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【彼の正体】「REVAMP THE UNDEAD STORY」Ep.3 感想

BounさんとPremさんが主演のタイBLシリーズ「REVAMP THE UNDEAD STORY」の感想を考察も交えながら綴っています。原作は未読なのでドラマの内容を受けての視点になります。今回はEp.3の感想です。

この記事はドラマ「REVAMP THE UNDEAD STORY」のネタバレを含みます。
(※今回は特に重要なネタバレがあります。)


Ep.3 感想

ハンター

数年前、ハロウィンパーティーの会場でEliseが女性ヴァンパイアを誘惑して連れ出すシーンから今回は始まります。

このシーンはとても雰囲気がいいです。ダークな音楽にゴシック調のパーティー会場、そして美しく妖しいヴァンパイア。映像の雰囲気もカメラアングルもミュージックビデオのような洗練された美しさがあります。
Bounさんも事前のインタビューなどで全てのテイストが揃っていると言っていましたが本当にその通りです。今回はどんな演出があるのかと毎週楽しみになります。

Eliseと女性ヴァンパイアは人通りの無い場所へ来ると口づけを交わします。さすがGLにも力を入れているGMMTV!このシーンも美しいです。視聴者からはElise役Kapookさんとヴァンパイア役Ciizeさんのシリーズを期待する声もたくさん上がりました。
Eliseはヴァンパイアが油断した隙をついて殴りかかり、銃弾を撃ち込みますが全く効きません。討伐に苦戦しますが、仲間のPaulとCaster、そしてJettが援護に駆けつけます。
ついにAJさんとJJさんが本格的に登場しました!前回まではほんの一瞬のシーンしかありませんでしたが、今回は二人とも両手で銃を撃ちながらかっこよく登場…したかと思うと弾を無駄遣いするなと口論を始めてしまいます。子供のように喧嘩をする二人の可愛さに一瞬緊迫感が緩みます。

二人が口論しているあいだにヴァンパイアは逃げてしまいますが、彼女の前にさらにもう一人のハンターが立ちはだかります。的確なナイフ捌きで冷静にヴァンパイアを仕留めると、彼女が身に付けているネックレスを剥ぎ取ります。
このハンターの顔は見えず後ろ姿だけが一瞬映されます。
正体はほぼ確定でPunnです。99%と言っておきましょう。もしかしたら、Premさんに後ろ姿がそっくりな誰かかもしれません。PremさんがGMMTV LIVE HOUSEの取材時に練習していたナイフ捌きの動きととてもよく似ていますが、まだわかりません…🫢
このヴァンパイアとハンターの戦闘シーンは「バイオハザード」のような雰囲気があってよかったです。

Jettがメモ帳に書かれた「Mariah」という名前に線を引き消します。この時倒したヴァンパイアの名前です。これはRamilの家系図にも載っていた名前です。Jettたちは純血のヴァンパイアを狙っているようです。そしてこの手帳でまだ名前が残っているのはRamilただ一人です。数年前からハンターたちはRamilにつながる手がかりを探していたということになります。


Ciarはできる子!

Ciarはただ一人、はじめからPunnを疑い続けています。Ramilに "人間を信用しすぎだ" と警告します。これにはわたしも賛成です。これまでハンターにヴァンパイアたちが駆逐されてきた経緯がある以上、人間をもっと警戒するべきです。特にRamilはハンターたちの一番の標的です。そしてなぜPunnが大人しく自分に協力してくれるのかということに疑問を持たなければいけません。人間がヴァンパイアに協力する義理はありません。怖くて逃げ出していてもおかしくありません。
CiarはPunnがハンターと通じている可能性を指摘し、証拠を見つけるために一人ハンターのアジトに乗り込みます。そして一枚の写真を持ち帰ります。JettとElise、そしてもう一人男性が一緒に写っている写真です。顔はまだ隠されています。これはストレートに考えればPunnでしょう。あるいはミスリードを誘うための演出の可能性もあります。
Ciarは非常に冷静で鋭い嗅覚を持った頼れる部下です。


