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ミステリ作家とその探偵(役)のファッションをひたすら調べたら天啓を得た話

こんにちは、ファッションレベル1(そうび:木の棒)のオタクです。
さて今回は自問自答ファッション教室で浮かんだTODOのひとつをクリアしたところ、天啓を得た話になります。天啓と言っても、おそらくファッション上級者諸氏にとっては「太陽は東から昇る」くらい当たり前の話だと思うのですが、なにせこちとらレベル1ですので…ほんとに目から鱗というか…「そ、そういうことだったのかー!」となったので共有させてください。

いままでのあらすじ↓

私の現段階コンセプトは「強くたのしく、自立していて自由な、現実を忘れさせるミステリ作家」です。めちゃくちゃワクワクするコンセプト!
で、このコンセプトが決まって最初にあきやさんに言われたのが「ミステリ作家さんが実際どういう服装をしているのか、100人分調べてみましょう!」でした。「ひゃ、ひゃくにんぶん!?」と戦慄しましたが「作品に出てくる探偵も入れていいですよ!」と言っていただけたのでなんとかなりました。
調べ方としては、作家名・キャラクター名で画像検索して、服装や身につけているアイテム、特徴的なものがあればそれを記入しました。キャラクターに関してはWikipediaも参照しています。未読のほうが多いくらいなので誤情報あると思いますが、何卒大目に見ていただきたく…

そんなわけで、表題の通り調べてみました!

ドン!

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読まなくても問題ありません

めちゃくちゃ楽しかったです。
なんだろう、始まるまでは「100人とかどのくらいかかるんだ…」と思っていたのですが、やり始めたら止まらんかったです笑
そういえば私は単純作業がめちゃくちゃ得意なオタクでした…👍
お恥ずかしながら未読の作家さんやぜんぜん知らない探偵さんがいっぱいいて「おもしろそう!」「読みたい!」という本もいっぱい見つかりました。つまりこれは「落ち着いたら読みたい本の作者と探偵リスト」でもあります。一石二鳥すぎるな…🤔

さて、まとめてみてわかったこと。

ファッションでセルフブランディングしている作家さん、思った以上に少なかった!

特徴的なファッションの作家さん、京極夏彦先生と綾辻行人先生しかいませんでした!笑
このお二人は本当に一貫していました。京極夏彦先生はすぐ浮かびましたが、言われてみたら綾辻行人先生もいつもベレー帽とサングラスなんですよね…
あとは若かりし頃の山村美紗先生もでしょうか…ワンピースというよりほぼドレス。すごい。

言われてみれば当たり前なんですが、最近の作家さんは顔出ししてない方が多いです。顔出ししてても授賞式とか公の場でのインタビューの写真くらいしか出てこない。男性はスーツ、女性はキレイめの洋服。雑誌の記事なんかではカジュアルな私服の方も見られました。
昭和以前の作家さんはだいたい着物、たまにスーツ(というか正装)ですね。海外の作家さんもおおむねスーツ(というか正装)ですが、口髭とか顎髭とかで特徴を出しています。パイプやタイなどのアイテムで主張している方もいました。

探偵のファッションは千差万別

シャーロック・ホームズは(明確な記載はないものの)かの有名な鹿撃帽とインバネスコート。
金田一耕助は着物に羽織、袴、帽子に下駄。
こんなふうに「ファッションがキャラクターのトレードマーク」になっている探偵もいれば、まったくそんなことない探偵も多いです。
探偵役を兼ねている刑事なんて100%スーツですし、作中に明確な記載のない探偵たちはメディアミックス化に合わせて無難なシャツやジャケットを着せられていました( ˘ω˘ )
海外の作品だとファッションに特徴のある探偵が多い気がします。ステッキとか片眼鏡とか外套とかずるいな〜〜〜〜〜良いな〜〜〜〜〜(あこがれ)

愛用品がトレードマークになる、という発見

個人的に「おぉ!」と思ったのが姫川玲子。
姫川玲子シリーズは未読なのですが、Wikipediaに「COACHのバッグとバーバリーのトレンチコートを愛用している」という説明文があってちょっとびっくりしました。キャラクター紹介って髪色とか髪型とか体型はよく見るのですが、姫川玲子にはそういう記載がほとんどなくて、愛用品だけ書いてあるんですよ。
愛用品だけ記載するんだ!?愛用品がキャラクター紹介になるんだ!?という衝撃。あきやさんの御本の「バッグは自己紹介」を思い出しました。すごい。私も愛用品で自分を紹介してみたい。

