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ファンは神様、アンチは友達

本格的に創作活動を始めて、まだ二ヶ月も経っていない。

創作赤ちゃんである。

文章の書き方もよくわからない。
構成も感覚。
勢いだけで書いている。

自分でも、自分の文章はチラシの裏にでも書くような散文だと思っている。

くだらなくて、退屈で、まとまりもない。

創作界隈の底辺だと思う。かなり自信がある。

でも、
その「くだらないもの」を
インターネットに放流するのが昔から好きだった。

この世に、自分が読みたい文章がなかった。

だから、自分で書いている。

それだけの話である。

家族に、「もしアンチが来たら傷つかないの?」と聞かれたことがある。

正直、あまりピンと来なかった。

もちろん、悪意そのものは気持ちいいものではない。
でも、アンチって、意外とちゃんと読んでくれる。

しかも、かなり読み込む。

粗探しをするために、細かいところまで見る。

言葉尻を拾う。
矛盾を探す。
文脈を追う。

そこまでしてくれるの、ちょっと健気ではないかと思ってしまう。

ファンは優しい。

「好きです」と言ってくれる。
応援してくれる。

ありがたい。でも、ありがたすぎて、
こちらは「ありがとうございます」くらいしか返せない。

神様みたいな存在である。

一方アンチは、めちゃくちゃ喋る。

「ここが気に入らない」
「あの表現は変だ」
「考え方が浅い」
「矛盾している」

いろんな角度から殴ってくる。

でも、その視点に「なるほど」と思うことがたまにある。

そんな見方があるのか、と少し感心する。

だからアンチとは、会話になる。

もちろん、全部真に受けるわけではない。
でも、反応そのものが作品への参加みたいで、少し面白い。

嫌いなら無視すればいいのに、わざわざ来る。

そう考えると、なんだか可愛く見えてくる。

この話を家族にしたら、少し引かれた。

たぶん普通は、アンチは怖い存在なのだと思う。

でも自分は昔から、人間の“好き”より、“執着”のほうに興味がある。

好きは綺麗だ。

でも執着は、少し歪で、人間くさい。

創作もたぶん、そっち側の熱でできている。

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