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本棚はわたしだけの小さな世界

朝井リョウさんと加藤智恵さんのpodcast『信頼できない語り部』を聞いている。
その中で、本棚は心の裸のようなものという話があり、妙に腑に落ちた。

ドンデコルテ渡辺銀次さんの本棚が話題に。
渡辺さんは「自分の本棚は心の中。物理的な裸を見せるより恥ずかしい」と、SNSでの掲載を断った。

あぁ、そうだな。わたしも本棚はお見せできない。カオスだ。
本棚を見ると、思考よりもっとずっと奥にあるものが並んでいる。

多くはないが、手放せない本がある。
10代の頃に出会って、今でもそっと取り出して眺める詩集。
こういう大人になりたいと夢中で読んだ恋愛小説。登場人物の年齢は、とうに越えている。
読んだら何かが変わるかも、と手に入れた哲学書。なかなか手が伸びない。
心をほぐすエッセイやシュールなギャグ漫画。

もういいかなと思える本もある。
悩みすぎて、救いを求めて手に取った育児書。あの頃は必死だった。
素敵なライフスタイルや愛用品の本は、今のわたしには少し遠い。

雑誌の本棚特集はつい見てしまう。
好きな人の本棚なら尚更。覗いてみたくなる。
本を語り合うのも楽しい。
でも、本棚は自分だけの小さな世界だ。
しばらくは、わたしだけのものにしておきたい。      
               (504字) 


                 

#30日書けるプログラム
Day19:短く(約500字で)書く練習もしときましょ

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