【長崎】日本本土最西端の神崎鼻へ!歴史と絶景が交差する「端っこ」の魅力【2022年9月】
こんにちは!「サンサンの旅人」です☀️
旅人がついつい目指してしまうという「日本の端っこ」。
その魅力とはいったい何なのか、実際に自分の目で確かめるべく、今回は【日本本土最西端】の地を目指します!
ちなみに「日本本土」とは、日本の国土から周囲の小さな離島を除いた主要な島々のことで、ここでは北海道・本州・四国・九州の4島を指します。
つまり、いくら橋で繋がっているとはいえ、さっきまでいた生月島や平戸島は、定義の上では「本土」にはならないんです。
そのため、まずは車を走らせて九州本土へと戻り、そこから改めて最西端を目指します! 今いる大バエ灯台から、目指す最西端のポイントまでは車で約1時間半ほどの移動です。
そして、ついに到着した本土最西端の場所がこちら……
「神崎鼻(こうざきばな)」!!
神崎鼻公園 駐車場に車を停め、遊歩道を歩いて記念碑がある場所へと向かいます。
歩くこと数分、特徴的なモニュメントとともに「日本本土最西端の地」と刻まれた立派な石碑を発見しました!!

ここは東経129度33分、北緯33度12分に位置する場所。
私の地元である岡山駅が東経133度55分なので、経度の差は約4.37度。直線距離にするとなんと約400kmも離れているんだとか!
遠くまで走ってきたなぁ、と振り返ってしみじみしてしまいます。
でも、ここが本当に不思議な場所で。
展望台から海を見渡すと、さっきまで観光していた平戸島が、すぐ目と鼻の先に見えるんです!
私の中で「最果ての地」といえば、勝手に映画やドラマに出てくるような荒野や断崖絶壁のような寂寥感ある場所をイメージしていたのですが……ここは拍子抜けするほど、普通に綺麗で穏やかな海辺の公園でした。
そういえば、長崎って南蛮貿易などで発展するはるか昔から――それこそ『万葉集』に壱岐島や五島を題材に詠まれた和歌が収録されているほど前から、日本にとって超重要な「世界の玄関口」だったわけです。
それを考えれば、西の端だからといって、寂しげな『ザ・最果て』にはならないのも当然かぁ、なんて納得しつつも、どこか不思議な感覚に包まれました。
しばらく海を眺めながら、「そういえば平戸島と生月島を繋ぐあの立派な橋は、いつできたんだろう?」と気になって調べてみました。
すると…全長665mの「平戸大橋」は1977年(昭和52年)4月4日、
全長960mの「生月大橋」は1991年(平成3年)7月31日に開通したとのこと。しかも、完全に無料で渡れるようになったのは、まさかの2010年になってからなのだとか!
「泳ぎが得意な人なら渡れちゃうのでは?」と思ってしまうほど近いのに、本土と完全に道路で繋がってからは、まだ50年も経っていないんですね。
中国からの長い船旅を経て日本へ帰ってきた遣隋使や遣唐使たちの船が、生月島の島影を見つけて「やっと日本にたどり着いた」「これで生きて帰れる」と心底安心したという歴史(👉詳しくはこちら!)も、この神崎鼻から見る平戸島の近さを体感すると、「確かに、この距離なら島が見えた瞬間に『帰ってきた!!』って思うな……」とリアルに腑に落ちました。
車でサクッと行ける現代の観光地のひとつとして考えていたけれど、長い歴史のレイヤーを重ねて見てみると、こんなにも手軽に最果ての絶景を観光できることに感謝だなぁ、としみじみ感じます。

📜 旅人の勲章!?もらい損ねたアレの話
「ここまで来たら”アレ”も貰って帰ったんでしょ!」
と、旅の玄人の方は思うかもしれません。
そう、“アレ”とは「日本本土最西端証明書」。
日本本土の四極(東西南北の端)を訪れた記念に、それぞれの自治体が無料で交付してくれる、旅人にとっての最高の勲章です。
……なんですが!
なんとこの時、交付してくれる施設の営業時間がすでに終了してしまっていて、もらうことができなかったんです。
しかも、今思うと当時の自分、本当に信じられないのですが、
「まあ、到達した記念写真はバッチリ撮ったし、別に証明書はなくてもいいかぁ〜」 なんて、お気楽に考えてスルーしちゃったんですよね。
※実はこの先の旅路で、この時証明書をもらわなかったことを、めちゃくちゃ後悔することになるのですが……それはまた、別のお話(笑)。あまりに悔しかったので、後日別の旅でわざわざこれだけを貰いに最西端へリベンジしに行きました。その様子もまた別の記事で紹介します!
ちなみに、下記のながさき旅ネットから「日本本土最西端証明書」がもらえる場所がチェックできます。これから行く方は、私みたいにもらい損ねないように要チェックです!!
こうして、最西端の地を踏み、旅人としての階段をまた一歩上がった私。

……でしたが、今回の九州一周旅行における「最大にして最悪の試練」が、刻一刻と近づいていました。
2022年9月。私は、九州の大自然の、本当の「厳しさ」を身をもって体感することになります。
詳しくは、明日以降の記事で……!

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