MEHABELIM 第1話 メハべリム

あらすじ


ー食うことも、眠ることも、生きることすらも忘れるほど知りたいものがそこにあるー
XXXX年 地球は平面であった。
好奇心旺盛な少年カインはある日、海で一冊の本を見つける。
そこに記されていたのは言葉にすることすらタブーである地図の先についてであった。
カインは地図の先があることを証明するために旅に出ることを決心する…

「」セリフ  ()心理描写 <>読み

・カイン→主人公 ・アベル→カインの弟 ・先生→カイン(7歳)の学校教師

場面1 海
海で1冊の本が浮いている→本が浜辺に流れ着く

場面2 主人公の家
カインの母「カイン、起きなさい」

扉の音 扉が開きカインが出てくる

カイン「起きてるよ、ていうか寝てないし」

母「また一晩中本読んでたんでしょ」

カイン「学校ない日くらいいいだろ」

母「ちょっとアベルを遊びに連れていってあげて」

カイン「えぇー」

アベル(弟)「兄ちゃん、遊んでよー」

カイン「やだよ、本でも読んどけよ」

アベル「いやだぁー、海、海連れてって!」

母「連れてってあげなさい」

カイン「はあ、」

場面3 海

カインとアベルが海辺を歩いている

カイン(はあ、眠てえ、まだ本読んでる途中だったのになぁ)

アベルが本を見つける

アベル「お兄ちゃんー!」

カイン「?」

アベル「こっちきてー!」

カイン「なんだよ、」

カイン(なんだ、これは、、本、か? だいぶ汚れてるな)

カインが本を手に取る

カイン(題名は完全に汚れて分かんねえなあ、著者名は、、A、lan?)

アベル「ねえ、お兄ちゃん、読んでみようよ!」

カイン「え?、ああ」

カイン(本)「××××年×月×日  」

カイン(なんだ?日記か?)

本「ついに、ついにたどりついたぞ、あった、やはりあったんだ地図の先は・・・!」

カイン&アベル「!?」

カイン「ち、地図の外、、、」

アベル「ねえ、お兄ちゃん、この人何言ってるの? だって地図の外って、出たら死んじゃうんじゃ・・・」

カイン「ああ、」

カイン(地図の外に出たら死ぬ、そんなことはまだ7歳のアベルでも知ってる常識だ、そのはずなんだ、でも、、)

母「カイン、アベル帰るよー」

アベル「あーお母さん」

カイン「・・・」

母「なにしてるのよカイン、日が暮れるよ」

カイン「い、今行く」

本をじっと見つめるカイン

場面4 カインの家

深夜 カインがベッドから起きる

荷物をまとめるカイン

アベル「なにしてるの?」

カイン「!?」

カイン「アベル、起きたのか、いいかアベル、お兄ちゃんはしばらく家に帰らない、お母さんのこと頼んだぞ、」

アベル「どこに行くの?」

カイン「確かめに行くんだよ、あの日の俺は間違ってなかったと」

アベル「え、」

カインが扉を開けて家から出ていく

アベル「お母さん! お兄ちゃんが!」

場面5 カインの過去

教師「いいか、昔の探検家がまだ地図がなかったころにこの世界中を旅したんだ、そうして今の地図が出来上がったんだ」

生徒「先生!もし地図から出ちゃったらどうなっちゃうんですか?」

教師「いい質問だ」

生徒「もし、地図の先に出てしまったら、みんなは二度とおうちに帰れなくなっちゃうんだ」

生徒「えぇー、怖い」

先生「地球は平らだからね、地図の端っこより先に行ったら当然落ちちゃうんだ」

カイン「はい」 カインが手を挙げる

先生「どうした、カイン」

カイン(当時7歳)「家に帰れなくなってしまうというのは死んでしまうということですか?」

カイン「具体的には地図の先にはなにがあるんですか?一体誰が調べたんですか?」

カイン「本当に地球は平面なんですか?」

先生「カイン!」

生徒一同「!?」

先生「偉い人が昔調べたんだ!地図の先に行った者は一人として帰ってこれていない!」

先生「どうしてお前はそうなんでも知りたがる!限度を知れ! 二度と言うんじゃないぞそんなこと」

先生「ああ、ごめんねみんな、さあ、気を取り直して再開しようか」

カイン(おかしい、絶対おかしい、)

