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年収3倍になった施工管理の人の話も書いてます〜住宅営業で年収1000万円を目指す方法〜20年間、住宅業界を見てきて思うこと


こんにちは。
私は住宅・リフォーム業界を中心に、20年間、人材紹介・ヘッドハンティングの仕事をしてきました。

これまで直接お会いした候補者は1万人を超えます。

大雪の中、23時まで
候補者の仕事帰りを待ち、
コンビニで立ち話をした事もあります。

とても辛かったです。

凄く寒くて帰りたかったです…

年間20棟、30棟を販売するトップセールス。
店長、支店長、営業部長。
施工管理から営業に転身した人。

そして、なかなか数字が伸びず悩んでいる人。
そもそも、仕事に本気を出していない人。

本当にいろいろな方を見てきました。
その中でよく聞かれるのが、

住宅営業で年収1000万円を目指すには、どうしたらいいですか?」

という質問です。

私は、住宅営業という仕事は、
年収1000万円を十分に狙える仕事
だと思っています。

ただし、

「とにかく棟数を売ればいい」
という単純な話でもありません。
20年間、住宅業界の転職を見てきた立場から書いてみます。



① 「何棟売ったか」だけを見ない

住宅営業の世界では、
年間10棟。
年間15棟。
年間20棟。
規格住宅や、注文住宅で施工しているのか。
1棟の単価は、坪単価いくらなのか

によっても、
棟数は確かに変わってくると思います。

どうしても棟数が評価されます。
もちろん大切な数字です。

ただ、私は住宅営業の方と面談するとき、棟数だけでは判断しません。

例えば年間20棟売っている人がいたら、

月に何組の新規客を担当しているのか。
展示場には営業が何人いるのか。
会社から紹介案件はあるのか。
平均単価はいくらなのか。

契約後はどこまで担当しているのか。


こういったところまで聞きます。

月20組のお客様を担当して年間20棟の人もいれば、

月2〜3組しか新規のお客様を担当できない環境で年間10棟売っている人もいます。

単純に20棟の人の方が優秀とは言えません。

大切なのは、

何棟売ったか」ではなく、「どうやってその数字を作ったのか」

だと思っています。



② 年収1000万円欲しい、ではなく「1000万円払う理由」を作る

転職相談で、

「次は年収1000万円欲しいです」
と言われることがあります。
もちろん希望を持つことはいいことです。

でも企業からすると、
「なぜ、この人に1000万円を払うのか?」
という理由が必要になります。

私は数年前、あるヘッドハンターの方の講演を聞きに行ったことがあります。

その方が、
「実は年収を上げること自体は、それほど難しいことではない」

と話されていました。

私もまったく同じ意見です。
例えば、

年収1000万円で採用した人が、毎年3000万円、5000万円という粗利益を会社へ確実に持ってきてくれる。

それが100%分かっているのであれば、
企業は1000万円でも1500万円でも出せます。

問題は、

本当にその利益を持ってきてくれるか分からないこと。
だから企業は慎重になります。



実際に年収が約3倍になった人がいる


ここで、私が実際にお会いした方の話をします。
東北で働いていた、当時20代後半の方です。
最初にお会いした時は、
住宅会社の施工管理

をされていました。

現場監督ですね。

決して最初から営業のトップセールスだったわけではありません。

私はその方と半年くらいの間に、3回ほどお会いしました。

東北でお話ししましたが、毎回そのエリアに行くたび、同じ喫茶に行ってましたので…

その駅前の喫茶店の店員さんとだいぶ仲良くなった感じです。笑

話をしていて感じたのは、

素直で、一生懸命。

これが一番大事ですね。本当。

そして、人の話をきちんと聞く方でした。

最終的に転職されたのですが、
その後、その方のキャリアは大きく変わっていきました。

施工管理から、住宅営業へ。


そして営業で結果を出し、
店長へ。

さらにその後、
取締役まで上がっていきました。

年収も、最初にお会いした頃と比較すると、

約3倍になりました。



現場を知っている営業は強い

私は、この方のキャリアを見ていて改めて思いました。

施工管理を経験している住宅営業は強い。

もちろん全員が営業に向いているという意味ではありません。

でも、現場を知っていることは大きな武器になります。

お客様から、

「この間取りで本当に大丈夫ですか?」
「この工事はできますか?」
「この土地で建てる時に問題はありませんか?」
「工期はどれくらいですか?」

と聞かれた時、

営業的な説明だけではなく、

現場を知っている人間として答える

ことができます。

これはお客様にとって大きな安心感になります。

施工管理を経験している人は、
職人さんのことも分かる。
工程も分かる。
現場で何が起こるかも分かる。
設計や施工管理とのコミュニケーションも取りやすい。

つまり、

売るだけの営業」ではないんですよね。

ここは非常に強いと思います。



⑤ 年収を上げるなら「今までの経験」を掛け算する

年収を上げたいからといって、
今までやってきた仕事を全部捨てる必要はありません。