明かされた悲しい過去

そんな優秀な部下たちですが、彼らの過去について今回Ramilの口から語られました。
Methusは王子で軍を率いていましたが側近に裏切られ、Ciarは奴隷で殺される運命にあったといいます。Mekhinは軍医で戦地で撃たれたのをRamilが救いますが、本能を抑制する方法を知らなかったMekhinは自分の家族全員の命を奪ってしまったといいます。
Ramilがわざわざヴァンパイアとして新たな命を授けたからには余程の理由があるだろうとは思っていましたが、3人とも人の手によってその命を奪われていました。
MethusはRamilに忠誠を誓い、CiarはRamilを愛しついてくるようになりましたが人間に強い憎しみを持っているため、人間を殺してはいけないという掟には従いたくありません。Mekhinが血や儀式を怖れていたのは本能を抑えられずに家族を殺めてしまったトラウマがあるからなのでしょう。


Ramilの孤独と純愛

儀式と絵の修復を終え去って行こうとするPunnを引き止めるためRamilは新しい自分の絵を描いてほしいとお願いします。
"わたしは最も哀れなヴァンパイアになる。もし最後に君がわたしを捨てると決めたなら。"
理由が無くてもそばにいてほしいと、スケッチをするPunnの肩に頭をもたれ寂しげにRamilは懇願します。Punnはなぜそこまで自分にここにいてほしいのかと理由を尋ねます。
Ramilは何も言わずPunnの唇にただそっと触れるだけのキスをしながら一筋の涙を流します。

二人は無言で見つめ合います。ピアノとアコースティックギターだけで奏でられる主題歌「ลิขิต (リキット)」がより一層切なさを演出します。Punnは手で涙を優しく拭うと、ぎゅっとRamilを抱きしめます。そして "はい、Ramilさん、僕はあなたとここにいます" こう答えるのです。
サビのBounさんの歌声が鳥肌が立つほど切なく優しく、感情を揺さぶります。

Ramilの涙は単に今Punnと離れるのが寂しいというだけではない気がします。もし二人に前世や未来でのつながりがあるのだとすれば、過去や未来で二人は離ればなれになってしまったのかもしれません。お互いにはっきりとした記憶は無くとも、潜在意識の中で離れたくない、離れてはいけないという感情が生まれているのです。今現在感じている以上の孤独をRamilは知っているのかもしれません。
この時Ramilは何も言いませんでした。しかしPunnは返事をします。これは夢の中で語りかけたようにRamilの意識をPunnの中に送り込んだのではないでしょうか。意識的にやっているのか無意識なのかはわかりません。

これはこのシリーズで最も好きなシーンのひとつになるでしょう。言葉数は少なくとも目の動きや仕草、空気感だけで想いを伝え合っているのです。BounさんとPremさんのお芝居の魅力のひとつです。二人が抱き合うとき、そこには言葉にならない二人だけの愛を感じるのです。


Punnの正体

さあ問題はラストシーンです。JettがPunnに送ったLINEの画面が映されます。
"お前が標的を始末するときが来た"
JettがPunnにRamilの始末を命じていることが確定しました。Mariahを討伐したのも、Ciarが持ち帰った写真に写っているのもPunnである可能性がより一層高くなりました。

これでPunnがハンターの仲間であることがわかったわけですが、ここでEp.1の出来事を振り返ってみましょう。
Jettのギャラリーに展示していたRamilの絵が何者かによって傷つけられます。これはEp.2でハンターの仕業、すなわちJettの自作自演であることが判明しますが、狙いは不明でした。
今回PunnがJettの単なる友人ではなく同じハンターであることがわかったので、あれは全てJettの策略であったと言えます。つまりJettがギャラリーに展示するという目的でMethusからRamilの絵を預かり、強盗にやられたということにして自分たちで傷をつけ、修復するためにPunnが絵に接触するというシナリオを作ったのです。

