世界が夢中になる「多言語そろばんアプリ」開発ドキュメンタリー|伝統×AIに挑む
はじめに:AIという最高の「遊び相手」との出会い
こんにちは!
YouTube「100日後にそろばん完全マスター!」の主です。
noteでは、日本の伝統文化である「そろばん」の魅力を世界に届ける活動をしています。
動画の企画、撮影、編集、多言語字幕の作成など、すべてのクリエイティブをひとりでこなしてきましたが、そんな私にとってAIは単なる業務効率化のツールではありません。
「やってみたい」という好奇心にどこまでも付き合ってくれる、「最強の遊び相手」です。
今回、noteとAIフェスティバルの共同企画「#AIで遊ぼう」という素晴らしいテーマに出会い、AIという相棒と知恵比べをしながら全力で遊び尽くし、形にしたプロジェクトの記録をシェアしたいと思います。
プログラミング知識ゼロの私が、AIと二人三脚で生み出したのは、「多言語対応のフラッシュ暗算&読み上げ算アプリ」です。
遊びのルールはひとつ:「大企業が創るような本気のアプリを、AIと2人だけで創る」
そろばんや暗算の世界を、ゲームのようにワクワクしながら世界中の人が学べる場所にしたい。
そんな閃きから、AIとの開発セッションが始まりました。

Google AI Studioを使用(モデル:Gemini 3.5 Flash)
デザインの方向性、UI/UXの設計、高度な計算ロジックの実装、データベースの構築。
本来ならエンジニアやデザイナーのチームが数ヶ月かけるプロセスのすべてを、AIへの「プロンプト(指示文)」という名の対話だけで進めていきました。
AIに「次はこんな仕掛けで遊ぼう!」と提案し、AIが「それならこんなコードはどうですか?」のように返してくる。
まるで2人が即興でセッションをしているかのような、最高にエキサイティングな“遊び”の時間でした。
そうして創り上げたアプリには、こだわりと遊び心が詰まっています。
AIと仕掛けた、「本格機能」と「ゲーム性」
1. 視覚と聴覚を刺激する「ワンクリック連動」

ワンクリックで読み上げ算アプリのホーム画面へ移動できます
デジタル学習で最も大切なのは、ユーザーの集中力を途切れさせないシームレスさです。
画面上のボタンを一瞬タップするだけで、「フラッシュ暗算(視覚)」から「読み上げ算(聴覚)」へ、あるいはその逆へと文字通りワンクリックで画面が切り替わる仕様を実装しました。
このテンポの良さが、脳を最高の「フロー状態」へと導きます。
2. 「フラッシュ暗算検定」のレベルに完全準拠

20級から20段までレベルを設計しています
遊び心は満載ですが、中身は超本格派です。
日本珠算連盟の検定基準に完全準拠し、初心者向けの20級から、達人領域である20段まで緻密なレベルを設定しました。


SNS(X)で共有できます

デジタル認定証棚: 合格すると格調高い「賞状」が授与され、アプリ内の「認定証棚」にコレクションとして永続的に飾られます。
合格の喜びをワンタップでSNSに共有できる設計もAIと構築しました。

自分の住んでいる国の国旗マークも選べます

アイコン・名前・国・最高取得級(段位)が表示されます

アイコン・名前・国・最高取得級(段位)が表示されます

世界ランキングとモチベーション: 日本語・英語の2カ国語に対応し、ランキングには自分の獲得した最高ランク、保有ポイント、連続ログイン日数(カレンダーに出席スタンプが押される仕組み)、そして「自分の住んでいる国の国旗マーク」が表示されます。国境を越えて競い合うワクワク感を演出しました。
3. 努力を裏切らない「ポイント&きせかえショップ」
日々の練習を絶対に挫折させないため、細かなゲーミフィケーションを設計しました。

・初めてのレベル合格:+100 PT
・同じレベルの再クリア(復習):+20 PT
・不合格・練習への努力(挑戦へのステップ):+5 PT
・デイリーミッション(1日1回、どんなレベルの問題が出るかはお楽しみ):見事合格で150 PT、挑戦するだけでも20 PTを毎日コツコツ貯められます。

「ショップ&きせかえ」ボタンより
貯まったポイントはショップへ。
愛らしいマスコットの服やアクセサリー、画面の表示フォント、背景デザインと交換し、いつでも「そうびする」で自由に着せ替えが可能です。
4. 限界を自動で極限まで引き上げる「AI適応フロー(アダプティブ・ラーニング)」
本アプリの練習モードにおいて、最も技術的に挑戦し、かつ見事に実装を成功させたのが、学習者の実力をリアルタイムに分析して最適化する「AI適応型学習アルゴリズム(アダプティブ・ラーニング)」です。
これは、単に級や段を選択して練習するだけでなく、学習者の解答状況に応じてシステムが能動的にアプローチを変える画期的な機能です。


・正解時の挙動: AIが「まだ能力に余裕がある」と判断し、次問の表示速度を自動的にコンマ数秒スピードアップします。
・不正解時の挙動: 「現在の限界値を超えた」と瞬時に判断し、解答可能な速度へと自動的に優しく減速します。
この絶妙な速度調整のアルゴリズムをAIと設計したことにより、まるで一流の指導者がつきっきりで見守っているかのような環境が実現しました。
ユーザーにとっての「ギリギリ解ける、最も脳の成長効率が高い『神のスピード』」をアプリが自動で維持し続けるため、限界の一歩先へと、自ずと実力が引き上げられていきます。
プログラミングの複雑な数式や条件分岐も、AIという最高のパートナーと論理的なセッションを重ねたからこそ、一切の妥協なく理想の形で具現化することができました。
5. 5言語対応の「超高機能・読み上げ算」

耳から入る情報だけで計算する読み上げ算は、現在5言語の音声ネイティブに対応。
さらに、以下のパラメータをユーザーが「1ミリ単位」で自由自在にカスタムできるよう、AIとロジックを組み上げました。


・桁数 & 項目数(口数)
・再生スピード & 声の高さ
・数字と数字の間のインターバル(間隔)
・読み上げ中の数字の画面表示(オン/オフ)
結び:11月の「AIフェスティバル 2026」に向けて
「AIによって、人間の仕事が奪われるかもしれない」 そんな風に語られることも多い時代です。
しかしAIは、仕事を奪う脅威ではなく、「1人では到底届かなかった夢の場所に、一緒に手を伸ばして駆け上がってくれる最高の相棒」にもなります。
このアプリによって、世界中の人が「そろばん・暗算って楽しい!」「合格して嬉しい!」と思える未来。
日本の伝統文化が、最先端のAIという翼を得て世界中に羽ばたいていく未来。
それこそが、AIと全力で遊び尽くした先に見据えている景色です。
実は、このアプリはまだ世に出していない「開発途中のプロトタイプ」段階です。
完全に完成したわけではなく、UIの細かな挙動や、よりスムーズな操作感を目指して、今日もGemini 3.5 Flashと対話を重ねながら鋭意ブラッシュアップを続けています。
11月に開催される『AIフェスティバル 2026』の会場で、この「伝統×AI」の情熱が詰まったアプリを形にして、皆さんにお披露目し、実際に触って遊んでもらうこと。
それが、AIと全力で走っている今の目標です!
さあ、みなさんもAIという最高の相棒を誘って、新しい創作の冒険へ出かけてみませんか?
