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「お得さ」よりも「納得」を選びたい。僕が海士町にふるさと納税を続ける理由

12月になると、SNSや広告は「ふるさと納税」の話題一色になります。「還元率」や「ボリューム」を競うような情報ばかりが目に入り、正直に言えば、僕自身もかつては単なる「節約術」として利用していました。

しかし、海士町という島に関わり、アンバサダーを務める中で、その捉え方が少し変わりました。今の僕にとって、これは単なる「買い物」ではありません。自分が応援したい自治体に寄附を行い、その使い道を託すプロセスだと考えています。

■「意志あるふるさと納税」という仕組み

海士町が掲げている指針に、「意志あるふるさと納税」という言葉があります。これは単なるスローガンではなく、寄附金が何に使われるのかという「透明性」を重視する姿勢です。

その中核にあるのが、「海士町未来共創基金」という仕組みです。寄附金が島のどの事業に使われ、どのような未来を目指しているのか。教育や地場産業の振興など、具体的な活動に紐付けて示されています。

自分の寄附が、島のどの部分を支えているのかがわかる。「ただなんとなく納める」のではなく、「自分の意志で、この未来への投資に充てた」と言えること。元国家公務員として制度の裏側を見てきた身としても、この納得感こそが、ふるさと納税の本質的な価値だと感じています。

■島から届く「確かな実感」

海士町から届く返礼品は、単なるモノではありません。少なくとも、僕が実際に触れてきたものはそうでした。

まず、岩牡蠣「春香」。とてもクリーミーで、口に入れた瞬間に磯の香りが広がります。食感もよく、「ああ、海の近くで育った牡蠣だな」と素直に感じられる味でした。

次に、「海士の継ぐ米」。アンバサダーとしていただき、周囲にお裾分けもしましたが、自分で食べても、あきらかに安心感のあるお米だと感じました。派手さはないけれど、毎日の食卓にちゃんと馴染む。島の暮らしを支えてきた主食なのだと思います。

海士町のお米

そして、クラフトジン。アンバサダーのイベントで何度か飲む機会がありましたが、すっきりとして爽やかで、とても飲みやすい一本でした。土地の個性を前に出しすぎず、それでいて記憶に残る味です。

加えて、海士の牛乳。これは正直、衝撃でした。まるでヨーグルトやクリームのように濃厚で、「牛乳ってこんな味だったっけ」と概念が少し変わる美味しさです。

海士町の牛乳

正直に言えば、隠岐牛や寒シマメ、幻の魚「スマ」については、名前は知っていても、僕自身はまだきちんと味わったことがありません。ただ、それだけ島の引き出しが深い、ということでもあるのだと思います。

■比較する時間を、納得する時間へ

以前ポイント還元の記事でも書きましたが、目先の利益を追いかけて比較に時間を浪費するのは、精神的なコストが高いと感じています。

ふるさと納税も、「どこが一番得か」を延々と比べるより、「この町の姿勢を応援したい」と思える場所に託したほうが、判断のノイズが減り、気持ちがずっと楽になります。

■納得できる冬の過ごし方

もし、今年の寄附先に迷っているなら、一度、海士町のnoteを読んでみてください。そこには、島の未来をどう作ろうとしているのか、担当者たちの実直な言葉が綴られています。

「どれだけ得をするか」という視点を一度置いて、「どこなら納得して寄附を託せるか」を考える。それが、今の僕が海士町を選び続けている理由です。

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#海士町 #ふるさと納税 #地方創生  

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