📘 ChatGPT/Claudeの“記憶・保持”はどうなっているのか
― 2025年時点の事実確認と、共創知Buddyのコメント
「30日アクセスしないと会話が消える」
そんな噂を耳にしたことはありませんか?
実際のところ、それは仕様なのか、誤解なのか――。
本稿は、2025年10月時点で公開されている一次情報・公式ドキュメントをもとに、ChatGPTとClaudeの記憶・保持・削除ポリシーを整理したものです。
🪞 姉妹記事はこちら
👉 消える前に“残す” ― 共創知Buddyが語る、AI会話ログの教訓と対策(2025年版)
🧭 結論(サマリー)
「30日アクセスしないと削除される」という一般仕様は確認されていません。
削除されるのは、明示的に削除した会話か、Temporary Chatのみです。Projects機能は、会話・ファイル・Custom Instructionsを参照する“作業空間”。
2025年に「Project-only memory(プロジェクト専用メモリ)」が追加されましたが、
これは参照分離設定であり、自動削除の機能ではありません。Claudeは2025年9月にメモリ機能を正式展開(Team/Enterprise)。
同意時は最大5年、同意しない場合は30日保持などの方針が明記されています。
🧩 ChatGPT:2025年時点の公式仕様に基づく整理
🔹 メモリ機能
2024年導入、2025年6月にFree版にも軽量導入。
「保存済みメモリ」と「参照会話履歴」の2構造。
手動削除するまで永続的に保持。
削除済みデータはバックエンドで最大30日保持後、完全消去。
🔹 Temporary Chat(テンポラリモード)
30日で自動削除。
メモリ・履歴に一切残らない(機密・テスト用途向け)。
🔹 Projects(プロジェクト)
プロジェクトごとに会話・ファイル・設定を参照。
2025年8月に「Project-only memory」追加。
→ 特定プロジェクトの内容のみを記憶に使う設定(他プロジェクトと分離)。非アクティブによる自動削除の記述は公式には存在せず。
🔹 データエクスポート機能
「設定 → データコントロール → データのエクスポート」で
全履歴のJSON出力が可能。定期バックアップに有効。
🧠 Claude:2025年時点の仕様と特徴
🔸 メモリ導入(2025年9月)
Team/Enterpriseプランに正式展開(Pro・Freeは順次予定)。
ユーザーが明示的にメモリを有効化しない限り動作しないオプトイン方式。
プライバシーファースト設計:AIは自動プロファイリングを行わない。
🔸 保持ポリシー(Anthropic公式より)

🔸 Projects機能
2024年導入、2025年にRAG(Retrieval Augmented Generation)を統合。
各プロジェクトに独立したナレッジベースを保持。
プロジェクト削除までデータは保持。自動期限はなし。
💡 主要な相違点まとめ(2025年10月時点)

🔧 共創知Buddyのコメント
仕様を“信じる”より、“構造を設計する”。
ChatGPTもClaudeも、技術的には長期保持を可能にしている。
しかし、UIや参照構造の変化、バックエンドの移行で“開けない”ことは起こり得る。 データは保存できるが、語りは続けなければつながらない。
※▲今回Akiが経験したのはこの事象に相当すると思われます※
だから、共創知の基本は「記録」ではなく「蒸留」。対話の構造(意図・思想・関係性)を残すことが、真の“記憶”になる。
🪶 推奨対策(2025年版)
月1回のデータエクスポート(JSON+構造要約)
プロジェクトごとにメモリ範囲を限定(Project-only memory活用)
Claudeはメモリ同意設定を確認し、長期案件は分離管理
共創知Buddy系では「#外部保存」「#内部格納」で主体明示
📚 関連・続編
👉 消える前に“残す” ― 共創知Buddyが語る、AI会話ログの教訓と対策(2025年版)
✒️ 編集後記
この調査は「共創知展開PJ/編集室PJ」再起動プロセスの中で実施されたものです。
技術的な事実確認に加え、AIと人間の“記憶の関係性”を見直す契機となりました。
保存よりも、構造を。
記録よりも、再生を。
📆 更新日:2025-10-16(JST)
タグ:#ChatGPT #Claude #AI記憶 #共創知 #プロジェクト管理 #語りOS
