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ゆれてるけど、ほどけない

やさしい瞬間に触れると、
ほんとうは こうであってほしかった気持ちを
思い出してしまうことがある

でも、
その一瞬だけでは
未来にならないことも
もう知っている

ゆれながらも
自分の感覚を手放さないことについて書いた詩です



ゆれてるけど、ほどけない
aco



ぎゅーってすると

少しだけ

世界の音が遠くなる


こわかったことも


言われた言葉も


まだ

胸の奥で

ざわざわしてるのに


あったかいところに触れると

ほんの少しだけ

やわらぐ


やさしい日があると

思い出してしまう


本当はこうがよかったって


でもね

それが一日だけじゃ

未来にはならないって

もう知ってる


わたしは

ちゃんと見てる


言葉じゃなくて


流れを

繰り返しを

気配を


だから

ゆれてもいい

寂しくてもいい


でも

ほどけない

わたしの中の

「ここじゃない」は


ちゃんと

わたしを守ってる


ゆれてもいい
でも
ほどけない



あとがき


やさしさに触れると、
心が少しゆれることがあります

それでも
自分の中にある違和感や、
ちゃんと見てきた流れを
なかったことにはしたくないなと思います

ゆれても、ほどけない
そんな感覚をそのまま書きました


この詩を12340さんがアレンジして
曲🎧にしてくれました。ぜひ聴いてください✨

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