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海士町のランチ情報が探しにくかったので、AIと一緒にマップを作った

海士町に行くと、ときどき困ることがあります。
今日のランチを、どこで食べるか。
店がないわけではありません。むしろ、島ならではのおいしい店があります。
ただ、営業日や営業時間が店ごとに異なり、情報もWebサイトやSNSなどに分かれています。曜日によって営業している店も変わるので、「今日、開いている店」を探すだけで意外と時間がかかります。
不便だなあ。
そう思ったので、AIと一緒にランチマップを作りました。
▶︎ 海士町くらしガイド
▶︎ 海士町ランチ・カフェマップ

欲しかったのは「今日、開いている店」が分かる地図

海士町の飲食店を紹介する情報は、すでにあります。
海士町観光協会のグルメガイドもありますし、隠岐観光協会の公式サイトにも飲食店情報が掲載されています。
ただ、僕が欲しかったのは、観光情報をじっくり読むページというより、海士町にいる日にスマートフォンでさっと開ける地図でした。

  • 今日営業している店を絞り込める

  • ジャンルから探せる

  • 店の場所を地図で確認できる

  • 日本語だけでなく、英語と繁体字でも見られる

そんなマップがあれば、自分が便利です。
まず自分が使いたかった。動機は、だいたいそのくらいです。
行政のDXでは「利用者目線」が大切だと、やや立派な言葉で語られます。でも、利用者目線の出発点は、案外「面倒くさい」「探しにくい」「ひとつにまとまっていてほしい」だったりします。
壮大な地域課題から始めなくても、不便は十分な出発点になります。

AIに丸投げしたわけではない

サイト制作にはAIを使いました。
新卒でプログラマーをしていたとはいえ、現役だったのはずいぶん前です。いまのWeb制作を一から調べ、コードをすべて手で書くのは、なかなか骨が折れます。
そこで、欲しい機能や画面のイメージをAIに伝え、コードを作らせ、実際に動かしながら修正しました。
もちろん、AIに「海士町のランチマップをよろしく」と頼めば完成するほど、世の中は都合よくありません。
店の情報が正しいか。
曜日の判定がおかしくないか。
スマートフォンで見づらくないか。
英語や繁体字が妙な表現になっていないか。
最後は人が見ます。
AIは制作を速くしてくれますが、情報の正確さまで引き受けてはくれません。特に営業時間は変わります。臨時休業もあります。
そのため、ランチマップは海士町や観光協会の公式サービスではなく、僕が個人で編集した非公認ページとしています。来店前には、各店舗の公式SNSなどで最新情報を確認してください。

作ったものの、置き場所に困った

ランチマップの形ができたあと、別の問題が出てきました。
どこに置くか。
当初は置き場所がなかったので、AA WAVE合同会社のWebサイトと同じ環境に置きました。
ただ、会社のサービスと海士町の非公認ランチマップは、目的が違います。会社のサイトに間借りさせ続けるのは、どうにも収まりがよくありません。
では、専用ドメインを取得するか。
年間数千円ほどなので、払えない金額ではありません。ただ、個人で作った小さな非公認マップに、新しいドメインを取るのも少し大げさです。
お金の問題というより、身の丈の問題でした。
便利にしたくて作ったのに、維持するための固定費や管理作業を増やすのも違います。

オープンアジトブックストアを思い出した

置き場所を考えていて、海士町の「オープンアジトブックストア」を思い出しました。
オープンアジトブックストアは、海士町のOPEN AGITOにある本棚を、デジタルでも探せるようにしたサイトです。
▶︎ OABS|オープンアジトブックストア(仮)
サイトを確認すると、Vercelで公開されていました。
Vercelは、WebサイトやWebアプリを公開できるクラウドサービスです。非商用の個人プロジェクトなら、無料のHobbyプランを利用できます。
「同じ方法なら、ランチマップも会社の環境から切り離せるな」
そう思い、Vercelへ移しました。
専用ドメインは取得せず、Vercelから割り当てられるURLをそのまま使っています。少し長いURLですが、困るほどではありません。
無料で公開でき、会社のWebサイトとも分けられる。個人で育てる小さなサイトには、ちょうどよい置き場所でした。
なお、VercelのHobbyプランは非商用の個人利用に限られます。広告やアフィリエイト、サービス販売などに使う場合は、有料プランを選ぶ必要があります。
無料は、何をしても無料という意味ではありません。クラウドサービスの無料枠にも、ちゃんと境界線があります。

ランチマップから「くらしガイド」へ

公開したサイトは、ランチ情報だけに閉じない形にしました。
現在の名称は「海士町くらしガイド」です。

  • 食べる

  • 暮らす

  • 参加する

  • 読む・知る

4つの入口を設けています。
海士町のガバメントクラウドファンディング、オフィシャルアンバサダー、デジタル地域通貨のハーンPay、オープンアジトブックストアなどにもつないでいます。
海士町と関わる入口は、観光だけではありません。
食べる。
本を読む。
プロジェクトを応援する。
アンバサダーとして情報を受け取る。
ランチを探して訪れた人が、海士町との別の関わり方にも出会える。そんな小さな案内所になればと思っています。

小さな不便は、自分で直せるようになった

以前なら、ランチマップを作るには、Web制作会社に頼むか、自分でかなりの時間をかけてプログラムを書く必要がありました。
生成AIの登場で、個人が思いついたものを、その日のうちに形にできる範囲が広がっています。
大切なのは、AIで何を作れるかを考え続けることではありません。
日常の中で感じた不便を、そのまま放置しないことです。
「自分が欲しいから作る」
地域のデジタル活用は、そのくらい小さな動機から始まってもよいはずです。
海士町でランチを探すときは、ぜひ使ってみてください。
情報の誤りや、掲載したほうがよい場所があれば教えてもらえるとうれしいです。個人編集の非公認ガイドなので、皆さんの知恵を借りながら、少しずつ育てていきます。
▶︎ 海士町くらしガイド
▶︎ 海士町ランチ・カフェマップ


参考リンク

ハッシュタグ

#海士町 #地方創生 #生成AI #Vercel #個人開発 #島根県 #関係人口 #自治体DX


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Hiroyuki A いつも温かい目で読んでくださり感謝しております。この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。皆さんからの応援が私の創作エネルギーとなっています。スキやコーヒー一杯のチップをいただけると創作の大きな励みになります。これからもよろしくお願いします。​​​​​​​​​​​​​​​​