毎日5〜10冊読み聞かせを続けた我が家が、小学生になって感じた図書館のリアル
読書は大切。
子育てをしていると、そんな言葉を何度も耳にしますよね。
でも、毎日の暮らしの中で読書を習慣にするのは、
思っている以上に簡単なことではありません。
我が家には小学生の長男と幼稚園に通う次男がいます。
二人とも幼い頃から、毎日5〜10冊の読み聞かせを続けてきました。
卒園するまで、ほぼ毎日です。
今でも次男は、幼稚園へ行く前に5冊読むことを日課にしています。
長男は小学3年生になった今でも、本を読むことにほとんど抵抗がありません。
物語だけでなく、少し長めの本や小学校高学年向けの文章にも自然と手が伸びるようになり、漢検の学習も順調に進んでいます。
もちろん、それがすべて読み聞かせのおかげだとは言えないです。
それでも、毎日本に触れる時間を積み重ねてきたことは、
決して無駄ではなかったと思っています。
図書館は本当に素晴らしい場所
図書館は、本当にありがたい存在です。
お金を気にせずたくさんの本に出会える。
子どもが自分で興味を持った本を選べる。
普段なら手に取らないジャンルとも出会える。
読み終えたら返却できるので、本棚があふれることもありません。
親子で図書館へ向かう時間そのものも、今では大切な思い出の一つです。
長男、次男ともに図書館の読み聞かせにも何度も参加し、司書さんに顔を覚えていただけるくらい通っています。
だからこそ、子育て家庭にとって図書館は本当に素晴らしい場所だと言い切れます。
ただ、何年も通い続けていると、違う景色も見えてきました。
年々ハードルの上がる図書館通い
通うこと
まず、毎週通うこと自体が意外と大変です。
返却期限があるので、基本的には毎週足を運びます。
時間的には1時間以内に完結しますが、
暑い日もあり
寒い日もあり
雨の日もあります。
今日は少し面倒だなと思う日でも、本を返して、新しい本を借ります。
その繰り返しです。
重たい
そして、本は驚くほど重たい。
我が家は今だと一度に20冊ほど借ります。
子どもが小さく、ベビーカーに乗っているうちは
まだよかったのですが、歩いていくようになるとめちゃくちゃ重たい。
行き帰りは毎回ちょっとした筋トレです。
子どもも少しは持ってくれますが、結局ほとんどは親が抱えて帰ることになります。
本選び
本選びも、子どもの成長とともに難しくなってきました。
読んだことのある本も増えてきて、
幼児の頃は絵本を中心に選べばよかったものが、小学生になるとそうはいきません。
簡単すぎると物足りない。
難しすぎると途中で読むのをやめてしまう。
今のこの子にちょうど合う一冊を探すだけで、気づけばかなりの時間が過ぎています。
また気をつけていても、読む本は偏ります。
恐竜、昆虫、科学、昔話。
子どもの好みがありますし、親にもつい選んでしまうジャンルがあります。
もちろん好きな本を読むことは大切です。
でも、できればもっといろいろな世界を知ってほしい。その思いから、我が家では意識して違うジャンルの本も借りるようにしています。
読む時間
最近長男を見ていると、小学生は読書時間そのものを確保する難しさも感じています。
宿題があり、習い事があり、友達と遊ぶ時間もある。
学校で朝読書の時間があるといっても、本を開く時間は幼児期より確実に減りました。
これは成長した証でもあるのでしょう。
塾長として感じる「読書習慣」の大切さ
普段は塾でたくさんの子どもたちと接しています。
読書量だけで学力が決まるわけではありません。
それでも、読書習慣がある子には共通して感じることがあります。
言葉をよく知っている。
漢字に抵抗が少ない。
長い文章でも最後まで読むことができる。
問題文を丁寧に読める。
一方で、本に触れる機会が少ない子は、
漢字が読めなかったり、
言葉の意味が分からなかったり、
長文を見ただけで手が止まってしまう場面に出会うことがあります。
そんな場面を見るたびに、読書の積み重ねはやはり大きいと感じます。
これからどうしていくか
我が家も、まだ試行錯誤の途中です。
図書館には、これからも通い続けます。
その一方で、もっと子どもに合った本を見つけやすくできないか、もっと無理なく読書習慣を続けられないか。そんなことを考えるようにもなりました。
子育てに決まった正解はありません。
だから今日も、本を借りて、本を読み、また次の一冊を探しています。
その繰り返しの中で見えてきたことを、これからも少しずつ書き残していこうと思います。
