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「『結婚行進曲』の主役は、いたずら好きな妖精だった?【ピアノ演奏】(5月15日)」

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そろそろ5月も半ば。来月には今年の前半が終わります。本当に月日の流れは早いですね。

6月。寒冷で日本のモンスーン気候のようなハッキリとした梅雨のない欧米では、
5月に春を迎え、お天気が安定して晴れ間が見える来月6月はイベントに最適な季節。

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この月を指して、6月の花嫁"June bride"と呼ばれます。
その式典で盛んに奏でられる音楽といえば、
おなじみの「結婚行進曲」ですね。

でも、あなたはこの曲については、結婚式などの音楽ということは知っていても、この曲の背景についてご存知でしょうか。
今日は、このあたりからお話させていただきますね。


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「結婚行進曲」といえば、
誰もが「パパパ パン、パパパ パン!」という
あの華やかなファンファーレを思い浮かべますよね。

でも、その主役がじつは
「いたずら好きな妖精たち」だということを意識して聴くと、
いつもの景色が少し違って見えてくるかもしれません。

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メンデルスゾーンが
シェイクスピアの『夏の夜の夢』に音の魔法をかけたのは、彼がまだ17歳の時。

序曲を聴けばわかりますが、
そこには羽音のような弦楽器の刻みがあり、
まるで月明かりの下で踊る妖精の粉が舞っているようです。

劇のクライマックス、人間たちの結婚式で流れるのがあの有名な「結婚行進曲」です。


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面白いのは、この曲が流れる直前まで、
舞台の上は妖精パックのいたずらによって、
恋の矢印がめちゃくちゃにこんがらがっていたということ。

「好きでもない相手を追いかけ回したり、森を彷徨ったり……」

そんなドタバタ劇を、妖精の王オーベロンが
魔法で「すべては夢だった」と
丸く収めた瞬間に、あの堂々たる行進曲が響き渡るのです。

つまり、あの音色は
単なるお祝いの音楽ではなく、
「理屈を超えた愛の魔法」が完成した合図

現代の結婚式でも、この曲が選ばれるのは、
二人の門出に「妖精の祝福(=ちょっぴり不思議な運命の力)」を添えたいという
無意識の願いがあるからかもしれませんね。

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次にこの曲を耳にしたら、
トランペットの音の背後で、ニヤリと笑いながら

飛び去る妖精パックの羽音を探してみてはいかがでしょうか。

それでは、お聴きください。
「メンデルスゾーン 「結婚行進曲」
劇付随音楽『夏の夜の夢』より 作品61-9 」
です。



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"人生には、魔法にかけられたような瞬間が必要です。"

「メンデルスゾーンが遺したこの祝祭の音色が、あなたの日常という舞台にも、
素敵な『夢』を運んできてくれますように。

今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)

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