「ボジョレー・ヌーヴォーの新しい楽しみ方。(11月20日)」
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本日11月20日(木)は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。私は毎年、事前予約をしてこの新酒を購入しているので、今年も受け取りに出かけた。
商品を渡してくれるカウンターに行く先に、ワイン売り場を覗いてみたのだが、ボジョレー新酒の扱いが、昨年の解禁日の感想「前年よりも随分と絞り込まれている。」に輪をかけて、今年は規模が、さらに小さく寂しくなっていた。
寂しい景色になるのは無理もないことで、ボジョレー・ヌーヴォーを産地🇫🇷フランスから空輸している国内の代理店が、数年前から次々と撤退し、なんと今年は、大手の取り扱いが、わずか1社(サントリー)。ヌーヴォーの輸入量は、最盛期(2004年)の約7分の1になってしまった。

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このボジョレー・ヌーヴォーが低迷の背景には、消費者の嗜好の多様化、ワインが特別な日の飲み物から日常的なものになったことによる「解禁日」というイベント性の希薄化、健康志向の高まり、輸送コストの上昇などが考えられる。
ヌーヴォーが右肩下がりの原因を書き連ねるうちに、私は他の事柄、例えば映画館の衰退とも、その低迷の背景が重なるように思えた。先ほどのヌーヴォーの例を丸ごと当てはめてみると、複写したかのように重なるのである。
映画館(ボジョレー・ヌーヴォー)が低迷の背景には、
「消費者の嗜好の多様化、映画(ワイン)が特別な日の楽しみ(飲み物)から、『サブスクなどの普及で自宅で楽しめる』日常的なものになったことによる「映画館が一大娯楽(解禁日)」というイベント性の希薄化、節約(健康)志向の高まり、映画の入場料(輸送コスト)の上昇などが考えられる。」
どうだろう。こうやって重ね合わせてみると、余りにも映画館とヌーヴォーとの低迷の背景が上手く重なり合い過ぎて、驚きを感じている。
あと一つ、私が気付いたのは、マスコミによる私たち大衆へのブームの仕掛けと、それにまんまと乗ってひとしきりダンスを踊って、やがて飽きがきて、その後は一斉に背を向けてしまう「熱しやすく冷めやすい性質」によるところが大きいのではないかと推測する。

ボジョレー・ヌーヴォーの新しい楽しみ方
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ボジョレー・ヌーヴォーとの比較でとり上げた映画館は、その後にシネコン(シネマコンプレックス、複数のスクリーンを共通のロビーや売店、映写室などで共有する複合型映画館システム)へと進化し、座席数の弾力的な運用や、最新の音響設備なども導入で、息を吹き返し、新たな発展を見せている。
ヌーヴォーも、今からが新たな楽しみ方を模索するタイミングではないかと私は考える。
たしかに、最盛期に比べればワイン売り場のボジョレー・ヌーヴォーが冷ややかな視線で見られているのは疑いようがない。
でも、私は一年が巡り、今年も無事にヌーヴォー(新酒)の時期を迎えた喜びを体感したいのだ。
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だから、私なりの方法で、今年も11月第三木曜日の「ボジョレー・ヌーヴォー解禁日」をお祝いするのである。
今年のボジョレー・ヌーヴォーのお値段は、750mlが1本で、およそ3,000円(税込み)する。
上質なボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーなら、さらにお高い。
これだけ払うなら、ヌーヴォーを外して、通常の醸造・熟成を経たワイン、ほどほどのレベルの物が買えてしまうが、
「それを言っちゃオシマイ。」
"夏祭りの屋台での買い食いは、お祭り価格で高いと言いつつ、お祭りで買い食いすること、その体験への出費なのだ。"
ヌーヴォーも、同じだと言えはしまいか。


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さて、ヌーヴォーのお祝いは、私を含めてワイン好きを5人で、"持ち寄りパーティー"とする。会費は、ボージョレ・ヌーヴォーのお代金3,000円を5人で割り勘、600円。
これだと、ヌーヴォーワインは、750ml÷5で、おひとり様150mlである。ワイングラスに半分ほどが、明るいヴァイオレットの赤に染まる。
これはレストランなどで、グラスワイン一杯の適量である。
お祝いに欠かせない泡モノ、スパークリングワインも持ち寄りで一本確保できれば、おひとり様グラス2杯で、ここに同じく各自持参のチーズ、そしてバゲットがあれば、パーティーとしての体は整う。
どうだろう。
不特定多数が、一斉にホテルや百貨店の催し物会場を満員にして祝う"お仕着せコース"よりも、"私の手作り"「気の置けない仲間とのボジョレー・ヌーヴォー解禁日のお祝い」に新たな楽しみを見出してみては?
ヌーヴォーおめでとう🎉🎊
今年も、新酒を楽しめる事に感謝💐
(🎹MIYABI)
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