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お金が貯められなかった僕が、少しだけ変われた話

給料日なのに、口座のお金が減っている。

そんな経験を何度繰り返したかわからない。
自分ではそんなに使っていないつもりなのに、気づいたらなくなっている。

ADHDあるあるだと知ったのは、ずっと後のことだ。

原因は、お酒だった。

嫌なことがあると飲みに行った。
ストレスを忘れるために飲んだ。
常に誰かに誘われて、断れなかった。
気づけば毎日最低でも500mlのお酒を6本以上、ワインなら2本以上飲んでいた。

飲まないとやってられない。飲むのが当たり前になっていた。

ブランド物を買うわけでも、派手に遊ぶわけでもない。ただ飲み続けていた。

飲んでいた頃、翌朝のしんどさに気づいていなかった。

毎日飲んでいたから、それが普通だと思っていた。どれだけ飲んでも朝はちゃんと起きられた。
だからわからなかった。

飲まなくなって初めて気づいた。
朝の辛さが全然違うことに。

変わったきっかけは、子供だった。
朝早く起きなければいけない。
お酒を飲んだ状態で今の生活を続けたら、疲れが取れない。
朝イライラして、子供に当たってしまう。

それだけは嫌だった。

今は週2回、多くても4本くらいに減った。
ストレス発散はサウナに変わった。

お金の管理も、少しずつ変わった。
でも正直、妻とお金の話をするのが怖かった。

現状を見せるのが嫌だった。話し合いを避け続けていた。

それでも勇気を出して話し合った。
今の収支を確認して、ここにはこれくらいしか使えない、子供にはこれくらいかかる、一つ一つ整理した。

話せてよかった。
これからも話し続けようと思っている。

自分が何にお金を使っているかが、初めて見えた。
飲みに行かなくなった。
遊びに行かなくなった。
シンプルにそれだけで、お金が残るようになった。
 
昔は今より稼いでいた。
でも、いつも心に余裕がなかった。
今は収入が増えたわけじゃない。
でも少しだけ、心に余裕がある。

お金の量より、使い方だったんだと気づいた。

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