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【Tales】読んでます!

みなさまごきげんよう。

タイトルが漢字であることに気づいたそこのあなた、ええ、真面目な話をします。

というおふざけはこれくらいにして。


某えっくすで、いつも交流してくださっている稿 累華さまが「Talesを盛り上げたいねえ」と仰っていて、私もどうすれば盛り上がるんだろ、と考えたんだけど

手っ取り早いのは書籍化。
拾い上げの書籍化。
ここで書けば、デビューできるかもしれない、という期待……っていうのが一番大きいのだと思う。

しかし私はしがない居候。
できるのは「Talesいいとこ寄っといで!!」と言うしかない。

なので、声を大にして、どういいのかを言おうと思ったのだけど、それは累華さんに任せることにして(なぜならとても誠実なお人柄なので、きちんと伝わると思うのだ。私は、ほら、ほらね、ここ見たらわかると思うくらいグダグダ)

私は、読んでいる物語について好きに語ろうと思う。


一人目の犠牲者はこの方

もう多くの人がご存知、創作大賞のファンタジー部門ガラスの天井パリンとした物語。入選おめでとうございます!!!

「魔法が使えない魔導師と、霧の大陸の教え子たち」

いつから読んでたかな……最初の方から追っていた気がするのだけど、レビューもたくさんあるので、本気のおすすめを読みたい方はそちらをぜひぜひ見てくださいな。皆さんとっても素敵なレビューだよ!

この感想シリーズは脱力感あふれる「ただ語る」ものとなっておりますので、ご容赦を!

さてさて。

最初は魔法を通じて心の交流を描くと思って読んでいたら、ムゴゴゴゴゴと骨太ファンタジーが出てきてびっくりした覚えがある。

シェイラがね、すっっっっっっごく格好いいシーンがあるのよ。そこで「骨太ファンタジーですね?!」と興奮しながらコメントを書いた覚えがある。はずかしい。

私は今もユートとキルシュ師が好きだ。

こどもって、家族以外の大人と接する体験が社会に出るうえで一番大切だと思う。私自身が、家族以外の大人に助けられてきたのでそう思うのだ。他人である大人とどう関われるかで、こどもの人生は変わる。良い方にも、悪い方にも。

で、話を戻すと、ユートは自分の中の膨らむような苛立ちに対処できない。
担任であるキルシュ師も、ユート自身がわかっていない苛立ちの根源が当然わからない。

そこにシェイラがお悩み相談的な感じで来る。

シェイラ自身も初めてこうした子どもと教師に対応するので、彼女自身が奮闘しながらよく考え、二人に接していくのが見どころ。

ここで素敵だなあ、と思うのが、シェイラはユートにもキルシュ師にも「こうしてください」と押し付けない。
提案し、飲まれなればまた模索して、彼らの葛藤を受け入れ、そこに敬意を払う。
だから彼らもシェイラの話を聞こうと思える。そこからさらに踏み込んで提案。それが、ユートとキルシュ師の心持ちに変化をもたらすのだ。そういう関係の構築って、現実でものすごく役に立つと思う。

生きるヒントも多いのだ、この物語は。


問題のある子、というのはどこにでもいる。
ただ、本人自身も理解できていないことが多い。
そして(ユートは違うが)家庭環境にも理由がある場合もある。外との繋がりというのは、そういう子達にとって貴重な体験で、生涯を支える希望のようなものになれる側面が大きい。

そういう仕事をしている方に、シェイラを通して感謝したくなった。

子どもに接する、というのは我慢と忍耐と、自分を出さない強い気持ちが求められる。常に俯瞰して、言葉を何種類も用意して、相手に届く言葉を選んで。そしていちばん大事なのが、信頼関係を崩さないこと。

シェイラは、過度に相手にのめり込んだりしない距離感を持っている。けれど、確実に信頼関係を築く。あなたを誠実に見つめるよ、と安心感を与える。

そんなシェイラにも深い、それはそれは深ーーい過去があって、向き合っている現実がある。
もうシェイラが愛おしい。ぎゅうしてヨシヨシしたくなる。

なんと、第一部は完結しているし、もうすぐ第二部もはじまるよ!

楽しみだなあ……!!




このとりとめのない感想は、ご本人に許可を得た上で書いています。寛容な方です……ありがとう!!