子どもを本好きにするためにやってはいけないこと
「本を読みなさい。」
子育てをしていると、一度は言いたくなる言葉ではないでしょうか。
私も親ですから、その気持ちはよく分かります。
読書は大切だと思っていますし、本を好きになってほしいという思いもあります。
でも、その気持ちが強すぎると、かえって本から遠ざけてしまうこともあるのではないか。
長男と次男を見ていて、そんなふうに感じるようになりました。
我が家では、幼稚園までは毎日5〜10冊を目安に読み聞かせを続けてきました。
その頃は、「本を読む時間」を親が作ります。
でも、小学生になると役割は変わりました。
長男は今、小学3年生です。
図書館へ行けば、自分で読みたい本を選びます。
親は本と出会える環境を用意するだけで、基本的に何を読むかは本人に任せています。
(最近はドラえもんの学習漫画ばかり読んでる💦)
そして今、その入り口にいるのが年中の次男です。
まだ自分で文字は読めません。
それでも図書館では、自分が読みたい本を一生懸命探しています。
先日も、「これ面白そうじゃない?」と私が本を勧めると、
「パパは選ばないで。」
と、きっぱり言われてしまいました。
少し寂しかった反面、「自分で選びたい」という気持ちが育っていることがうれしくもありました。
そんな経験を重ねる中で、我が家が意識してやらないようにしていることがあります。
それは、本を無理に読ませないことです。
・親が選ばない。
・読まなかったことを責めない。
・感想を無理に聞かない。
・最後まで読み切ることを求めない。
もちろん、「読んでみたら?」と声をかけることはあります。
でも、最終的に読むかどうかは本人に任せています。
図書館なら、「思っていた本と違った」「途中でやめた」という失敗をしても大きな負担はありません。
その失敗も含めて、本との付き合い方を覚えていけばいいと思っています。
塾でも、本を読むことに抵抗がない子には共通して感じることがあります。
語彙が豊富だったり、長い文章を最後まで読めたり、問題文を丁寧に読もうとしたり。
もちろん、読書だけで学力が決まるわけではありません。
それでも、本が身近にある子は、文章に向き合うことへの抵抗が少ないように感じます。
だからこそ、「読ませること」よりも、「本と出会える環境」を大切にしたい。
今の我が家は、そんな考えで子どもたちと本に向き合っています。
読書習慣は、「何をするか」よりも、「何をしないか」の方が大切なのかもしれません。
次回は、小学生になると多くの家庭がぶつかる「読書時間が減る問題」について、我が家で感じていることを書いてみようと思います。
