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AIコンサルタントって何やるの?

「AIコンサルタント」という肩書きを、最近よく見かけます。


でも、何をしてくれる人なのか、正直よく分からないですよね。僕もそう思っていました。

僕はいま、AIスクールで講師をしていて、自分の会社でもAIを使って仕事を回しています。そういう立場から、「AIコンサルって、結局何やるの?」に、正直に答えてみます。

先に結論を言うと、やることは、わりと地味でした。

まず、教科書的な答え

検索すると、AIコンサルの仕事はだいたいこう説明されています。

  • 会社の課題を整理して、AIの活用計画を立てる

  • どのAIツールを使うか選んで、導入する

  • 使うときのルールや、指示の型(プロンプト)を用意する

  • 社員に使い方を教えて、定着するまで伴走する

  • 生成AIを実際の業務にどう組み込むか、相談に乗る

料金の相場も調べると、スポットの診断で30万〜150万円、しっかりした戦略づくりで50万〜200万円、みたいな数字が並んでいます。

……間違ってはいないんです。間違ってはいないんですが、読んでも「で、実際に何をしてくれるの?」が残りませんか。僕は残りました。

なので、僕が実際にやっていることを書きます。

僕が実際にやっていること

派手なAIの話は、出てきません。

  • 問い合わせフォームから営業文を送る作業を、AIで自動化した

  • Googleの口コミに自動で返信するツールを作った

  • SEO記事の制作を、AIを使って半自動化した

  • 商談の前に、相手の会社をAIに調べさせて、提案資料まで用意するようにした

これくらいです。難しいAIの理論を語るとか、そういうことはしていません。目の前の面倒を、1個ずつAIに渡していく。 やっているのは、それだけなんですよね。

1つ目のフォーム営業の自動化は、先月これだけで新規83万円の受注になりました。口コミ返信ツールも、SEO記事の半自動化も、自分で作って動かしています。

つまりAIコンサルって、大げさな肩書きのわりに、中身は「その会社の面倒を、AIで1個ずつ減らす」という地味な作業です。

本音を言うと、一番大事なのはAIスキルじゃない

ここが、この記事で一番伝えたいところです。

AIコンサルというと、AIにめちゃくちゃ詳しい人、というイメージがありますよね。でも、現場でやっていて思うのは、AIの知識は、実はそんなに差にならないということです。

だって、AIの使い方は、AIに聞けば教えてくれるので。「こういうことをしたいんだけど、どうやる?」と聞けば、やり方は出てきます。そこは、正直あまり困らない。

じゃあ、何で差がつくのか。2つあります。

1つは、課題を見つける力です。

相手の会社は、たいてい「何をしてほしいか」を、自分でも分かっていません。当然なんです。AIで何ができるかを知らないんだから、「AIでこれをやって」と言えるわけがない。

だから、相手も気づいていない課題を、こっちが見つけにいく。ここが一番の仕事です。AIを操作することより、その手前の「そもそも何を自動化すべきか」を見抜くほう。

もう1つは、そもそも仕事を取る力、つまり営業です。

これはAIスクールで受講生を見ていても感じます。AIのスキルはついたのに、そこから仕事につながらなくて止まる人がいる。逆に、営業ができる人は、ぐんぐん伸びていきます。需要はあるんです。困っている会社はいくらでもある。あとは、その人たちと出会えるかどうか。

商工会議所に顔を出す、経営者の集まりに行く、知り合いの経営者に困りごとを聞く。地味ですが、ここを動ける人が結局いちばん伸びます。

AIコンサルって、AIの話に聞こえて、**中身の9割は「課題を聞き出す力」と「人と会う力」**なんですよね。

「課題を見つける」を、AIでどうやるか

「気づいていない課題を見抜く」なんて、難しそうに聞こえますよね。でも、ここもAIが手伝ってくれます。

僕は商談の前に、必ず相手の会社をAIに調べさせます。ホームページの中身を読み込ませて、「この会社は何を強みにしていて、どこに困りごとがありそうか」を分析させる。そのうえで、提案資料の下書きまでAIに作らせておきます。

