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「口に出すより、歩み出そう!(1月23日)」

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『最近、楽しいことありました?』

そう聞かれるたびに、私は心で困った顔をする。

このような愚間を、ヒトに発しまいと誓うのだ。もちろん、相手には気づかれないように、そっと。

(歩くことは、絶好の《大人の遊び》なのだ。)

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そして、相手には何食わぬ顔をして、
たいていは、「歩くことが楽しい」と答える。
相手を、はぐらかしている訳ではない。
歩くことは、絶好の《大人の遊び》なのだ。

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以前の私は、早さと便利が一番と思い込んでいたから、”タダで乗せてもらえる”ならば、
お仕事以外でも、車での移動が多かった。

でも、最近は雨の日と真夏の炎天下以外なら、1駅や2駅くらい平気で歩く。

健康を考えてのこともある。でも、それ以上に、街や人の風情を楽しみたいという心の動きが、車よりも歩くことを選ばせるのだ。

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それに、同じ打ち合わせ先へ向かうにしても、私は、「毎回違う道を選ぶ」ようにしている。
この場合、表通りよりも、裏通りが面白いと思う。

季節と共に、店先のお花が変わっていたり、
新しいカフェやカワイイ雑貨屋さんができていたり、思わぬ横丁や路地を発見すると、嬉しくなって、もう、寄り道をせずにはいられない。


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『俊足のランナーは、道ばたの一花にも気づかない』

というコトバがあるけれど、ゆっくり移動することで気づく出会いや、発見がたくさんあって飽きることはない。

たしかに、楽しいことを探すと、
結果は悲しいものになることも多い。

楽しいことなんて、理想の人を探すようなもので、そうそう出会えるものではない。

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大切なのは、
今していることに、楽しみを見つけようとする心。
その積極性さえあれば、街のいたるところが遊び場になる。

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『最近、楽しいことありました?』

ねっ! こんな愚問など、口をつくことはないでしょ。

今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)

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