オタク、天啓を得る

このあたりで「トレードマーク」というキーワードが心に引っかかるようになります。鹿撃帽とインバネスコートがいつからか「ホームズのトレードマーク」になったように、その人の身につけるアイテムがその人の代名詞になる。

愛用品を身につけることって立派なセルフブランディングなのでは?
愛用品をよりステキに見せるために、人はファッションを組み立てるのでは?
もしかしてファッションって愛用品ありき…というかあったほうが組み立てやすいものなのですか!?

これ、あきやさんやガールズのブログやnoteで日々拝見していたことなのに、ここにきてようやく腹の底から理解できたんですよね…だからみんなたったひとつの靴や鞄を探していたのか…!(理解が遅すぎる)

女性作家さんの中には、服に決まりはないもののいつもカラフルなスカーフを巻いていたり、大きめのネックレスを付けている方がいました。これも「愛用品がトレードマーク」パターンなのかも。
そう考えるとテキトーな服着てらんないな…と思いました。改めて。

余談ですが姫川玲子の一文を見て、生まれて初めてCOACHのホームページを見に行きました。か、かわいいな…!?甘めのイメージでしたけどカジュアルなものも結構あるんですね…値段もめちゃくちゃ高いわけじゃない…刑事だと両手開けたいだろうからショルダーバッグかな…🤔
これは物書き視点の気づきですが、具体的なブランド名が出てくるだけで、キャラクターの解像度がグンと上がるんですよね。フィクションの人物が現実と地続きになるというか。ただの「コート」よりも「バーバリーのコート」のほうが、キャラクターの嗜好性やこだわりがわかる。見習いたいと思いました。

更に余談ですが、作家や探偵、メガネ率が高い。作家さんはともかく探偵たちも結構メガネかけていますね。私は筋金入りの近眼で、メガネ歴20年以上なのですが「買い換えるときの試着って3本くらいしかしないな…」ということに気づきました(:3_ヽ)_とにかくレンズ代がかかるので、できるだけ安いフレームを選んできましたが…「もしかしてめちゃくちゃ好きなメガネを掛けていたら、それだけで充分トレードマークになるのでは!?」と勝手に思ったので記録しておきます。

心から愛せるアイテムを探したい!

私は「衣服はあくまで機能が伴っていれば良い」という思想のもと生きてきました。暑いときに涼しくて寒いときにあったかい。これがいちばんだいじ。この機能性重視の考え方はおそらく死ぬまで変わらないのでしょう。しかしそれだけでは退屈で、心がときめかなかったのも事実。それは「そもそもときめくようなアイテムを持っていなかったから」なのではないかと、人生3X年目にしてようやく気が付きました。周回遅れにも程があるな?

以前のnoteにも書きましたが、「作家」というコンセプトから考えられる制服は①ゴリゴリ執筆している日常用と②ハレの日のファンサ用があると思っています。「どうせ作るなら②を先に作りたいなぁ」と自問自答ファッション教室の帰り道では思っていました。
ただ、今はそれにプラスして、姫川玲子のように「自己紹介になるような愛用品」を持ちたいと思っています。靴なのかバッグなのかアクセサリーなのか、はたまた服自体がそれになるのかはわかりませんが。ただこれに関しては、必ずしも「作家」を意識する必要はないと思っています。どちらかといえば「強くてたのしく、自立していて自由な人」を意識して選びたい。

この気づきは割と大切な気がしています。100人調べるより先に妄想クローゼットを始めていたらとりあえず「作家っぽい服」「探偵っぽいアイテム」を入れよう、という余計なフィルターが働いていたと思うので…まじでホームズ×京極夏彦フェア開催するところだったので…やってよかった、100人調査

そんなわけで無事、妄想クローゼット作りに移行できそうです。つまり愛用品を探す旅の始まりです!ワクワクしますね。
まずは自問自答ファッション教室で教えていただいたブランドリストを参考に、ひたすらホームページ行脚をしようと思っています。本当にブランドの知見がないので、どんなところにたどり着くのかひとつもわかりません!笑
レベル2になったオタクを待っているのはどんなフィールドなのでしょうか…願わくば心ときめく出会いがありますように。

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