「もういくつ寝ると、お正月? (12月10日)」
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『もういくつ寝ると、お正月』の歌い出しで始まるのは、童謡『お正月』(作詞/東くめ、作曲/瀧廉太郎)で、凧揚げやコマ回し、羽根つきなど、お正月の遊びが歌詞に登場します。
平成・令和の現代には、そのような景色は、『昭和時代』という歴史の教科書の中で繰り広げられているだけ。もはや、過ぎた時間への望郷なのかもしれません。
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子どもたちの数が多くて、公園や、今ではすっかり見なくなった、住宅街の中にポツンと残された広い空き地は、冬休みに入った子どもたちが、上空の電線を気にせずに凧揚げに興じることができたでしょう。
そこに置かれたままのコンクリート製の土管に腰掛けては、仲間が競うコマ回しに声援をかけ、少し離れたところでは、羽突きも遊ばれていたことでしょう。

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そういった風景は、お家の前でも楽しまれていて、そこでの当時は、歩道と車道の区別は無くて、たまに通る小作りの自動車のクラクションに中断されつつ、振袖の長い袖口をたすき掛けで短くまとめて臨む、羽突きのラリーが続けられていた。
なにしろ、羽突きの羽(シャトル)を落としたりすると、顔に墨書きされてしまうのだから。
せっかくお正月は「ハレの日」で特別と着せてもらった綺麗なお着物なのに、お顔だけが"福笑い"になっては大変と、羽の行方を懸命に追う子どもたち。
お正月の初笑いの『福笑い』の絵には、お多福(おたふく)が定番だったのは、なぜかしらね?
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きっと地面も、今日のように全てがコンクリートやアスファルトに舗装されていなくて、
大きな通りから少し入った住宅地。
コンクリートではなく、生垣や木の塀で囲まれた家が立ち並ぶ辺りは、まだ未舗装。晴れが続くとカラッカラに乾いた土の地面は、羽根突きの足元を滑らせる。
だけど晴れから一転、雨が降ると、水溜りがあちらこちらに点々と現れ、同じく童謡『あめふり』には歌われていないものの、容易に想像できる子どもたちが長靴をはいた足を、盛大に水たまりに突っ込んでは、大人たちから注意を受けていた。

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私が想像する昭和のお正月は、今や手塚治虫さんや、赤塚不二夫さん。そして藤子不二雄さんの便利グッズで主人公を助けてくれる未来の猫型ロボットや、そこに登場する子どもたちが遊ぶ世界にあるだけかもしれない。
もしかしたら、私のnoteをお読みのあなたも、そんな昭和の子どもたちの風景の中に混じって、お正月を過ごされていたのでしょうか。
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今年は、2025年(令和7年)。昭和にならすと「昭和100年」に当たります。
師走12月も三分の一まで進み、今日は12月10日。
「もういくつ寝るとお正月?」の答えは、
あと22日となりました。
気忙しさに巻き込まれているあなたも、お正月風景を心に灯して、一息ついてはいかがでしょう。
子ども心が運ぶ懐かしさで、心をいっぱいになさってくださいね。
今日も、良い一日になりますように。
(🎹MIYABI)
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