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〜 たゆたう2026の乖



二は
二へ
向かう
でも
急がない


近づけば
距離が生まれる


離れれば
なぜか
名残惜しい


零は
真ん中に
座っていなくて
見る角度が変わるたび


そっと
居場所を移す


六は
終わらないし


無知なまま
ただ
そこに在って
呼ばれた名を
あとから
受け取る


時間
それは
一直線ではなくて
静かな網


触れ合うたび
結び目が
ひとつ
生まれる


別世界では
別の速さで
朝が
するりと
ほどけていく

同じであることを
求められてはいない


重なる瞬間だけ
確かであれば
それでいい

同期は特に
約束ではなく
一時の
同意


ほどけても
失われないこと


関係は
形を変えながら
肉体が痛みを保管


だから
2026は
決めない


触れたときだけ
やさしく
つめたく
痛く
確かになる


触れない間は
未了のまま
静かに
揺れている


数そのものは
未来を
急がない


わたしたちと
同じ速さで
いまを
なじませて
ほどけて
むすんで
揺蕩って



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