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【小説投稿サイト】趣味で作品を書くのと商業化を目指して作品を書くことの違い。

 趣味で書くのと仕事で書くのは違うって言いますが、
 本当にそうなんでしょうか。

 僕の中で、小説の執筆は趣味です。
 作家としての仕事と考えることもできますが、
 自分の思い通りにできない点も含めて楽しんでいるので趣味とも言えます。

 結局、どう捉えるかだと思うんですよね。

 商業化している作品に、
『勇者学園の西園寺オスカー』のコミカライズがありますが。

 やっぱりその作品も、最初は趣味で書いていました。

 受賞して作家を名乗れるようになった今でも、
 書籍化を目指して作品を書いていたとしても、趣味の一環ではあると思います。

 まあそもそも、
 僕は専業作家というわけではないし、
 作家として稼いだお金で食べているわけではありません。

 だから「仕事」であると言い切るのも調子に乗っているようなのでしたくないのですが、そうですね……仮に今後作家として食べていけるようになったとしても、創作活動が趣味であることは変わらないと思います。

 ただ、ここでひとつ問題が。

 この記事のタイトルです。
 趣味で書くのと商業化のために書くことの違い。

 そうタイトルに書いてしまっている以上、
「違い」にフォーカスして述べていかなければなりません。


商業化を目指すと起こること

 商業化というのは、
 書籍化やコミカライズ、ゲーム化、舞台化など。

 様々ありますが、それらを全部ひっくるめて考えましょうか。

 そうした時に、
 やっぱり人気を出す必要があります。

 多くの作品ファンがいたら売れることはある程度担保されるので、出版社としても低いリスクで作品を世に出せるわけです。

 もちろん例外もありますが、
 ウェブ小説が競争の激しいレッドオーシャンである以上、
 作品をヒットさせることはかなり大切なことです。

 ランキング上位に掲載され、
 露出を増やし、
 多くの人に読んでもらう必要があります。

 コツをつかめばランキングに載ることは簡単にできますが、上位に入ることは難しいです。

 だから、趣味としてやっているという軽い気持ちでは、
 心が折れてしまうわけです。

 トレンドを取り入れたり、読者にウケるような展開・キャラを考えたり。

 あらゆることに配慮して作品をつくります。
 もしかしたらそれは、自分が本当に書きたいものではないかもしれません。


人気が出るだけでもダメ

 そして、商業化の難しいところは他にもあります。

 ズバリ、ランキング1位になったからといって、
 必ず書籍化されるわけではない!
ということです。

 僕はアルファポリスというサイトで、
 HOTランキングで1週間ほど1位を独占し、
 3000人を超えるお気に入り登録者を獲得したことがあります。

 書籍化申請を何度かしたのですが、
 キャラの魅力が足りない、ということで却下されました。

 読者にはウケていたとしても、編集者が見て魅力が足りない作品であれば、商業化することは厳しいということですね。

 それに、ランキング1位になった作品をいちいち書籍化していたら、作品の量がものすごく増えてしまいます。数えきれないほどに。


楽しむことが趣味なら、仕事も趣味かも

 商業作家としてやるのであれば、
 小説を書くことは戦いです。

 何がなんでもランキング上位を狙い、編集者が気に入るような作品を作らなければならないからです。

 それってかなりの苦行なんですよね。
 自分が本当に書きたいものが書けるとは限らないし。

 ネット小説で人気が出るパターンと、ラノベ・漫画として出版した時に人気が出るパターンも違います。
 そういうことも考えながら書かなくてはならないわけです。

 制限やプレッシャーが多くて、
 書けるか!ってなるかもしれまん。

 わかりますよ! その気持ちは痛いほど!

 でもやっぱり、「楽しむ」ことができていないと、書き続けることは難しいです。毎日の執筆が苦行になってしまいます。

 だから楽しむんです。

 それに、作家が楽しんでいないと、読者も楽しめません。
 意外と伝わるものです。作家の「楽しい」というポジティブな感情がね。

 それで結論ですが、
 楽しめば趣味になるので、
 趣味としてやっていても十分商業化の可能性はある、というものです。

 中には本当に書きたいことだけ書いて商業化している天才もいますが、ほとんどが凡人なので、ある程度はプライドを捨ててやっていきましょう。

 自分のことを天才だと思っていると、
 あとで痛い思いをします。

 本当に天才だったとしても、努力は惜しまないように。

 というわけで、以上。

 レッドオーシャンの中で書き続けるのは大変ですが、
 頑張るしかないです。

 諦めずに自分にしか書けない物語を紡いでいきましょう。


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