【永遠】「REVAMP THE UNDEAD STORY」最終話Ep.10 感想
BounさんとPremさんが主演のタイBLシリーズ「REVAMP THE UNDEAD STORY」の感想を綴ってきましたが、今回がとうとう最終話です。シリーズを通しての総括は後日改めて書かせていただこうと思っていますので、本記事では最終話Ep.10についての感想を述べていきます。原作は未読なのでドラマの内容を受けての視点になります。
※この記事はドラマ「REVAMP THE UNDEAD STORY」のネタバレを含みます。
物語の結末
Feratuに心を完全に乗っ取られてしまったJettはシスターやElise、ハンターたち、さらにはPunnを次々と襲います。Jettを取り戻すためRamilはPunnと共にJettの記憶の中に入ると、全ての元凶であるFeratuを消滅させ、ヴァンパイアとハンターの争いに終止符を打ちます。
全てを解決したあと、Ramilはヴァンパイアの族長の座とJonoel家が所有するホテルをMethusに託します。そしてPunnと二人、絵の中の終わりなき地グリーンムーアへ旅立つと、森の中のあの家で永遠の暮らしを始めるのでした。
Ep.10 感想
残る疑問
これまで様々な考察や妄想を繰り広げてきたわたしには解消しきれなかった疑問がいくつかあります。
ひとつはJettがFeratuの存在をどこまで認識していたのかということ。Jettの首には咬まれた痕がしっかり残っており、そのときの記憶もあるようでした。Ep.10の冒頭ではJettが意識の中で事件の日の自分にFeratuについて行くなと呼びかけるシーンがあるので、その日をきっかけに自分が操られるようになってしまったことを自覚していて、それに抗おうとしているように見えます。
つまりEp.9の最後でFeratuの息の根を止めようとしたのもJettがFeratuから解放されるためだったということでしょうか。
それからヴァンパイアの族長とは一体どんな立場を意味していたのか、どんな権力があるのかということがはっきりと描かれませんでした。MethusはRamilの目覚めを100年間待っていました。Ramil自身は族長になることを躊躇っていて、Mekhinのアドバイスを受けて今は族長に就任することよりもPunnのそばにいるという選択をしました。
その後Punnと決別したことをきっかけに一度は族長への就任を決心するという流れがあったので、Ramilが族長になることには何か大きな意味があるものだと思っていました。たとえばヴァンパイアの世界全体の何かを変えられるとか、正式な長になることで得られる特別な力があるとか。
しかしそういったことは一切なく、最後にはその地位をMethusに譲ってしまいました。(Methusさんはしれっと薔薇のお世話も押し付けられ任されました🌹)
Ramilが目指していたヴァンパイアと人間が共存する世界の構築はMethusの手に委ねられました。
そしてもうひとつ、わたしが密かに楽しみにしていたのがRamilの変身能力です。Methus、Ciar、Mekhinの能力はもともとRamilから分け与えられたものなので、Ramil自身もこの全ての能力が使えるはずなのですが、変身能力については最後まで披露されることがありませんでした。
Punnが危機に晒されたときに何かの動物の姿に変身して助けるというようなシーンがあったらかっこいいなと妄想していたので見られなかったのが少し残念です。
また、Ramilのネックレスにはどんな力が秘められているのか、Ramilはなぜ写真や鏡にうつらないのかなど、他にも細かな謎が残る部分がいくつかあり、これらのことは原作を読めばわかるのかもしれません。Bounさんも小説の全てを取り入れることはできないと言っていたので、ドラマでは語られなかった真実がまだありそうです。もう少しタイ語を勉強してから原作も読んでみようと思っています。
セラム・ヴァンパイア…?
ヴァンパイアとハンターの争いが解決したあと、Mekhin、Ciar、Pokpongは元の日常に戻り、解散したハンターたちもそれぞれの道を歩み始めます。Jettは修道士を目指し勉強中、Paulはアジトにしていたパブのオーナーに、Casterは様々な武器を開発してきた優秀な頭脳を活かしヴァンパイアのエキス(おそらく血液?)から作ったアンチエイジング美容液、"セラム・ヴァンパイア" を開発します。3つの検体の容器にはそれぞれカラス、医者野郎、Punnの恋人と書いてあります🤭
この物語で一番出世したのはCasterかもしれません。
Casterが血液の提供をお願いしに行って、Ramilは怪訝な顔をし、Mekhinはにこやかに腕を差し出し、Ciarは "人間はおかしなことを考える" と鼻で笑いながらもなんだかんだ協力してくれる姿が想像できます。
ところでMethusの検体がないのはなぜでしょうか?族長の血液は簡単には提供できないのでしょうか?
