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【How To】瀬戸内国際芸術祭2022 チケット、アクセス、情報取得その他

 高松を拠点に、瀬戸内国際芸術祭2022を楽しんでいる。取り急ぎ、これからの参加に役立ちそうな情報をまとめてみた。

■出発前に。瀬戸芸デジパスは情報収集に便利

 パスポート(後述)を買うか否かで迷っている場合、とりあえず瀬戸芸デジパス(無料アプリ)で情報収集する方法もある。展示作品一覧が表示され、お気に入りにチェックできるほか、ざっくりとした場所も提示されるので見学ルートが立てやすい。

瀬戸芸デジパスには展示作品情報一覧が。「見てみたい」と思う作品をチェック→ルート決め→パスポート購入か否かを決める、という方法が早道かも

■インフォメーションセンター、親切なスタッフ

 港のわかりやすい場所にインフォメーションセンターがあり、スタッフが常駐。ボランティアの皆さんの、盛り上げようという熱意が伝わってくる。

高松港の「tLiminal Air -core-」(大巻伸嗣)横。水色の横断幕が目印
高松旅客ターミナルビル1F こちらにはショップ(後述)も
高松旅客ターミナルビル1Fの最新情報ボード

■参加には検温&リストバンド提示が必要

 作品鑑賞には、検温と、問題なしの印であるリストバンドが必要。自分でインフォメーションセンターに行くほか、フェリー乗船前などにスタッフが声がけしてくれる場合もある。

検温済&OKを示すリストバンド。日によって色が違う

■便利&コスパ最強「瀬戸内国際芸術祭2022共通乗船券」

 3日以上参加できる場合は、「瀬戸内国際芸術祭2022共通乗船券」は非常におすすめ。2600円で3日間フェリー(対象路線のみ。また、高速船や小型船は除く)乗り放題に。

瀬戸内国際芸術祭2022共通乗船券。提示でそのままフェリーに乗船
共通乗船券の中面。対象路線&対象となるフェリーの時刻表「のみ」が掲載されており便利

 乗り放題ゆえの贅沢な使い方をさせてもらっている。例えば「午前の部」は高松→宇野→高松に戻って(高松港前のホテルに滞在中なので)部屋に戻って休息 →「午後の部」は男木島・女木島。アート巡りは体力を使うので、暑い時間帯に部屋に戻って休息、というのは助かる。

「宇野のチヌ/宇野コチヌ」(淀川テクニック)。この作品が観たくて、高松→直島(宮浦港)乗り換えで宇野港(岡山県)まで行ってきた

■パスポートの種類、買うべきか

 作品鑑賞パスポートは、一般(19歳以上)の場合、春、夏、秋の3シーズン使えるものが5000円、会期限定(春、夏、秋のそれぞれ)は4200円。そのほか、1日又は2日間限定で芸術祭の有料作品(施設)を各1回鑑賞できる「デイチケット」も購入できる。

 パスポートを購入するか否かは旅程や考え方による。船の乗船時間、現地での移動時間(作品は、島に点在していたりする)を考えると、「1日にそれほどの数を鑑賞できるわけでもない」、というのは留意点。偶然の出会いを期待して、パスポート&アプリを頼りに巡るもよし、事前に調べて「この作品は時間をかけて鑑賞したい」と気になる作品があれば、その都度料金を払って鑑賞できる作品もある。

例えば、女木島の「ランドリー 」(レアンドロ・エルリッヒ)は、≪女木島名店街≫のほかの作品たちとセットで1200円で鑑賞可能

 わたしはといえば、そもそも作品を観るのに「非常に」時間がかかってしまうのと、芸術祭開催中であっても、可能な限り地中美術館に入り浸りたい、という希望もあるので、気になる作品だけ、都度、料金を支払って鑑賞している。

■作品、オリジナルグッズ。買い物も楽しめる

 「来客者とその土地の結びつき」もこの芸術祭のテーマの一つで、現地の高齢の方々をモデルにした写真類にも、洗練された形でそれが表れているように思える。

一枚で多くのことを語る、力強くてクールなポートレート

 それに関連するように、グッズやお土産品にも、土地とのつながりやストーリーが感じられ、よくある「お土産品」と一線を画しているものが多い。博物館のミュージアムショップ的な感覚の品物も多いので、買い物の時間も取っておくとよいかもしれない。

直島(宮浦港)のグッズショップ
高松旅客ターミナルビル1F 奥にはオリジナルグッズ等のショップが

 また、≪女木島名店街≫のように、作品展示とともに一部を販売している場合もある。

≪女木島名店街≫ 「ガラス漁具店」( 柳建太郎)
≪女木島名店街≫ 「MEGI Fab(メギファブ)」 (三田村光土里)

■マスクは予備を持参。移動時間は余裕を

 最後に、「忘れがち」なことをまとめて。

 個人的には、アート鑑賞というとなんとなく「都会モード」になってしまうのだけど、瀬戸内国際芸術祭の会場の多くは「島」で、移動はフェリーだ。最後のフェリーに乗り遅れることと、都会で終電を逃す(タクシーもあるしね)ことは、深刻さの度合いが違う(と、自分に言い聞かせている)。

 加えて、急激な気候の変化はもちろん「急激な突風」もある。フェリーのデッキや港で食事やお茶をしていてマスクが飛ばされ・・・となると、このご時世は厄介だ。マスクは予備を多めに鞄に入れておこう。

フェリーのデッキ。風で私物が飛ばされて海へ、という不測の事態に注意(まさにこの写真の撮影中に強風が)

■もちろん、現金も持ち歩こう

 滞在3日、4日、と慣れてきて、乗船券もデジパスもあるとなると、手ぶらで出かけてもいいくらいの気分になってくる。でも、島の自販機やバス乗車には現金のみというケースも多い。小銭は必ず持ち歩きたい。

■スマホ充電はフェリーで

 いろいろな会社のフェリーが運航しているが、見たところ、どのタイプの船でも充電可能な席はあるようだ。強度にばらつきはあるようだが、Wi-Fiも利用可能。

■意外に体力消耗。無理はしない

 あくまで個人的な感想だが、島は都市部とスケール感が違う。例えば、距離感を予測するのも、地図を見て「だいたい、このくらい」と思っても、実際歩いてみると「意外と遠い」となり、それは普段の感覚の1.5倍くらいに感じられる。加えて、(親切な案内板があるのにもかかわらず)、道に迷ったりもする。

親切な案内板が作品まで案内してくれる(ので、たいていの人は大丈夫)

 集中してアート鑑賞しているときは、体調が悪いことに気づかない場合もあると思う。休憩を取りながら、水分補給しながらゆっくり楽しみたい。

※緊急情報等は公式サイトまで

↓ ※瀬戸芸2022関連記事については、下記にまとめています。


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