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「音について考える。(12月12日)」

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マンションの隣人トラブルで最も多いのは音の問題です。

最近の建物は気密性が上がって屋外の音が
聞こえにくくなっているだけに、内部の生活の音に敏感になるのだろう。

一戸建てでも、道路や鉄道、工場など外からの音は気になる。
ことは、遮音にこだわれば済むのかどうか。

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騒音か、良い音か。安易に二つの選択肢で、
悪い音は即座に取り除こうとするのは、短絡的です。

遮音性の高い現代住宅では、遠くの音はほとんど聞こえません。
単に車の音が嫌なだけなら、幹線道路から離れた立地にこだわる必要がないのでは。

じっくり音を考えないと、快適な住まいは達成されません。

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スマホやiPadに代表されるデジタル音楽プレーヤーなど、小さなメディア機器が発達しています。そんな音を私たちは、何か意味のある「情報」として聞いている。
人がつばを飲み込む音よりも、メディアの音に反応しがちです。

また、数十年前の日本では、川や木の葉の自然音、遠くから都市の喧騒が聞こえていた。

今はテレビやエアコン、洗濯機の動作音、
電話の呼び出し音など、近くで発せられる機械音ばかりになっています。
"音の多様性に乏しいのです。"

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音は存在しているのが前提です。
あまりに静かな環境では落ち着かないものです。
その中で、意味のある情報、人に注意を促す音は、ごくわずかを占めるに過ぎません。大半は無意味な音です。
まずは、こちらに注意を向けてみましょう。

地域の共同体が発する音は、むしろ守るべきでしょう。
農村の農機具、または漁村の漁船のエンジン音、そして豊かな収穫を祈る祭りの音。
"これらは人々の生活を支える象徴です。"

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結局、音の問題の帰する所のすべては「人間関係」にあると思います。
普通の話し声程度の音量が、良い音になるか悪い音になるかは、突き詰めると人間関係次第なのではないかと思うのです。

仲の悪い人が発する音は、わずかなものでも、それは許容しづらいもの。

集合住宅においての"不満を吐き出す回路"として、住民同士が交流するお祭りなどの仕掛けがあるかどうか。

うまくいっているマンションは、地域のイベントに参加するなどして、元々ある古い地域とつながりを持っています。

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椅子の下に緩衝材を当てれば摩擦音が減り、
夏にゴザを敷けば、足音が軽やかになります。
家電のブザーをオフにするのも、立派な音のデザインです。
野鳥が好んだり葉擦れしやすい木を植えるとか、屋外もコントロールできる。
人間関係を第一に。

ご自身が「音のコーディネーター」になってください。

今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)

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