見出し画像

【愛するということ】「REVAMP THE UNDEAD STORY」Ep.6 感想

BounさんとPremさんが主演のタイBLシリーズ「REVAMP THE UNDEAD STORY」の感想を考察も交えながら綴っています。原作は未読なのでドラマの内容を受けての視点になります。今回はEp.6の感想です。

この記事はドラマ「REVAMP THE UNDEAD STORY」のネタバレを含みます。


Ep.6 感想

ハンターとヴァンパイアの全面戦争

Ramilの就任式のためにヴァンパイアたちが一堂に会しパーティーを執り行います。その情報を掴んだハンターたちは一斉攻撃を企て会場に潜入します。その情報はPunnのもとにも入っていました。弟の安全のためにRamilを突き放したPunnでしたが、見殺しにはできずRamilを連れて逃げるためにやって来ます。

Ramilは逃げることを拒みます。ヴァンパイアの長として今ここで自分だけ逃げるわけにはいかないという責任感と、Punnに突き放されてしまったことによりムキになっているようにも見えます。

するとPunnはRamilのシャツの胸ぐらを掴み引き寄せると唇を奪います。まさかのPunnからの熱い口づけにわたしは思わず悲鳴を上げてしまいました。PremさんがリードしBounさんが受け身であることがこんなにもしっくり来てしまうのは何故でしょうか…。(ドキドキ)
おまけに文字通り口を塞いで黙らせると、"これでおとなしく僕と一緒に来るか?" と言い放つのです。今回のPunnさんは男前すぎます😳

"もう一度キスさせてくれると約束してくれるなら受け入れる" と、ただでは言うことを聞かないRamilもさすがです。

交渉成立し二人で逃げようとした矢先、Ramilの身体をハンターの銃弾が撃ち抜きます。
一瞬怯んだRamilですが、この程度では倒れません。以前Punnに打ち明けたように、Ramilは純銀で心臓を貫かなければ死にません。
そしてここでまたRamilの新たな能力が披露されます。Ramilが能力を使うと襲いかかって来ていたハンターたちが一斉に武器を下ろし踵を返して去って行きます。
なんとRamilは人を操れるのです。これは心を読む能力の応用で意識をコントロールできるということでしょうか。こんな能力があるなら最初から使えばよかったのでは…と一瞬思ってしまいましたが、ヴァンパイアたちは能力を無尽蔵に使えるわけではなさそうです。能力の使用にはかなりの体力を消耗するようです。

Methus、Mekhin、Ciarもそれぞれ戦いを繰り広げます。Ciarのカラスに変身しながらの戦闘スタイルは何度観てもかっこいいです。

そしてついにJettとEliseもRamilたちの前に立ちはだかります。Kayさんの演技も素晴らしく、迷いのない力強い物言いと鋭い眼光が見事な悪役を演じていてとてもかっこいいです。
Ramilを身を呈して守ろうとするPunnにJettは "退かないならやつらと一緒にお前も殺す" と言い容赦なく攻撃を開始します。
するとEliseが放ったクロスボウの矢がPunnを庇ったRamilの胸を射抜きます。この矢は純銀でできているのでしょうか。Ramilは深手を負ってしまいます。

グリーンムーアへの逃走

致命的な傷を負ったRamilを回復させるためにMethusは彼らをとある場所へ逃がすことを提案します。
RamilとPunnが向かったのはペントハウスにあるRamilの絵の前でした。彼らが逃げ込んだ場所 ── それは絵の中でした。

絵の中に飛び込むとRamilが鎖につながれていた蝋燭の部屋にやって来ます。ここはグリーンムーアという地で、その森の中にある童話にでも出てきそうな古い小さな家で彼らは療養することになります。
そしてこの森にはなんとRamilを封印した張本人であるLilithが住んでいるというのです。LilithはRamilを封印する際に自分も一緒に封印されるということを言っていたので、この森に100年間いたということでしょう。

Ramilをベッドに寝かせるとPunnは傷の手当に使える薬草を探すためひとり森へ向かいます。
このシーンはカオチョンロムという雄大な自然を誇る地での撮影だったそうで、澄んだ川の水やどこまでも広がる緑が息を飲むほど美しいです。