永遠の愛
最後にRamilとPunnは時間の概念のない、すなわち終わりのない絵の中の世界、グリーンムーアで二人だけの暮らしをすることを選びました。ここにいる限りPunnは歳をとることも命の終わりが来ることもなく、永遠にRamilと一緒にいられます。
二人にとっては究極の幸せの形であるはずですが、わたしはこの結末を観たときに、二人の愛の深さとスケールの大きさに胸が熱くなると同時になぜだかほんの少しの寂しさを感じたのです。
この感情が何なのかうまく説明はできませんが、二人が遠く離れた別の世界に行ってしまったこと、家族や仲間と離れて二人だけになってしまったことに寂しさを感じるのかもしれません。Punnは永遠の命など望まないと思っていました。人間として平凡な生活を送り、弟と一緒に年老いていく。なんとなくそんなイメージがあったのです。
しかしそれはいつかRamilを独りにしてしまうことになります。
PunnはPokpongに対して会いに来ると言っていたので、グリーンムーアと現世を行き来することは可能なのだと思います。だから悲しいことは何もないのですが、隔離された二人だけの永遠の世界というものに少しだけ寂しさを感じてしまいました。
それもあって、二人がグリーンムーアへ旅立つためRamilの絵の前に立ったとき、いろいろな思いが込み上げてきて泣きそうになってしまいました。
この絵から全てが始まりました。一度目にこの絵に入ったとき、PunnはRamilを殺そうとしていました。二度目に来たときはRamilの命を救うためPunnは必死でした。そして最後に二人は永遠に愛し合うためにこの場所を選びました。これからは愛だけがそこにあります。
…とはいえ、永遠は退屈かもしれないのでときどきMethusさんたちが遊びに来てくれるといいですね。Pokpongも一緒に暮らしてもいいかもしれません。でもみんなが来るとまたRamilがヤキモチを焼いてしまいますね🤭
あのラストシーンの意味
グリーンムーアの森の中の家のベッドでまどろむRamilとPunn。Ramilは肌身離さずつけていた命と同じくらい大事だというネックレスを外すとPunnにそれをつけて "君より大事なものは何もない" と言います。つまり自分の命よりもPunnが大事だということです。
そして "愛してる" と伝え合うと口づけを交わしながらPunnがRamilを押し倒す形で画面外へフェードアウトしておしまい…
…かと思いきや、さらにそのあとにとあるシーンが用意されていました。
電話でEliseと話しながら絵を見つめるMethus。そこに背後からやってきて声をかけてくる男性がいます。Methusを訪ねてきたその男性は、Methus役のMarkさんの相方であるJuniorさんです。
二人が握手を交わすと、Juniorさん演じる男性の目は青く、Methusの目は赤く光ります。
はじめは単に友情出演だと思ったのですが、BounPremが主演のシリーズをわざわざJuniorMarkのカットで締めるのは少し変な気がしますし、シーン自体がかなり意味深です。音楽もミステリアスで何かが起こりそうな雰囲気があります。
まさかこの二人が主演のスピンオフ作品でも計画されているのでしょうか…?あるいは現在撮影中のJuniorさんとMarkさんが主演でREVAMPと同じNew監督が手がけるシリーズ「My Romance Scammer」の中に連動するシーンが出てくるのでしょうか?
