宙に向かって手を合わせる
谷川俊太郎さんが亡くなった
色んなところで
谷川さんを偲ぶ話が流れてくる
谷川さんとお会いして
話をした
なんて、羨ましいんだ。
この作品が好き
この作品で国語が好きになった
谷川さんを想う気持ちが
たくさん流れてきた
そこで気づいた
私はどうなんだ?
私は谷川俊太郎さんの作品が好き
…なはずだ
じゃあ、どの作品が好き?
パッと出てこない
私はPEANUTSの翻訳で
谷川さんを知った
PEANUTSは大好きな漫画だ
学校で習った…記憶がない
そんな私が好きだと言っていいのだろうか?
流れてくる
追悼メッセージを眺めて
思った。
さよならの手紙の詩を書いた
だけど
何処、陳腐でありきたりになってしまった。
先生が読んだら…
言葉を知らない私は
まだまだ未熟者
本棚に並ぶ
谷川俊太郎さんの詩集を読もう
先生の詩の世界をのぞいて
言葉の広さを学ぼう
谷川俊太郎さんのご冥福をお祈りします
“かなしみをつづるなみだあと
かなしみをことばにするには
あまりにことばをしらなすぎて
かなしいさみしい
すべてをこめる
あなたがいきたせかいを
わたしはしることはできないから
あなたがいきたように
わたしもわたしのせかいを
いきていく
ことばをしらないわたしは
ことばをさがしていきていく”
“旅立った
あの人の笑顔は
いつも輝いていた
あの人の紡ぐ言葉の世界は
優しくて
強くて
心をそっと
抱きしめてくれた
宙の上
地上の世界を見下ろして
こっそり
宙に書いてくれないかな
あの人の優しい詩を探して
宙を仰ぐ
涙が溢れないように
#詩