ここでPunnはLilithに出会います。
Lilithは真っ白なワンピースに身を包み、その美しい容貌は悪魔というよりまるで天使です。

ちなみに…
この時彼女は首に白蛇を巻いて登場しますが、リリスは一部の伝承の中でイヴを誘惑し知恵の実を食べさせた蛇と同一視されています。そのためリリスと一緒に蛇が描かれることも多いです。
はじめこのシーンの蛇は偽物かと思ったのですが、ちゃんと動いているのでどうやら本物のようです。Lilith役のPloyphachさんは怖くなかったのでしょうか。ちなみにPremさんは過去に蛇が嫌いだと発言していますよ。


わたしはLilithがRamilの呪いを永遠に愛する者によって解かれるようにしたのはご褒美のようなものだと考えていましたが、彼女はそんなに優しくはありませんでした。
彼女はRamilが誰も愛したことがなく誰にも愛されたことがないからこの呪いをかけたと言うのです。つまりRamilが愛し合う者など永遠に現れないと思いながら呪いをかけたのですからむしろとても意地悪です。

LilithはPunnにRamilの傷を治すヒントを与えます。呪いの解放者であるPunnの血を与えれば治せるかもしれないと。
Lilithは敵でもなく味方でもなく気まぐれに、まるで退屈しのぎでもするかのように二人を試しているようにも見えます。

失われるRamilの本能

PunnはRamilのもとへ戻るとLilithから聞いた方法を試すために手のひらをナイフで切りつけグラスに血を注ぎます。すると負傷して飢餓状態になったRamilは理性を失い始めます。血を欲する本能とせめぎ合いながらもRamilはPunnを家の外へ締め出します。
"開けてくれ" と懇願するPunn。
抑えが効かなくなることを恐れ、"わたしをここに置いて遠くへ逃げろ" と言うRamil。
つらく壮絶なシーンです。
Punnは扉の向こうで苦しむRamilの声を聞いていることしかできません。それでもそこを離れようとはしませんでした。

Punnは扉の前に座り込んだまま眠っていました。目を覚ますと扉が開いていることに気がつきます。中に入りますがRamilの姿は見当たりません。きょろきょろと見回すPunnの周りで何かが素早く動きます。
Punnが気配に気づき後ろを振り返った瞬間、感情のない顔ですっかり理性を失ってしまったRamilが血を求めて飛びかかって来ます。何とか跳ねのけPunnは森へ走りますが、弱っているとはいえ高速移動ができるRamilに捕まってしまいます。勢いのまま倒れ込むとRamilは躊躇なくPunnの首筋に咬みつきます。

為す術のないPunnは苦痛にもがきながらRamilの名を叫び続けます。
するとその声が届いたのかRamilははっと我に返ると、自分がしたことが信じられないというような表情でPunnを見下ろします。何があっても守ると約束したことがフラッシュバックします。しかし目の前に横たわっているのは自分によって傷つけられたPunnの姿です。
取り返しのつかないことをしてしまい現実を受け止められない様子のRamilにPunnは大丈夫だと言い聞かせなだめるようにそっと口づけます。

自分が自分でなくなり最愛の人を殺しかけたことに恐怖を感じているのでしょう。
"近寄るな"
Punnから離れたRamilはひどく怯えながら言います。
"僕はここにいる、どこにも行かない"
PunnはRamilを力強く抱きしめます。

Ramilを抱きしめたままPunnは意識を失ってしまいます。RamilはPunnの傷を癒し蘇生を試みます。"わたしと一緒にいてくれ" と必死に名前を呼び、最後は祈るように "愛してるよ、Punn" と言葉を振り絞ります。

するとPunnは息を吹き返し、泣きじゃくるRamilを慈しむように、あるいはその存在を確かめるかのように彼の頬に触れ、涙に震える声で "僕も愛してる、Ramilさん" そう言うと二人は強く強く抱きしめ合うのでした。

PunnがよくやくRamilに対し迷いのない真っ直ぐな愛を示すようになりました。Ramilに命の危機が迫ったことがPunnにそうさせました。彼を死なせたくない、そばにいたい、愛してる ── 言葉で伝え、行動で示し、口づけに想いを込めます。