いずれにしても何か意味がありそうです。
感想まとめ
二人だけの永遠の世界というものが果たして幸せなのか、少し考えさせられる部分もありましたが、RamilとPunnが幸せそうなので全て良しとしましょう。二人でご飯を作って花を育てて、何でもない穏やかな毎日を送るのです。飽きたらときどきUFOキャッチャーをしに現世に戻ってくることでしょう。
それに二人が誓った永遠の愛は、BounさんとPremさんからのファンへのメッセージのようにも感じました。ずっと一緒にいようねと画面の向こうのファンにも言っているような気がします。
エンディングに用意されていたNGシーンも可愛かったです。わたしの一番のお気に入りは自分で鳴らしたクラッカーの音にびくびくしているBounさんです🎉😖
全10話はあっという間で、来週からREVAMPはもうないのだと思うととても寂しいです。しかし何度でも観返すことはできますし、また改めて気づいたことなどをこれからも記事に書いていきたいと思います。
Final EP. Fan Meeting
最終話の放送日である25日にはライブビューイングやショーを含めたイベント「REVAMP THE UNDEAD STORY Final EP. Fan Meeting」がありました。
24日にタイのシリキット王太后が逝去され、喪に服す期間としてタイでは政府からイベント等の自粛要請が出されています。実際にタイの俳優さんたちが出演するイベントも続々とキャンセルされていたのでこのイベントがどうなるのか心配でしたが、無事開催されました。出演者は全身黒の衣装で登壇し弔意を表しました。
イベントの中でBounさんが涙ながらに支えてくれたファンや監督、スタッフ、家族への感謝、そしてPremさんには夢を実現させてくれたこと、そばにいて頑固な自分のわがままを聞いてくれることへの感謝を伝えました。するとPremさんがBounさんを慰めるように頭をぽんぽんとしてから抱きしめ、さらには出演者全員で抱き合うという微笑ましい光景も見られました。
(このときにまず率先してBounさんとPremさんを抱きしめに行ったのがBarcodeさんでした。いつもはちょっと変人扱いされている彼ですが、とっても優しい子なのがわかります。そして司会をしていたGodjiさんがワンテンポ遅れて "じゃあわたしも" という感じでみんなを抱きしめに行くのも可愛かったです。)
Premさんは心配しないでという言葉でBounさんを励ますと、Bounさんの夢の一部になれて嬉しいとPremさんからも感謝の気持ちを伝え、二人は再び抱き合いました。
また、翌日にはBounさんがSNSを更新しイベントの写真とともにメッセージを綴りました。
Revamptheseriesが終わりました。この作品が生まれるまでとても長いプロジェクトでした。プロジェクトを始めた最初の日から今まで2、3年の時間を費やしました。そして最後のEp.をオンエアする日がやってきました。本当にあっという間です。
Revampを生み出してくれたすべてのスタッフのみなさんに感謝します。文句を言ってもいつも聞いてくれるAlonewwに感謝します。このプロジェクトに参加してくれた俳優仲間、先輩、後輩のみんなに感謝します。僕はこのシリーズでみんなの才能をもっとたくさんの人に見てもらって、みんなをもっと遠くへ連れていきたいです。
Phiの夢を一緒に紡いでくれたPremに感謝します。いつもそばにいてくれて、Phiのためにいろんなことを受け入れてくれてありがとう。僕たちは最初の日から一緒にずいぶん遠くまで歩いてきたね。一緒にいて後悔したことは一度もないよ。ありがとうね。
いつもトレンドを盛り上げてくれたRevampのスタッフやファンのみなさんに感謝します。やっと休めるときが来たよ!
Revampは完璧ではないかもしれないけれど、僕たちは本当に全力で取り組みました。Final Ep.のイベントでもう全部話しました。また話したらまた涙が出そう。もう歳だから泣き虫なんだ 😂😂😂 来週の土曜日はもう会えないね。
バイバイRamil ✋🏻✋🏻✋🏻
今後のBounPremは?
現在予定が決まっているものとしては、Bounさんが出演するシリーズ「Zomvivor Series」が10月31日から、「Friendshit Forever」が11月4日から放送開始します!
それから「Melody of Secrets」も撮影中なので近々放送日が発表されるでしょう。
こちらも順次追っていければと思います。
また、25日のファンミーティングの中でBounさんがファンに向けて "また会いましょう、次の作品で" と前向きなメッセージを送ると、Premさんも "BounPremに次は3年という言葉はありません" と、次は3年も待たせないという意思表示をしてくれました。(そのあとすかさずBounさんが "4年" と発言しましたが🤭)
今はお二人にはとにかくゆっくり休んでいただきたいです。3年間お疲れ様でした、ありがとうございますと伝えたいです。
今後もBounPremの作品が楽しみですね!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました🙏
他のエピソードの感想や関連記事をマガジンにまとめていますので、こちらもチェックしていただけると幸いです🌹
REVAMP THE UNDEAD STORY
iQIYI、Rakuten TV (日本語字幕付き!) にて配信中
監督:New Siwaj Sawatmaneekul
出演:Boun Noppanut、Prem Warut、Mark Jiruntanin、Barcode Tinnasit、Aun Napat、Kay Lartsittichai、Kapook Ploynira、AJ Chayapol、JJ Chayakorn、Stamp Panachkorn、他