これ、手作業でやったら1社ぶんで何時間もかかります。とても毎回はできない。でもAIなら、リサーチをしながら提案書の形にするところまで、すぐ終わります。

だから商談の場では、いきなり「御社、ここが課題じゃないですか」と、具体的な話から入れる。「何かお困りですか?」と丸腰で聞くより、ずっと話が進みます。相手が気づいていなかった課題を、先に用意していけるんです。

これも、地味だけど効くやり方です。

正直、「AIコンサル」ってちょっとうさんくさい

ここも正直に書きます。「AIコンサル」って、ちょっとうさんくさいところがありますよね。

というのも、コンサルって、何にでもくっつくんです。経営コンサル、集客コンサル、恋愛コンサル。言ったもん勝ちで名乗れてしまう。AIコンサルも同じで、中身が薄くても、高い金額で売れてしまう世界です。

だからこそ、自分の中で定義をはっきりさせておきたいと思っています。僕にとってのAIコンサルは、こうです。

AIを使って、クライアントの課題を解決する人。

言葉を教えるだけ、資料を作るだけ、で終わらせない。ちゃんと相手の面倒が減るところまでやる。それがなければ、ただの「AIに詳しい人」で、コンサルとは呼べないと思っています。

料金についても、正直な考えがあります。実績がない分野は、相場より安く受けて、まず実績を積む。 これは僕自身がそうしてきました。ホームページ制作も、最初は5万円で受けていました。実績がたまってきて、いまは1本15万円くらい、内容によっては50万円で受けています。それでも相場よりは安いです。

いきなり「AIコンサル50万円です」と言うより、まず安くても結果を出す。結果が出れば、金額は後から上げられます。この順番のほうが、僕は誠実だと思っています。

自分の会社を、実験台にしている

僕がAIについて人に話せるのは、まず自分の会社で全部試しているからです。

フォーム営業の自動化も、口コミ返信ツールも、SEO記事の制作を半分自動にしたのも、全部まず自分でやってみた。使ってみて、本当に面倒が減ったもの、結果が出たものだけを、人に勧めています。

自分で使っていないものを「これいいですよ」と売るのは、したくないんですよね。自分が実験台になって、効いたものだけを渡す。これが、僕のやり方です。

非エンジニアだからこそ、できること

僕はエンジニアではありません。プログラミングも、ちゃんと勉強はしていますが、専門家ではないです。

でも、それがむしろ強みだと思っています。

AIやプログラミングが全然分からない人に、その人が分かる言葉で説明できる。だって、僕自身がそっち側から来ているので。どこでつまずくか、何が怖いのか、何が分からないのかが、自分のこととして分かるんです。

専門家が専門用語で話しても、現場の人には届きません。そこを、間に立って通訳できる。零細のお店や、1人でやっている事業者の人にこそ、こういう関わり方が合うと思っています。僕が助けたいのは、そういう人たちです。

で、結局AIコンサルって何屋なのか

長々書きましたが、僕の答えはシンプルです。

AIを使って、相手の面倒を減らす人。

難しい顔でAIの最新事情を語る人より、隣に座って、目の前の面倒を一緒に1個ずつ潰していく人でありたい。肩書きは地味で構いません。中身が地味なんだから。

そんなわけで、僕は今日も、自分の会社で新しい自動化を1個試しています。効いたら、また誰かに渡します。


AIを使った業務の自動化やWeb集客の相談は、会社のサイトでも受けています。中小事業者の方は、お気軽にどうぞ。

書いた人:アベジョ(安部譲一)。元お笑い芸人・元塾講師のWebライターWEBを経て、いまは株式会社ハトロクスの代表をやっています。SEO記事を600本以上書いてきた経験をAIに移植して、記事制作や営業の自動化を、自分の会社で実証中。AIスクールでも講師をしています。ご相談は hatorox.com からどうぞ。

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