詩 小さな箱
好きな人ばかりでないこの世では
心に小さな箱を作り
好きでない人の言葉を放り込み
にっこり笑って知らん顔
好きではないはまだ好きになるかもしれないが放り込まれた箱の中
いつか忘れられてしまったら
好きでも嫌いでもなくなって
その人への感情は無関心に変わるだけ
その人の言葉は
箱の中で叫び続けてるだけで
いつしか朽ち果てていくだけ
多分
みんな持っている
多分
みんな感じている
みんな仲良しが
ただの建前で
仕方ないなぁと黙認している
いつもにっこり笑ってる
あの子は
きっと
いくつかの小さな箱を持っていて
そっとしまいこみ
笑っている
時々
泣いてしまうのは
朽ちることのない言葉が
あの子の心の中で
管を巻くから
みんなみんな
この世で生きていくことに
一生懸命だから
心に箱を作るんだ
嫌な事を忘れるために
みんな仲良しなんて建前だけど
たった一人の心友がいたらいいね
なんでも話せる心友を