場面6 現在 カイン船の上
カイン「あの日からずっとおかしいと思っていた、でもこの疑問を誰にも言えないままいつしかそうゆうものだと思い込もうとしていた、でも、おかしい、絶対に、たとえ俺が間違っていたとしてもこのまま納得するなんて絶対にいやだ! 確かめてやる、地図の先を!」

場面7 地図の端にて
カイン「あれから一体何日の間船を漕ぎ続けたのだろうか、今が朝なのか夜なのかすらもわからない。でも、これだけはわかる。俺は今・・・」

カイン「地図の端にいる・・・!!」

荒波の滝

カイン「この本には地図の先にたどり着いたということしか書いてなかった。あれ以降はずっと白紙で正確な行き方も書いてなかった。でも地図の先があるということは記されていた。十分だ、それさえあれば十分なんだ、俺を突き動かすには!」

滝に落ちる

(ザザーン)

場面8 地図の先

カインが目覚める

カイン「、、ん、、」

カイン「生きてんのか俺は、、ここは・・」

カイン「真っ暗だ、何も見えねえ、そうだ、かばんに、、」

カイン「くそ、わかんねえ、!」

カイン「あるのは、、この本だけか、」 カインが本に触れる

怪物「ぅううぅ」

カイン「!?、なんの音だ!?」

怪物が近づく

カイン(なんだ、こいつは!?)

目の前に怪物

カイン(とにかく、やばい!)

カインが走る

カイン(なんだ、なんなんだあれは!? 走りにくい! これは、砂か!?)

カイン「もしかして、ここら一体全部砂なのか!」

カイン「やばい! 速いぞこいつは!」

カインが岩につまづく

カイン「いってぇ!」

カインが岩に隠れ、怪物が探す

怪物「ハァ、ハァ」

怪物「・・・」

怪物がどこかに行く

カイン(どこかに行ったのか、)

カインが自然と眠ってしまう

場面9 カインが目覚める

カイン(本)「××××年×月×日 今日からアラン氏に代わりこの私、カインがこの本を綴る。私はアラン氏と同じようにずっと疑問に思っていた地図の先を知るために旅に出た。そして同じようにここにたどり着いた。アラン氏はここにたどりつき何を思ったのだろう、今となっては知りようがない。だが、きっと同じことを思っただろう。

カインが目を覚まし、あたりを見る

カイン(本)「地図の先は・・・」

日の出に照らされる砂漠

カイン「美しい そして・・・」

カイン「未知で溢れている・・・」

砂漠そこら中に怪物がいる

場面10 カインが怪物から逃げる

走るカイン 後ろから怪物が追ってきている

カイン「はあ、はあ、」

カイン「はあ、、はは 地図の外、おもしれえ!」

カイン (なんだあの生き物は!? なんで俺を追ってくる? 好奇心か? それとも俺を食料としてみてるのか? 今まで地図の外に来た人達もこいつらにやられたのか?)

カイン (知りたい)

カイン (知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい…)

立ち止まり怪物に向かうカイン

カイン (知り尽くしてやるよ 地図の外<ここ>のすべてを)

カインが地面の砂を握る

カイン「おらああぁああ!」 カインが砂を怪物に向かい投げる

怪物達「ぎゃぁあぁああ!」

カイン(そのために今は逃げるしかねえ!)

カイン「はあ、はあ、」

カイン「、、、」

ドサッ

カインが倒れる

カイン「やばい、体が動かねえ いつの間にか日も暮れちまった 腹も減った、眠っちまいそうだ・・・」

回想(地図の先に行った者は一人として帰って来れていない!)

カイン(ちくしょう、あの教師の言う通りだったか、)

回想(二度とそんなこと言うんじゃない!)

カインがこぶしを握る

回想(どうしてお前はそうなんでも知りたがる!限度を知れ!)

カイン(何が悪い、知りたがりで何が悪い)

カイン(ねえんだよ)

カイン(知りたいという欲に終わりなんてねえんだよ!)

カインが立ち上がり歩き出す

カイン(食うことも 眠ることも 生きることすらも忘れるほど)

カイン(知りたいものが地図の先〈ここ〉に・・・)

バサッ

カインが倒れる

カイン「・・・」

眠りそうなカインが目を見開く

カインがペンを手に取り、文字を書き出す

カイン(くそ、力が入んねえ)

カイン(動いてくれよ、頼む・・・ 書かせてくれよ)

カインが目を閉じる

カイン(この事実を)

カインが砂漠の中に小さな集落を見つける…

#創作大賞2024 #漫画原作部門

第2話

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第3話
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