むしろ逆です。
施工管理を10年やったのであれば、
その10年を武器にする。

設計を経験しているのであれば、
設計が分かる営業になる。

リフォームを経験しているのであれば、
リフォームも新築も分かる営業になる。

営業経験があり、さらにマネジメントができるなら、
営業+マネジメント。

経験を掛け算していく。

これが年収を上げる一つの方法だと思っています。

私であれば、
コンビニ✖️出張面談ですかね
なんのキャリアにもなりませんね。

先ほどの方も、
施工管理の経験がなくなったわけではありません。

施工管理という土台の上に、

営業。
店長。
マネジメント。
経営。

と、できることを増やしていった。
だから市場価値も上がっていったのだと思います。



⑥ 「自分の再現性」を説明できる人は強い

住宅営業で年収1000万円を目指すのであれば、
「年間20棟売りました」
だけでは少し弱いです。

なぜ20棟売れたのか。
月の新規接客数は何組だったのか。
紹介は何棟あったのか。
どんなお客様を得意としているのか。

競合した時、どうやって契約につなげているのか。

ここまで説明できると企業側の見方が変わります。
会社が変わっても、この人なら結果を出してくれそうだ。
そう思ってもらえるからです。

年収を上げるために必要なのは、
過去の実績を大きく見せることではありません。

自分の強みは別の環境でも再現できます



と説明できることだと思います。



⑦ 会社選びで年収は大きく変わる

同じ住宅営業でも、会社によって年収は変わります。

歩合制度。

インセンティブ。

商品単価。

粗利益。

集客力。

営業一人あたりの接客数。

評価制度。

そして、

営業にどこまで裁量を与えてくれるのか。
これらが違えば、同じ能力でも年収は変わります。

だから私は、

今の年収=自分の市場価値
ではないと思っています。


年収600万円の人が、環境を変えて1000万円になることもある。

逆に年収1000万円の人が、環境を変えると同じ数字を出せないこともあります。

会社との相性は非常に大切です。



⑧ 「売る+何か」を持っている人は強い

これから年収1000万円以上を目指すのであれば、

私は、

営業+何か」

を意識してほしいと思っています。

営業+施工管理。

営業+設計。

営業+リフォーム。

営業+土地仕入れ。

営業+マネジメント。

営業+採用・育成。

こういった人は企業からすると貴重です。

特に30代後半、40代以降になってくると、

自分だけが売れる人より、
周りの人も売れるようにできる人
の価値が高くなることがあります。

自分で年間20棟売れる。
それも素晴らしい。

でも5人の営業を育てて、それぞれ年間10棟売れるようにできる。

会社に与えるインパクトは大きいですよね。



⑨ 紹介で売れる営業は年齢を重ねても強い
長く住宅業界を見ていて感じるのは、
紹介案件を持っている住宅営業は強い
ということです。

会社からお客様をもらわなくても、
過去のお客様から紹介が来る。
「〇〇さんにお願いしたい」
と指名される。

これは年齢を重ねるほど大きな財産になります。
契約したら終わりではありません。
引き渡し後のお客様との関係を大切にする。

10年、20年と住宅営業を続けるのであれば、
この積み重ねはかなり大きいと思います。



年収1000万円を目指すなら「自分の価値」を考える
住宅営業で年収1000万円を目指す。
私は十分可能だと思っています。

ただ、
「1000万円欲しいです」
だけでは企業は動きません。

大切なのは、

「私を1000万円で採用すると、御社にこれだけの価値があります」
と言える状態を作ることです。
施工管理の経験があるなら、それを武器にする。
設計経験があるなら、それを武器にする。
営業で結果を出したら、次は人を育てる。
マネジメントができるようになったら、さらに組織を見る。

そうやって、

今までの経験を捨てるのではなく、積み上げていく。

先ほど紹介した施工管理の方もそうでした。
施工管理から営業へ。
営業から店長へ。
そして取締役へ。

結果として、年収は約3倍になりました。

最初に会った時から、
「この人は将来、取締役になる」
なんて分かっていたわけではありません。

でも、

一つずつ経験を積み上げていった結果です。

私は20年間、人材紹介の仕事をしてきて、

年収が大きく上がる人は、突然すごい人になったわけではない

と思うことがあります。

今までやってきたことに、

新しい経験を一つずつ足している。

その結果、会社から見た価値が上がっていく。

だから今、年収500万円、600万円だからといって、

「自分には1000万円は無理だ」

と決める必要はありません。

まず考えてみてください。

自分には何ができるのか。

そして、

今持っている経験に、何をプラスすればもっと価値が上がるのか。

住宅営業で年収1000万円を目指すなら、

「もっと売らないと」

だけではなく、

「自分の価値をどうやって1000万円以上にするか」

という視点を持ってみる。

私は、こちらの方が大切だと思っています。


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