「私が不安に思うこと。(5月13日)」
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今朝はピアノを弾く前に、ふと、この国の『音』が未来にどう響くのか、少し怖いことを考えてしまいました。
少し辛口かもしれませんが、あなたに聞いていただきたいお話があります。
私たち若者世代にしてみれば、60歳以上の世代は結託して「逃げ切り」を図っているように見える。
『増税しないと財政が立ち行かなくなり、
社会保障もできなくなるというが、まだ、埋蔵金があるだろう。余計なことはしてほしくない』
『日本は危機のたびになんとかしてきた。
今度もなんとかなるだろう。平均寿命から見て、あと10年か20年でお迎えが来る。それぐらいは日本ももつだろう。
なんとか"逃げ切り"させてくれないだろうか』
少々、シニカルに妄想を膨らませすぎたかもしれないけれど、
そういう見方で若年層は高齢者世代を見ている。
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高齢者世代も暮らしが大変な人が多いし、これではイケないと心を痛めている人も少なくないはず。
だけど、全体としては政治に『逃げ切り戦略の邪魔をするな』と強烈な圧力をかけているのではないか。
そう、若者世代は見ている。
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「高齢者世代の逃げ切り」は可能なのだろうか。
しかし、それは疑問で、かなりあやしい感じがする。
これまでの日本は、大量の国債を発行しても国内で“ほぼ全額“が売れた。
だから日本は、2010年代に発生した「ギリシャ債務危機(ギリシャ化)」は、当事国ギリシャの財政問題を遥かに超え、ユーロ圏全体を巻き込んで深刻な炎上(金融・政治危機)には至らなかった。
しかし、人口ピラミッドで見ての通りの多数派の団塊世代が引退し、貯蓄の取り崩しを本格化させている。
ここ数年に至っては、貯蓄率もマイナスに突入している。
国債の安定消化に日銀(日本政府)が、注視している理由は、近年までのデフレ政策、諸外国とは異なる長期金利の抑え込み政策から想像につく。
しかし、先の団塊の世代の貯蓄の取り崩し(手持ちの国債の売却に沿わせた)出口戦略で、このところ日本の国債の金利を上昇へと向かわせ(つまり、額面価格は安くなる)手法に躍起になっている。

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「日本経済『余命3年』徹底討論・財政危機を
どう乗り越えるか」(PHP研究所)というショッキングな題名のご本を、あなたはご存知ですか?
竹中平蔵、池田信夫、土居丈朗、鈴木亘という論客がタイトル通りの意見交換をして、診断した結果が「余命3年」。どこか曰く付きの面々ですけれども。その彼らをして、『逃げ切りは無理』と述べているのです。
かつて議論されたこの予測から時間は経ちましたが、本質的な危うさはむしろ加速しているように感じます。
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だれが見ても、似たような見立てになるのである。
『逃げ切り』を図りたい高齢者世代が、数をたのんで世代間格差を放置しておくと、この国の将来は危ういと思う。
「朝から、辛口なお話でごめんなさい。」
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
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