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【20代大腸癌ステージ4】入院①

面会時間が終わると、病室に静寂が戻ってきて
さっきまでいた人が帰って、カーテンを閉めると、急に自分だけが取り残されたような気がして本当に寂しかったです、、
入院中、彼と母はできる限り来てくれました。
面会時間の間は、他愛もない話をしたり、差し入れをこっそり食べたり、テレビを一緒に見たりしました。
けれど帰り際になると空気が変わる。
「じゃあ、またくるからね」
その言葉と一緒に、背中が遠ざかっていく。
エレベーターのドアが閉まる音が聞こえた気がした瞬間、胸の中で何かがぽっかり空いた。
置いてかないで。なんで私ここにいるの?という感情になりました🥲

声を出さないように、布団を少し顔に近づけて、隣のベッドの人に気づかれないように静かに泣きました。
悲しいとか、痛いとか、そういう感情というより、ただ、溢れてきた感じで昼間は気を張っていたけれどやっぱり1人は寂しい。
彼の前で、母の前で、看護師さんの前で、
「大丈夫な私」でいようとしていたのかもしれない。1人になって初めて、その力が抜けました。

そして夜中、眠れなくてただ天井を見てました。
泣き疲れると、今度は眠れなくて、22時の消灯後の病室は、思ったより音があって。
医療機器の低い音、廊下を歩くスタッフの足音、どこかから聞こえる機械のアラーム。その音たちの中で、私はただ天井を見ていました。何かを考えようとしていたわけじゃなくただぼんやりと
考えたくないことばかりが浮かんできました。

これからどうなるんだろう。
治療は効くんだろうか。
また朝が来たら、また1日が始まる。
それが怖いような、ありがたいような。

答えのないことを、暗い天井に向かって、ぐるぐると考えていました。
けれど入院中に気づいたことがあって面会に彼も来てくれた。母も来てくれた。看護師さんも優しかった。孤独だけど1人じゃない。当たり前じゃない。感謝しないといけないと感じました🌝

「がんと戦っているのは、自分1人だ」という感覚。だったけれど心配してくれる人がいるだけでありがたいなと思うようになりました。
また一つ大人になりました😌

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