どんな時もPunnへの揺るぎない愛を持っていたはずのRamilは彼を殺しかけたことにショックを受け、小さな子供のように震え、泣きじゃくりますが、それをPunnが大きな愛で包みます。
BounさんとPremさんの表情、息づかい、言葉、抱きしめる腕、全てが二人の細かな感情の動きを表現していて、心を揺さぶるとても美しいシーンです。

考察・Lilithの呪い

LilithはRamilが愛し合う者など現れない、つまり永遠に解けることがないと思いながらRamilに呪いをかけました。そしてこの呪いはLilith自身も一緒に封印されてしまうというものでした。なぜそんな自分自身も大きなリスクを負うような呪いをかけたのか。
Lilith自身にも何かの呪縛があったのかもしれません。例えば、永遠に壊れることのない真実の愛を証明しなければ解放されないというような。彼女自身、永遠の愛など存在するわけがないと思っていた。今回のエピソードでLilithは未来が見えると言っていたので、Ramilに100年の封印の呪いをかけたのちにPunnが現れることを知り、彼らの愛に懸けたのかもしれません。
なので、PunnがRamilを救うために血を捧げると覚悟した瞬間に真実の愛が証明され、Lilithは "ありがとう" と言って消えた=解放されたのかもしれません。

そしてこれは考察というよりはあくまでわたしの想像に過ぎないのですが、Ramilに血を吸われ意識を失ったPunnがRamilの "愛してる" という言葉で目覚めたのもLilithがかけたおまじないなのではないかと思いました。たとえ彼の手によって命を落としてもなおお互いを愛していればPunnにもう一度生命を与えるといったような。
単にドラマチックに見せるための流れかもしれないし、おとぎ話になぞらえているような部分もあるので、王子様のキスでお姫様が目覚めるように愛の力によって命が救われるストーリーを踏襲しているのかもしれません。

まとめ

Ep.4、5でRamil、Jettたち、Pokpongのあいだで板挟みになっていたPunnですが、今回ようやくRamilへの揺るぎない愛を貫きました。BounさんとPremさんをはじめとする俳優陣みなさんの演技が本当に素晴らしかったです。改めてわたしはこの作品をたくさんの人に観てもらって、感じてもらいたいと思いました。

感動的なシーンはもちろんのことですが、わたしはAJさんとJJさんが出てくるたびに繰り広げる可愛くもおバカなやり取りがとても好きです。今回のエピソードでいうと、パーティー会場でCiarに二人揃って押さえつけられたあと、倒れ込むAJさんが持つ銃の銃口がJJさんに向いているのをJJさんが無言ですっと下に向けるというシーンがお気に入りです。
どんなにシリアスなシーンでもこういった些細なところにも彼らは油断せず笑いを入れてくるのです。お二人はアドリブでテイクごとに違うことを言うとKapookさんも話していたので、随所に彼らの即興劇が盛り込まれているかもしれませんね。

今回のエピソードでRamilとPunnは確かな愛で結ばれましたが、依然CiarはPunnのことを信用していません。また、PokpongはPunnの秘密の部屋を見つけ、大量の武器とJettの名刺を見つけてしまいます。
来週もまだまだ波乱の展開が待ち受けていそうです!


ここまでお付き合いいただきありがとうございます🙏
他のエピソードの感想や関連記事をマガジンにまとめていますので、こちらもチェックしていただけると嬉しいです😊

REVAMP THE UNDEAD STORY
毎週土曜日 20時30分 (日本時間 22時30分) GMM25チャンネルにて放送
【オンライン配信】
iQIYI / 毎週土曜日 21時30分 (日本時間 23時30分)
Rakuten TV / 毎週土曜日 22時30分 (タイの放送と同時配信、日本語字幕付き!)

監督:New Siwaj Sawatmaneekul
出演:Boun Noppanut、Prem Warut、Mark Jiruntanin、Barcode Tinnasit、Aun Napat、Kay Lartsittichai、Kapook Ploynira、AJ Chayapol、JJ Chayakorn、Stamp Panachkorn、他

いいなと思ったら応援しよう!