ここで気になるのはJettがどこまで知っているのかということです。
少なくとも数年前のMariah討伐時にはRamilの名前を知っていました。Ramilの居場所を探りあの絵にたどり着いたのでしょう。Punnに接触させたということは、絵の中にRamilが閉じ込められていることもPunnが解放できることも知っていたのでしょうか。

Ep.1でPunnがRamilを解放した夜、PunnがJettに電話をしたとき、Jettは "完了したか" と聞きます。Punnは "2、3日時間がほしい" "いつも通り仕事を終わらせる" と言って電話を切ります。この会話は絵の修復について話しているように聞こえますが、実はこれはRamilを始末することについて話していたということになります。
そこで気になるのがPunnの "いつも通り" という発言です。Jettはこの件をPunnに依頼したとき "最後の仕事だ" とも言っていました。これまでにも同じような手口でヴァンパイアを見つけ出しPunnの手によって始末してきたということでしょうか。
Mariah討伐時もPunn (と思われる人物) は非常に冷静に冷酷に淡々と任務を遂行していました。とても手慣れているように見えました。

とはいえ、Punnはヴァンパイアの討伐にあまり乗り気ではないようにも見えます。Jettからの頼みにも仕方なく応じている様子であり、もしかしたら今はもうハンターを辞めているのかもしれません。それにPunnはRamilに "小さな家で庭に薔薇を植えて愛する人とシンプルな暮らしをしたい" という夢を語っています。
本当はこんなことをせずに静かに穏やかに暮らすことを望んでいます。

RamilはEp.3の中で自分を殺す方法をPunnに教えます。Punnを信じているからだと。また、トレーラーにはRamilがPunnに "わたしを殺しなさい" と言うシーンがあります。自分がいなくなることでPunnがこの先穏やかに暮らせるのならと自らの命を差し出すのでしょう。RamilはPunnを信頼し、ただ純粋に愛しています。Punnはどうなのでしょうか。Jettの指示で傍にいるだけでしょうか。


まとめ

今回はヴァンパイアたちの過去とハンターたちの目的が見えてきて物語が大きく動き始めた回になりました。Jettが寝たきりのお父さんにヴァンパイアを駆逐すると誓うシーンもあるので、やはり彼らの家族がヴァンパイアの犠牲になったと考えて間違いなさそうです。
ハンターにはヴァンパイアを憎む理由があり、ヴァンパイアにも人間を憎む理由があります。そんな中でRamilとPunnの絆は着実に深まっているように見えます。しかしPunnはJettが送り込んだハンターの刺客であることも確定してしまいました。PunnがRamilを抱きしめながら "あなたとここにいます" と言ったのは任務遂行のためでしょうか。わたしはそうではないと思います。Ramilの涙を見て、心の声を聞いて、彼を守ると決意したのではないでしょうか。
となると、今後はJettとPunnのあいだに生まれる確執や、激化するハンターからRamilへの攻撃など、穏やかではない展開が予想されます。

しかし今回もPunnに甘えるRamilの可愛いシーンもちゃんと用意されていました。RamilがPunnのほっぺをつねるシーンはNew監督からBounPremファンへのプレゼントですね。

Ep.4でも想いが通じ合った二人のちょっと甘いシーンが待っていそうです☺️



ここまでお付き合いいただきありがとうございました。過去のエピソードの感想や関連記事をマガジンにまとめていますので、こちらもチェックしていただけると嬉しいです!

REVAMP THE UNDEAD STORY
毎週土曜日 20時30分 (日本時間 22時30分) GMM25チャンネルにて放送
【オンライン配信】
iQIYI / 毎週土曜日 21時30分 (日本時間 23時30分)
Rakuten TV / 毎週土曜日 22時30分 (タイの放送と同時配信、日本語字幕付き!)

監督:New Siwaj Sawatmaneekul
出演:Boun Noppanut、Prem Warut、Mark Jiruntanin、Barcode Tinnasit、Aun Napat、Kay Lartsittichai、Kapook Ploynira、AJ Chayapol、JJ Chayakorn、Stamp Panachkorn、他

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