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保育の経験年数ではなく、経験値が重要

保育の現場では、「経験年数」がしばしば専門性や信頼性の指標として語られます。確かに、長く働いてきた人には、季節の行事の流れや保護者対応のコツなど、蓄積された知識があります。でも、経験年数だけでは見えない「経験値」こそが、保育の質を左右します。

経験値とは、ただ年を重ねることではなく、どれだけ子どもと向き合い、どれだけ自分の保育を振り返り、どれだけ他者と学び合ってきたかという“中身”のこと。たとえば、3年目でも深い対話を重ねてきた保育者は、10年目でもルーティンに流されている人より、子どもの心の動きに敏感かもしれません。

保育は「見えないもの」を感じ取る仕事(感情労働)。だからこそ、経験年数という“外側”だけでなく、経験値という“内側”に目を向けることが、チームの学びや育ちを豊かにしていき、子どもの最善の利益と言えるのでは。

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