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「天雷无妄」の初爻に学ぶ“自然”に従うとは何か?

「自然に従うこと」と聞いて、
あなたはどんな風に考えますか。

前回に引き続き、「易経」の六十四卦の
「天雷无妄(てんらいむぼう)」についてです。
 
今回は、この初爻(しょこう)をじっくり深掘りしながら、
「自然に従う生き方」とはどんなものなのかを考えていきましょう。  

「人が自然のままに生きるとは、どういうことか」


 
特に、「天雷无妄(てんらいむぼう)」の初爻(しょこう)には、
現代を生きる私たちにとって
大きなヒントが隠されています。

天雷无妄とは?


まず、「天雷无妄(てんらいむぼう)」
という卦(か)自体の復習を簡単に説明しておきます。
 
「天」は天、つまり自然界の大きな秩序を象徴します。
「雷」は地中に力を蓄えて、
やがて地上に現れるエネルギー。
 
そして「无妄(むぼう)」とは、「作為がないこと」
つまり自然に任せる姿勢を意味します。
 
無理に何かをしようとせず、
自然の流れに乗り、
タイミングが来たときに力を発揮する。
 
つまり、「天雷无妄(てんらいむぼう)」の卦(か)
の教えは、無理に行動することなく、
自然の流れに逆らわず、
誠実でまっすぐに生きることの大切さ。
 
無駄に動くことなく、自分を偽らずに正直に生きることで、
良い結果を導くことができるという
教えが込められています。
 
それが「天雷无妄(てんらいむぼう)」の基本の姿勢です。
 
では、そんな「无妄(むぼう)」の精神を、
具体的にどのように生きるのか?
 
それを段階的に教えてくれるのが、
各爻(こう=線)です。
 
中でも初爻(しょこう)は、
「无妄(むぼう)のはじまり」にあたります。
 
自然に生きるとはどういう感覚なのか?
その最初の一歩を教えてくれるのが、
この初爻(しょこう)なのです。
 

天雷无妄・初爻の辞(ことば)
 

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