには無いし、瞬時に熱を隅々にまで広げる大きい中華の鍋と、それを炎の上で操る技量もない。
《炎を制するものが、料理を制する》と言われ、腕利きの作る中国(中華)料理の前では、週末だけ料理の腕を振るう家庭の料理自慢は、はなから太刀打ちができない。
けれど、家庭には家庭の味があり、美味しさと共に、家族の健康を思って作るやさしさを感じる料理がある。
プロが炎の中で俊敏に鍋を動かすのを真似るのではなく、ここは家庭の美味しい炒飯を極めようではないか。

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では、家庭の炒飯を実際に作ってみよう。
家庭にある焦げ付きにくく表面加工されたフライパン鍋に油をひく。
まだ火は点けない。コールドスタート。
ご飯が投入されてから着火する。
ボウルで解いた卵の中にご飯を投入。
全体が黄色味を帯びて《卵まぶしご飯》になったら、フライパン鍋に投入して、中火でスタート。
"仕上げの手前まで、中火で調理する。"
少し待って、《卵まぶしご飯》に火が入りはじめたら、落ち着いてゆっくりと全体を"キッチンヘラ"を使って、ほぐしつつ混ぜ合わせ、火入れする。
フライパン鍋は煽(あお)らない。コンロの上に置いたままで、"ヘラを使って"調理を続ける。
程よい加減で、刻んだ焼豚を投入。
ご飯と合わせる。塩コショウ(*注)して、中華スープの素を加え、さらにほぐす感じ合わせる。
(*注)
"ご飯に火が入る前に、塩コショウすると、ご飯の水分が、お塩で引き出されて、べしょべしょになる。やってはいけない。"

《仕上げ》
強火にして、フライパンの炒飯を奥に寄せて、手前に空き地を作る。そこにお醤油を入れて、分量が半分程度になるまで煮詰める。奥のご飯を、手前の香りの出たお醤油に合わせて馴染ませる。
ネギ(レタス炒飯なら、ここでレタス)を入れて、ごま油を周囲から回し掛ける。全体を軽く合わせる。
火を止めて、お皿に盛り付ける。
家庭の炒飯のテイストは、パラパラではなく、シットリ炒飯で仕上がる。
やさしくホッとするお味。
※
(ごま油をバターに置き換えると、バター醤油風味に。これも美味しい。)
暑いうちにお召し上がりください。
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
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家庭の炒飯(一人前)
ご飯:200g
卵:1個(リッチにしたいなら2個)
焼豚orハム:40g(お好きなだけ)
ネギ:適量
中華スープの素or洋風・固形ブイヨン
油、塩コショウ、お醤油、ごま油は適量。
《準備》
普通に炊飯ジャーにあるご飯1人前で1合(200g)、卵が1個。基本はそれだけの材料。
リッチに楽しみたい時は、卵を2つに、具材として焼豚やハム、おネギ。
健康志向で流行った《レタス炒飯》なら、レタスを手でザクザクと千切っておく。
味付けは、中華(鶏ガラだし)や洋風ブイヨンでも可。塩コショウ、香りにお醤油とごま油。楽に調理したいから、これは事前に準備のこと。焦らずにテンポよく進めばメンタル的にも良い。
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